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「モンスターペアレントの様な扱いを」保護者ら憤り…障がいある児童に支援学級教諭が暴言と暴行…児童らが「PTSD」に 姫路市を提訴(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

より。

 

特別支援学級で担任だった男性教諭が障がいのある児童2人に「生きる価値なし。死ぬしかない」などと暴言や暴行を繰り返していたにも関わらず、学校側が適切な対応をしていなかったとして児童とその保護者が慰謝料などを求め姫路市を提訴しました。提訴後の会見で保護者は「子どもは後遺症が残り日常生活に影響が出ている」などと話しました。

(提訴した保護者)
「悪質な虐待が行われ、子供達には後遺症が残りました。PTSDを発症し、日常生活でへ影響が顕著に出ています。完治するかわからない投薬治療をしていかなくてはなりません。当時適切に対処していれば、今回のような事態には至らなかったと思います。子どもが苦しむようなことがないよう安心安全な学校づくりをしてほしい」

(提訴した保護者)
「校長先生は以前から状況を知っていて、3年間も隠ぺいしていました。子どもの成長がおかしいなと思いつつも、まさか教師が子どもに暴力をふるっているとは思いませんでした。学校側は教師を守るばかり、こちらがモンスターペアレントのような扱いだった。子どもは学校に未だ行きたくないと私たちに言っていて、不信感しかない」

訴えを起こしたのは兵庫県姫路市立の小学校の特別支援学級に通っていた児童2人と児童の保護者です。

訴状によりますと、特別支援学級の担任だった男性教諭(当時39)は、2018年度~2021年度にかけて自閉症などがある男子児童2人に対し「お前はクソや」「生きる価値なし。死ぬしかない」などの暴言や頭を机に押さえつけるなどの暴行を繰り返し、児童2人はPTSD心的外傷後ストレス障害)を発症したということです。

兵庫県教育委員会は、少なくとも34回の暴行や暴言が確認されたとして、男性教諭を2021年9月に懲戒免職処分としています。

児童の保護者らは、校長が職員から報告を受けながら教諭を口頭注意するのみで3年以上事態を放置したうえ、市教委も校長から報告を受けた2022年6月以降、男性教諭が学校現場に戻る可能性を示唆するなどし、児童らが精神的苦痛を受けたとして、市に対し慰謝料など計2000万円を求め、18日午前、神戸地裁姫路支部に提訴しました。

 

「腕強くつかみ引きずり回す」暴行…「お前は生きる価値なし」と暴言も
訴状によりますと、原告らは教諭が児童らに2018年度から3年以上にわたり以下のような行為をしていたと訴えています。

【2018年度】
▼学習時に児童ら「わかりません」と言うと、激怒し鉛筆を持つ手を握り「お前にはどんな指導して通じひんな。ここまで言うても、まだわからんと言うか!」と耳元で怒鳴りつけ、児童が「痛い」と泣いても怒鳴り続ける

▼連絡袋を提出する際、少しでも角度がずれていると、児童ら全員を呼びつけて大声で怒鳴りながらやり直しさせる、さらにわざとプリントなどを落としてやり直しをさせる

▼児童の面前で支援員に対して「こんな奴らに教える意味あります?ほんまに、こっちまで頭おかしくなりますわ。そう思うでしょ?」と児童の人格を否定

▼児童が指導に従わなかった際に『児童の腕を強く噛んで引っ張り、引きずり回す』『足をかけて倒れこませる』『頭を机に押し付ける』『畳の部屋に投げ飛ばし、倒れこんだ状態の児童に馬乗りになり、両肩を掴んで後頭部を畳の上に何度もたたきつけ、蹴り、踏みつける』など

▼上記の行為に対して児童が「死んでやる」などと叫んだことに対して、「見といたるから飛び降りてみろ」「勝手に死んどけ」などと暴言を浴びせる

▼プールが苦手な児童に頭を水中に押さえつけて、無理やりプールに頭をつけさせたり、プールの中に放り込んだりした。さらに、この児童がシャワーを通り抜ける際に、泣き叫んで嫌がる体を押さえつけて、シャワーがきつく当たるところ留まらせた

▼鉛筆を正しく持つことが難しい児童に対して「お前には何度言っても無駄か!」「自閉のお前にどうやったら直させるんか!」などと人格を否定するような暴言を行い、腕や指を強く握ったうえ、腕を叩き、手首をつかんで机に叩きつける。また、足をドンドンと踏み鳴らし、威嚇するなどの行為など

▼高いところが苦手な児童に遊具を使って無理やり児童を押し上げて登らせた。怖がり泣き叫ぶ児童の様子を見てフォローしようとした支援員に対して「手を出さんといてください。余計なことをするから、いつまでも出来ん」と怒鳴りつけ、児童を上にまで押し上げた

【2019年度】
▼自分の言うとおりに行動しない児童に腹を立て、腕をつかんで引きずり、抱きかかえて畳の部屋に放り投げて、児童に馬乗りなる暴行を繰り返した

▼給食の付き添い時に同様の行為に及ぶとともに児童の面前で「お前とメシ食ったら、100倍不味くなる」「箸が使えへん。どういう教育受けてきたんや」などと暴言を繰り返すなど

【2020年度】
▼児童に障がいに関する暴言を行い、腕や指を強く掴み、手首を強く握り机に叩きつけるなどの暴行

▼授業内容に理解が難しかった児童に対して「イラつく」「イライラさせるな!」「暗記しろ!」と大声で怒鳴り、児童が間違えると「なにー!適当なこと言うな!」と威圧したなど

【2021年度】
▼「お前は生きる価値なし。死ぬしかない」「お前はどうしようもない」「早く転校しろ。早く出て行ってくれ」などと暴言を吐いた

▼「どんな育て方したらお前みたいな滅茶苦茶な奴に育つんや。お前の親はほんまに!」「学校に来るな」「ストレス溜まっているから、たまにお前のこと馬鹿にする発言するからな」と暴言を吐く

▼朝会の際に児童が運動場へ出てこないことに激怒した教諭が児童を給食室まで聞こえるくらいの大きな弧で泣き叫ぶまで罵倒した

▼同日に「暴言吐いたらあかん言われたけど言う。お前はクソや、このクソ、クソ、クソ、あークソ以下や。クソ以下やったら、どないするんや。死ぬしかないよな」などと暴言を吐く

▼上記発言に児童が泣き「もう学校辞める」と言うと駆け寄り「ありがとう。ほんまに絶対やめろよ。嘘つくなよ。やめてくれてほんまにありがとう。もう来るなよ。お前がおらんかったら、毎日、毎日、こんなこと起こらんのやからな」と人格を否定する暴言を繰り返すなど

姫路市「訴状の内容を精査し真摯に対応してまいりたい」
 12月18日、提訴を受けて姫路市は「小学校で発生した体罰・暴言事案において、被害にあわれた児童及び保護者の方々に対して誠に申し訳なく思っております。また、今回被害にあわれた方々から損害賠償請求訴訟を提起されたことにつきまして、重く受け止めております。本市としましては、訴状の内容を精査した上で、真摯に対応してまいりたいと考えております」とコメントしています。

 

 

こんなことが起こるなんて。

学校というところは・・・。

保護者の方の怒りは計り知れない。

 

 

どのようにして、証拠を集められたのだろうか?

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泣き寝入りしないための方法を知っておくことは重要だ。