子どもに食べさせるなら、ごちゃごちゃ余計な物が入っていないものがいいと、「小麦粉」と「砂糖」と「バター」と「卵」しか使わない、とにかくシンプルなクッキーを焼いた。
今回、思いのほかよく食べたので、こんなことなら、「上白糖」ではなく「きび砂糖」を使えばよかったと後悔した。我が家は子どもしか食べないものには、基本的に「きび砂糖」を使う。精製された糖は子どもの脳によくないと、生田 哲氏著の『子どもの頭脳を育てる食事』に記載されていたためだ。
●型抜きクッキーの作り方
☆用意するもの
・薄力粉 200g
・無塩バター 80g
・砂糖 80g
・卵 小さめの卵1個
・ボウル
・泡だて器
・ゴムべら(木べらの方がいいかも)
・ふるい
・クッキー型
・麺棒
・クッキングシート
・ラップ
☆作り方
①バターを室温に戻しておく。(今回は、電子レンジで溶かした)
ボウルにバターと砂糖を入れて、泡だて器で白っぽくなるまでよく混ぜる。
②溶き卵を少しずつ加えてよく混ぜる。
③ふるった薄力粉を加える。
粉っぽさがなくなるまで混ぜたらひとまとめにする。
④ラップをして冷蔵庫で30分~1時間ほど休ませる(生地が冷えてないと、型抜きが困難)。
⑤麺棒などで、厚さ1cmほどにのばして型抜きし、クッキングシートを敷いた天板に並べる。
⑥170℃に予熱したオーブンで15分~20分焼く。
●クッキーを焼いてみて
本当にシンプルなクッキーだ。癖がないため、ひとつ、もうひとつ・・・と、ついつい食べてしまう。
今回、子どもが見ているそばで作ったため、さんざん邪魔が入り、とても作業しづらかった。しかし、子どもには、目で見ることで「食べたい」という思いが強まったようで、本当によく食べた。
味は、かなり甘く感じた。好みの問題だが、子どもが食べるなら、必要以上に甘くすることもないと思うので、砂糖をもっと減らしてもよかった。次回は80gではなく、60gで作ってみようと思う。
クッキーの厚さは1㎝よりも5mmの方が、焼き上がりが均一になるように感じた(オーブンの問題かもしれないが)。
☆書籍紹介:生田 哲『子どもの頭脳を育てる食事』(2011)角川書店