我が家の双子弟、まそらは年長さん。自閉症スペクトラム障害だ。
障害を改善すべく、病院にて「栄養指導」を受けるようになった。
先日、3回目の「栄養指導」にて、
・葉物野菜が少ない
・カルシウムは魚から
・(できれば)肉は家庭で180gを
・油はオリーヴオイルを
と栄養士さんより言われる。
2回目の栄養指導でも、
・肉は1日200g
・卵は1日3個
・牛乳・乳製品(ホエイプロテイン含む)、小麦を避ける
と言われている。
なので、料理が苦手ながらも、私なりに頑張っている。
下手な料理で、人様に見ていただくようなものではないのだが、我が家の取り組みとしてご紹介。
●葉物野菜
栄養士さんより「少ない」とご指摘のあった葉物野菜。言われるだろうな〜と思ってはいた。
葉物野菜は、まず、洗うのが面倒くさい。そして、農薬が気になる。
が、言われたことをやらないなら、「栄養指導」を受ける意味がない。
とにもかくにも、頑張る。
☆小松菜を料理に
炊飯器に、
・小松菜1束
・クルクル巻いた豚肉(しゃぶしゃぶ用)320g
・プチッと鍋 1ポーション
・水 400mlくらい
を入れて、スイッチオン。
25分、炊飯。
弟まそらは食べたが、兄まひろに不評。
☆白菜を料理に
まず、白菜を適量、レンジで軽く加熱し、水気を軽く絞る。
続いて、豚肉(しゃぶしゃぶ用)を広げて、塩・胡椒し、白菜を巻く。
炊飯器に、
・白菜を巻いた豚肉
・しょうゆ 大さじ1くらい
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2くらい
・片栗粉 少々
・ごま油 適当
・水 300mlくらい
を入れて、スイッチオン。
25分、炊飯。
兄まひろは食べたが、弟まそらに不評。
☆いつもの煮物も
毎日食べる煮物。具材は、人参、大根、シメジ、昆布であることが多い。栄養指導を受けて、大根比率を減らし、白菜やチンゲンサイを入れるようになった。
☆プラント栽培の無農薬栽培レタス
この夏、まそらが急にキャベツやレタスなどを生で食べるようになった。
プラント栽培のレタスは柔らかくておいしい。私も好きだ。まそらも気に入って、よく食べる。
ドレッシングには、塩こしょうをごく少量とあまに油を和える。
ただ、無農薬を謳っているのは「栽培中」のみ。収穫後は不明だ。
●肉料理
まそらは、肉が苦手だ。いつまでも飲み込めず時間がかかる。
まそらにとって、おいしく、食べやすく、量をこなせるものを試行錯誤中。
☆鶏肉料理
「ちょっとどんぶ」りを、使用して鶏肉料理。
親子丼の卵少なめ、米なしバージョン。
弟まそらは食べたが、兄まひろに不評。
ささみを利用しての包み焼き。底に小松菜と白菜を少量。
かたいらしい。まそらは、食べ終わるのに2時間半はかかった。これは、ダメだ・・・。
もも肉で作ると好評だ。
☆豚肉料理
豚肉は、柔らかくするのにとにかく苦心する。
玉ねぎを使って柔らかくすることを試みる。
料理に手間がかかっても、柔らかくし、速く食べられるようにすることが、結局、時短になる。
・豚細切れ肉 340g(2人分)
・玉ねぎ みじん切り 1/2くらい
・酒 大さじ3くらい
・しょうゆ 大さじ3くらい
・みりん 大さじ3くらい
・はちみつ 大さじ1くらい
・粉末生姜 適当
・片栗粉 適当
をポリ袋に入れて、揉み込んで、冷蔵庫内で漬け込む。
フライパンで焼く(なんかもうドロドロ)。
頃合いを見て、予めスライスして、炒めておいた玉ねぎを投入。
炒め合わせて完成。
見た目は、どうにもこうにも、おいしくなさそう。
なのだが、、、
まひろは、おいしいと言って食べる。
肉も柔らかいらしい。
まそらも、おいしいと言う。
皿まで舐めていた。
ちょっと甘めなのがいいのかな〜。
ちなみに、粉末の生姜はこれ。
なかなか便利だ。
●魚料理
☆サバの味噌煮
サバに熱湯をかけてから、水で洗う。
炊飯器に、
・サバ 4切れ(1尾)
・生姜 10gくらいをスライス
・味噌 大さじ2くらい
・しょうゆ 大さじ1くらい
・黒砂糖 大さじ3くらい
・酒 70mlくらい
・水 2.5合の目盛りくらいまで
を入れて、スイッチオン。
25分後。味噌を追加で大さじ1くらい溶かし入れる。
色を見るに、かなり薄味そうだが、まそらにはおいしいらしい。ガス火での調理より柔らかく、飲み込みやすいようだ。
1/2尾をペロリと平らげる。
今までは、1/4尾を与えていたが、現在は、1/2尾に増量している。
残念なのは、骨を大変に気にするまひろが、魚嫌いであることだ。
サバもサンマも、基本的にはまそらしか食べない。
☆シラス活用
毎朝のおにぎりに、しらす干しを少量入れてにぎる。
ちなみに、炊飯時(5合)に、
「カルシウム」摂取のために、キューピーの「元気な骨」を1包、
「マグネシウム」摂取のために、「ぬちまーす」を小さじ1/3杯、
「食物繊維」摂取のために、「粉末寒天」を2g加えている。
そして、1割の量で「発芽玄米」を混ぜている。
●グルテンフリー
家では、かねてより、体調不良でもない限り、パンやうどんは出さずにきた。
しかし、うどんやパスタ好きのまそら。食べられないとなると、余計に食べたがるようになった。
☆フジッリ
発芽玄米で作られたフジッリを購入。
ミートソースもアレルギー対応の物を購入。
2人分で60gのフジッリを茹でる。
ミートソースは、双子には、1/2包で、充分なようだ。
☆米粉
チーズだめ。
うどんダメ。
パスタだめ。
・・・・・。
ダメダメばかりではかわいそう。何かスイーツでも作ろうと思っている。
まずは、シフォンケーキかなあ・・・。
でも、メレンゲかあ・・・。
面倒くさいなあ。。。
●食べられないけど
先日、チーズケーキを焼いた。
高タンパク(チーズ・卵)・高脂質(バター・生クリーム)で、最高にオーソモレキュラー的スイーツだと思っていたが、乳製品と小麦がアウトになって、まそらは食べられなくなってしまった。
残念だ。。。
食事の用意は本当に大変だ。
双子それぞれに好き嫌いがあるので、何かと制約を受ける。
しかも、アレルギーにも配慮。
毎日、毎日ひたすら料理のことを考えている。
若い頃からずっと食事を軽んじてきたツケが、今、回ってきた感じだ。
料理上手な人が心の底からうらやましい。。。