先週の双子の病気と、初めての買い物

先週日曜、我が家の双子たちは熱を出した。病院の検査では、インフルエンザはマイナスだったが、双子兄、まひろは連日39℃を超える熱を出した。

病院では、「抗生物質」が処方される。近頃、こんな小さな子(年中児)に、この程度の症状で「抗生物質」が必要だろうか・・・と思うことが増えた。

人の腸内には「菌」がいる。かなり曖昧な記憶だが、数100種類、100兆個だっただろうか?いい菌も悪い菌もいるわけだが、どちらも壊滅的に死滅させる抗生物質の「安易な使用」には、個人的にはかなりの抵抗を感じる。

しかし、私は医者ではないし、素人判断はできない。結局、指示どおり飲ませることになる。が、子どももぼちぼち大きくなってきて、体力もついてきているので、今後は医師に必要の程度を確認すべきかもしれないと思ったりする。が、やはり、「素人」なので、言い出すには結構な勇気を必要としそうだ。

双子たちの体調不良に伴い、先週は園をまるまるお休みし、連日病院に通った。昨日辺りからようやく熱が下がり、やれやれといった状況なのだが、双子と一緒に私もすっかりダウンしてしまった。
気力ではどうにもならないほどの不調。やらなければとどれだけ思っても起き上がることができない。

しかし、子どもたちは、
「卵うどんが食べたい」
だの
「卵のお粥が食べたい」
だの
「○○店のおにぎりが食べたい」
だの・・・、それぞれが好き勝手なことを言ってくる。
何とか要望に応えて、用意してやっても、ごっそり残す。彼らの、「食べたい」と「食べられる」には、かなりの乖離があるようだ。グラグラしながら作るこっちの身にもなってほしい。

さて、熱が下がった昨日。夫もいるので、ついに昼食作りを放棄した。作っても食べるのか食べないのかわからないし、私もしんどいし、もうしらん!ということで、食べ放題のお店へ。

食べたいものを食べたいだけ、好きに食べてちょうだい。
と、結局、2日連続ランチへ。帰宅後は双子と夕食時まで寝る。

しかし、今日は夫も気分転換に出かけたがり、そうなるとそこそこ回復した双子たちもついて行きたがる。私はまだ本調子ではない子どもたちを連れ回すのには反対したが、結局子どもたちにせがまれて、ランチの後、夫は2人を連れて出て行ってしまった。
私は家で1人ひたすら寝る。

帰宅して、夫が言う。
「これは、まひろが初めて自分で買い物したレシートだから、記念にとっておいたら?」

なんですと?
なんですと?
なんですとー???

『初めてのおつかい』の5歳の女の子、みーちゃん。彼女は、1人でおつかいに行くわけだが、我が家の双子たちは、その「みーちゃん」に強い憧れを抱いている。そして、前々から「1人でおつかい」に行きたがっていた。
特に、兄、まひろが、
「お母さん、牛乳買ってきてほしいときは言ってね!」
などと言うのだ。

年末には、双子それぞれに財布を買わされ、初詣にはお賽銭を入れて持って行った。
そして、今日、兄、まひろが1人でレジに並び、お買い物をしたのだとか。

なんてことなの!
その瞬間を見られなかったなんて!
夫だけずるいではないか!

が、思う。
たくさんの「初めて」を、夫はたくさん見られずにここまできているのだ。
いつも私から聞くだけで、驚いたり喜んだり・・・。

たまには、許してあげるか。

 


ところで、スマホからの気負わない記事アップ。その日のことをその日のうちに。こういう使い方もいいものだなと最近思う。