発達の専門病院でアセスメントと診察を受けた(2023年10月、小学3年生「学校の対応はおかしい」 )

我が家には、小学3年生の双子の

兄まひろ(反抗挑戦性障害+多動傾向)と

弟まそら(ADHD自閉症スペクトラム障害) がいる。

弟まそらは、今年度、昨年度同様に特別支援学級判定だったが、変わらず通常学級に在籍させている。 

 

さて、2023年10月、我が家の双子たちが、発達の専門病院にて、定例の診察を受けた。

前回の診察は、2023年8月だった。

この発達の専門病院での診察は、通常は私のみが受診することになっている。

だが、今回については、事情により、弟まそらも連れて行くことになった。

そして、急遽お願いした臨床心理士さんのアセスメントも行われた。

急な予約が取れるなんて、もう奇跡の領域である。

 

なぜ、予定にないアセスメントを依頼したのかと言うと・・・、

学校にて、まそらがトラブルを起こしたからである。

その詳細は下記にて。

 

臨床心理士さんによる、まそらについてのアセスメント

アセスメント開始前に、臨床心理士さんより、

「まそら君はどうしますか?」

と聞かれたが、

「本人がいると話しづらいので、本人抜きでお願いします」

と即答する。

 

さて、以下、私からのお話をまとめる。

学校での問題行動についてひたすらしゃべる。

「青字」臨床心理士さんの発言。

 

10月〇日、まそらが学校にて問題行動を起こした。

2人のお子さん(Aさん、Bさん)に対し、暴力行為があった。

お怪我はない。

むしゃくしゃしてやったとのこと。

相手のお子さんが、まそらに対し何かしたということではないとのこと。

(※後日、Aさんに対しては、理由があったことが判明。私を含め、大人が正確に状況を把握することができていなかったことになる。)

登校後から1時間目の授業開始までの間に生じており、大人の目撃者はいない。

児童からの聞き取りのみで、正確なことは不明。

 

まそらの暴力行為を受け、こちらは、問題発生当日に、両親そろって、本人も連れて、学校の先生方と一緒に先方宅(2家庭とも)へ謝罪に伺う。

どちらの保護者の方も怒り狂っておられ、

「子どもだからって許されない。謝ってすむ問題ではない。」

と、まそらもいる中、厳しいお言葉の数々をいただく。

 

先方には、

・人手のない登校後の時間帯を避け、1時間目開始ギリギリの時間に登校するようにすること

作業療法士による巡回指導を依頼すること

児童相談所に相談すること

を、謝罪以外に、こちらがとる具体的な対応として伝えた。

 

学校は、

私たち保護者と本人と一緒に、教頭、教務、まそらの隣のクラスの担任が保護者宅(2家庭)に謝罪へ。

・暴力行為に使われた教具を学年全員の児童から回収し、必要なときのみ配ることにする

・支援員を1名増員する

という対応を先方に説明。

 

後に、まそらの担任の先生より、

「保護者が学校に来てもらって、まそら君に付き添ってもらうことは可能か?」

と聞かれたため、了承。

 

問題行動発生後、1日目。

被害児童のAさんが登校できないと知り、

「まそらを休ませますので、どうぞ安心して登校してください。」

と学校に伝える。

だが、結局Aさんは登校できず、その日の放課後、Aさん宅で、担任の先生がその日の授業をされたとのこと。

同じ件にて欠席しているまそらにはそのような措置はない。「不登校」としてのマニュアル対応なのか、単に加害児童だから放置なのかは不明。

私のみで、Aさん、Bさん宅へ再度謝罪へ。

学校は、学校として、再度、対応等の説明に行かれたとのこと。

 

問題行動発生後、2日目。

まそらが発熱し、欠席。

兄まひろも夕方に発熱し、夕方、宿題を持って来てくださったまそらの担任の先生に確認。

「明日、まひろが熱で欠席となり、看病のため、私がまそらに学校で付き添えない場合は、まそらは熱が下がったとしても登校できないということですね?」

担任の先生は、はっきりと、「そうですね。」とおっしゃった。

 

問題行動発生後、3日目。

まひろの熱が下がらず、学校に欠席の連絡を入れる。

一方、まそらは平熱。

電話にお出になった教務の先生に再度確認をする。

私「私が付き添えないならまそらは欠席しないといけないと昨日担任の先生より言われたが、それで間違いないですね?」

教務「人手がない授業開始までの時間を避けてお母さんが連れてきて下さればずっといてもらう必要はないと認識していたが・・・、確認して折り返す。」

 

だが、電話はなく、午後になって再度電話をする。

教務「朝の電話で、欠席ということで話は一致したと思ったが・・・?事があっての初日の登校から保護者が付き添わないのは先方の印象もあるので、担任は休むように言ったのだと思う。先方保護者には、まそら君に親が付き添うということで納得を得ているわけであるので・・・。」

「私には、教育を受けさせる義務がある。まそらには教育を受ける権利がある。本人が登校できる状態なのに、親の都合で登校できないということであるならば、学習の保証というのはどうなる?学校の指示で休んでいるとなると、欠席事由は何?出席停止?

教務「確認し、担任より連絡するようにする。」

答えられないのが不思議。

日本国憲法に記載されている事項であり、教員ならだれでも知っているはずデスケド?と思う。

 

夕方、宿題を持って、自宅まで担任の先生が来てくださる。

担任「説明が足りてなかった。来てはいけないということはない。保護者がどうしても付き添えないという場合は、体制を整えて受け入れる。」

とのこと。

学校というところはよく「説明が不足していた」とおっしゃるんですよ。

 

権利や義務を口にした途端、親が付き添わなくても学校に来てもよいことになった。

欠席を学校指示によるものにしたくないのだと思う。

保身としか思えない。

結局、まそらは、まひろの発熱のせいで3日間欠席した。

先方保護者の印象を指摘されて、付き添いをせずに本人を登校させられる親なんていると思いますか?

欠席している間、学校からは、教育を受ける権利を重視し、保健室や図書室などで、被害児童に会わないように自習させますので登校させてください、といった登校を促すような提案は一切なかった。

休むと連絡すると「わかりました」と言われるだけ。

教育を受ける権利というのは随分軽いもののようだ。

 

1年生の時、支援学級にて、5年生の男子児童から暴力を継続的に受け続けていたが、その時と今回との対応の違いは何?と思う。

暴力を受けているときは、こちらが、1年間、毎朝、支援学級まで行って、まそらを暴力からかばった。

今回、まそらが暴力をふるったら、こちらが学校に行って付き添って、親がいないと登校できないような対応がとられる。

暴力をふるっても、ふるわれても、対応しているのはこちら。

当時、暴力をまそらに振るっていた5年生男子児童の親からは謝罪の電話の1本もなく、その辺で会っても無視。

5年生男子児童本人も毎日普通に登校。

こちらは、今回、本人を連れて先方宅へ謝罪へ。

登校時間も授業開始直前にずらす対応をとった。

私が毎朝、暴力からまそらをかばっているとき、相手の保護者は何を?

毎朝、親が支援学級まで行って、我が子を暴力からからかばうというのは普通なんですかね?

5年生の暴力を知って、先生が登校時に支援学級にいて下さったのは3日だけ。

後は、遅れて来られて、そのうち来られなくなって・・・。

まそらに、この対応の違いをどう説明すればいい?

私自身も納得できない。

朝、人が手薄だといつも言われるが、1年生のときも、今回も、その時間帯に暴力問題が生じており、発生が防がれない。

暴力をふるうことも、ふるわれることも防がれないのでは、安心して学校に行かせられない。

 

学校に過失はないのか?と思う。

問題行動発生直後、あまりの対応の違いに、頭にきていたときは、今からでも被害届を出そうかな、と思ったくらい。

時効はまだ成立していないし、受理されなくてもいいじゃないですか、別に出すだけ出したって。

5年生男子児童については、障害ゆえにそうなっていると一定の理解ができる。

だから、当時、決して心中穏やかではなかったが、大きな心でこらえた。

だが、学校に対してはそうは思わない。

完全に、安全配慮義務違反だと思う。

被害届がダメでも、方法は他にもある。

(※他の方法については、臨床心理士さんには説明したが、ここでは書かない)

 

まそらが暴力をふるうようになったのは、1年生のときに暴力をふるわれるようになってから。

「死ね!」「殺すぞ!」などとも言うようになった。

そうした暴力を振るわれた経験が、今回のトラブルの原因の一つになっているのでは?

もちろん、それが全てだとは言わない。

当時、まそらの心理的なケアはなされたのかと思う。

大人が、暴力から守れもせず、適切なサポートもせず、そして、今回の本人の落ち度を厳しく追及している。

納得できるものではない。

 

支援学級に在籍することで生じた「自己肯定感」の低下における対応についても説明してもらいたいと過去を蒸し返して思う。

まそらは、「支援学級だから、できなくていいんだ」と言うようになった。

兄まひろが「支援学級のくせに!アホが!」とバカにするようになった。

同級生の子が「支援学級は迷惑な人、ちゃんとやれない人がいくところなんだって。」と本人の前で発言。

担任の先生にも、特別支援教育の責任者の先生にも伝えたが・・・・何か対応をしていただけたというような話は聞かない。

 

「ちゃんと指導します」、「注意して見るようにします」などと、口先だけのことをおっしゃり、具体的なものは何もない。

保護者の付き添いは1週間を考えているとのことだった。

だが、私の方から、週に1時間でも継続したいと依頼している。

作業療法士さんによる巡回指導も児童相談所さんとのやりとりも、ずっと継続したい。

2度と生じないようにしないといけないし、

対応を継続していくことが先方保護者のへの誠意にもなると思う。

もし、2度目があったとしても、対応が継続されていたという事実は残る。

 

ここまで、自分の中で、状況の整理はできているが、ではそれで次にどうしていくのかということが浮かばない。

ひとつ、スクールカウンセラーさんに、普段の学校での様子を確認しながら、1年生にさかのぼってのケアを依頼したい。

ふたつ、登校後から授業開始までの時間、廊下に職員を配置してもらうよう依頼したい。

それくらい。

 

スクールカウンセラーさんによるカウンセリングはこちらも提案したい対応。」

 

 

ところで、

学校で付き添っていてのまそらの様子だが、

ずっと漫画を読んでいるだけ。

クラスメイトと多少のコミュニケーションはある。

出席確認の呼名も、授業開始の起立礼も、しないならそのまま放置。

兄まひろも授業中に教室から出て行くが、

「体育館で1年生4人と遊んでいます。」

と言われて、特に対応はなく放置。

学校にいる価値がない。

時間の無駄。

教育を受けさせる義務は学校に行ってさえいれば果たしていることになる?

教育を受けているとはとても思えない。

 

もっとのびのびとまそらを伸ばせる場所はないものかと思う。

 

以上にて、アセスメントは時間切れで終了。

話すだけ話して、終わってしまった。

 

 

続いて、医師による診察。

医師が、臨床心理士さんからの報告を手短に聞いてからの診察開始となった。

以下、「青字」は医師の発言。

●診察

「まひろ君の様子は?」

普通。落ち着いている。

昨年も、今年も、5月にはじけて、秋頃から落ち着いてくる。

 

「学年が変わる時期はそうしたことが起こりやすい。」

暴力をふるうことはない。

暴言はなくなった。

家でまそらがユーレイを見たと言っているのを聞いて怖くなった。

私が、そういうモノは雰囲気の悪いところに寄ってくる。

あなたの「死ね!」などの暴言が、呼び寄せている。

と話したら、ピタリと暴言がなくなった。

 

まそらが見ているのは幻覚?

嘘を言っている様子ではなかった。

脳の異常?

 

「幽霊のようにいるかいないかわからないけどこわい、というものを使うのはあり。

ただ、やり過ぎるとトラウマになるので注意。

まそら君のような人は、ものの見え方が普通の人とは異なる。

幽霊がいるとかいないとかいうことではなくて、まそら君には本当に見えているのだろう。

たまに見る(今回を含め2回のみ)程度なら、心配する必要はない。

見え方と、思い込みが混ざって幽霊に見えたのだろう。

まひろ君は、まあやっていけるだろう。」

 

まそらの登校に付き添っているが、先日ちらっとまひろの様子を見たときには周りに人が集まっていた。

授業中に体育館で1年生4人と遊んでいる。

 

「まひろ君にはコミュニケーション力がある。

睡眠の質と情動の安定は関りがある。

アレルギー(ダニ・ハウスダスト)で鼻がつまって、口呼吸となり、よく眠れないのであれば、舌下免疫療法を試してみるとよい。

14年効果が継続するようだ。」

 

体重と身長の伸びが悪い。

 

甲状腺に問題があることも。」

 

耳鼻科ではないが、小児科で診てもらったときは、甲状腺に異常はないとのこと。

 

「まそら君について。

学校の今回の対応はおかしい。

1年生の時の暴力対応と、今回の対応の違いは、確かに納得できるものではない。

だが、対応が児童によって違うというのはよくある話。

学校も大変。

担任の先生を責めても仕方がない。

上の判断に従わざるを得ない。」

 

先生個人に対し何か言ったことはない。

いつも「こういうことがありました」と伝えるだけ。

 

「暴力がダメだというのはよく言って聞かせること。

反省はしている?」

 

反省はしている。

だが、スイッチが入ると自分ではどうにもできないと言って泣いていた。

 

作業療法士さんの巡回指導はお金がかかるとのこと。

特別支援学校の先生が小学校に見に来て対応してくれる制度(巡回教育相談)がある。

小学校に依頼してみて。

まそら君には、リスパダールを勧める。

副作用はある。

コンサータは今回のような行為を却って助長する可能性がある。

リスパダールで落ち着きが出てからコンサータを使用するのがよい。

授業については、支援学校の方が向いている点もある。

だが、まそら君の検査結果では入れない。」

 

まひろについては、外国人とのキャンプ参加を検討している。

宿泊を伴っての体験で、ネイティブと交流できる。

 

「よい経験になる。お勧め。

居場所作りとして、療育施設の利用もある。」

(※2つの療育施設のパンフレットを下さる。)

 

以上で、診察は終わりだ。

 

 

●診察を終えて

私は、いつも自分の常識感覚がおかしいのではないかと自問するのだが、今回の暴力行為における学校の対応についての私の考えは、おかしいものではないようだ。

臨床心理士さんからは、スクールカウンセラーさんによるカウンセリングを。

医師からは、特別支援学校による巡回教育相談の実施と、療育施設の利用を勧められた。

 

学校に依頼してみたが・・・・

特別支援教育の責任者先生より、

「病院はどういう意図でそれが必要だと言っているのですか?」

と聞かれてしまった。

 

学校として、必要性を感じマセンカ???

この状態で、まそらの指導及びケアがちゃんとできているとお考えなのデスカ???

へえ~・・・・・・と思う。

で、実施の可否については、10日経っても、こちらが聞くまで、知らされないという・・・。

もう「親」ありきではなく、「病院の医師」しか見えていないのデスネ。

 

ちなみに、作業療法士さんによる巡回指導。

既に行われているが、その後、指導に変化は何一つ見られない。

お金の無駄使いだったかな〜。

 

今回、先方の保護者が大きな声を出し、支援員さんがすぐに増員された。

私も、当時、ものわかりのいい保護者なんてやめて、大声で騒げばよかったのだ。

そうすれば、きっと学校はすぐにまともな対応をし、まそらは長期にわたって暴力をふるわれずにすんだ・・・、に違いない。

私が控えめだったから、舐められ、軽く見られて、対応もいい加減なものに終始することになったのだ。

 

だが、過去は変えられない。

大事なのは、過ちを繰り返さないことだ。

次に、もしまそらやまひろが暴力を振るわれたり、いじめにあうようなことがあった場合は、徹底的にやる。

これは努力するとかではない。

必ず確実に遂行する。

何をって?

法的措置である。

まっすぐ警察に行く。

 

そして、これからどうやって我が子2人によりよい環境を提供していくか。

ひとつ、常に学校を外部の目にさらす。

学校が2人を放置することなく、きちんと対応せざるを得なくなるような状況を私は今作ろうとしている。

そして、もし、誠実さを欠いた対応がなされた場合は、ためらわない。

法的措置をとる。

安心しきっている当時の5年生暴力君も学校に対しても、こちらが勝とうが勝たまいが関係ない。

徹底的にやってやる。

物的証拠があるのかって???

なくたってそれが何?

少なくとも、当時の担任の先生は暴力君による暴力を認めた文書を残している。

被害届を出されたり、告訴されたりするだけでも充分困るでしょ?

たとえ負けなかったとしても。

負けてもこちらは別に何も失わない。

いくばくかのお金くらい。

だけど、学校は?

お金を失わなければそれでいい?

お仕事がちょっとばかし増える程度デスカネ?

 

rumraisinn.hatenablog.com

 

●いじめ防止対策推進法

 (定義)
 第二条 この法律において「いじめ」とは児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。

 

 (学校及び学校の教職員の責務)
 第八条 学校及び学校の教職員は、基本理念にのっとり、当該学校に在籍する児童等の保護者、地域住民、児童相談所その他の関係者との連携を図りつつ、学校全体でいじめの防止及び早期発見に取り組むとともに、当該学校に在籍する児童等がいじめを受けていると思われるときは、適切かつ迅速にこれに対処する責務を有する。

 

 (いじめに対する措置)
 第二十三条 学校の教職員、地方公共団体の職員その他の児童等からの相談に応じる者及び児童等の保護者は、児童等からいじめに係る相談を受けた場合において、いじめの事実があると思われるときは、いじめを受けたと思われる児童等が在籍する学校への通報その他の適切な措置をとるものとする。
2 学校は、前項の規定による通報を受けたときその他当該学校に在籍する児童等がいじめを受けていると思われるときは、速やかに、当該児童等に係るいじめの事実の有無の確認を行うための措置を講ずるとともに、その結果を当該学校の設置者に報告するものとする。
3 学校は、前項の規定による事実の確認によりいじめがあったことが確認された場合には、いじめをやめさせ、及びその再発を防止するため、当該学校の複数の教職員によって、心理、福祉等に関する専門的な知識を有する者の協力を得つつ、いじめを受けた児童等又はその保護者に対する支援及びいじめを行った児童等に対する指導又はその保護者に対する助言を継続的に行うものとする。
4 学校は、前項の場合において必要があると認めるときは、いじめを行った児童等についていじめを受けた児童等が使用する教室以外の場所において学習を行わせる等いじめを受けた児童等その他の児童等が安心して教育を受けられるようにするために必要な措置を講ずるものとする。
5 学校は、当該学校の教職員が第三項の規定による支援又は指導若しくは助言を行うに当たっては、いじめを受けた児童等の保護者といじめを行った児童等の保護者との間で争いが起きることのないよう、いじめの事案に係る情報をこれらの保護者と共有するための措置その他の必要な措置を講ずるものとする。
6 学校は、いじめが犯罪行為として取り扱われるべきものであると認めるときは所轄警察署と連携してこれに対処するものとし、当該学校に在籍する児童等の生命、身体又は財産に重大な被害が生じるおそれがあるときは直ちに所轄警察署に通報し、適切に、援助を求めなければならない。

www.mext.go.jp

 

まそらへの暴力行為を防がなかったのは、完全に安全配慮義務違反に該当している。

 

 

●いじめにおける、学校の安全配慮義務違反について

  • 学校に対する請求

    学校に対しては,不法行為に基づく損害賠償請求と学校が負うべき安全配慮義務に違反したとして債務不履行に基づく損害賠償請求が考えられます。いずれの構成であっても,学校側が負うべき注意義務の内容及びその懈怠が争点となることに変わりがありませんが,安全配慮義務違反による請求は消滅時効の期間が10年ですから(不法行為による請求は3年),消滅時効の点からは有利と言えます。

    なお,不法行為に基づく損害賠償請求については,国公立学校については国家賠償法に基づく請求となり,私立学校の場合には民法に基づく請求となります。

    ここでの請求も,いじめ加害者の親権者に対する請求と同様に,学校側の過失(安全配慮義務違反)及び加害行為による損害との因果関係を立証する必要があります。

    これらの立証のためには,[1]被害者の学校内での態度に不審な点があったこと,[2]いじめ加害者の学校内での態度,[3]いじめ加害者の非行歴,[4]被害者が過去にいじめの被害者になっていたこと(また,その際に学校に対して,改善の申入れをしたこと),[5]被害者から学校に対する申入れの有無などの事実を主張し,学校がいじめの事実を把握していたまたは把握すべきであったのに怠ったことを立証する必要があります。

    担当教師がいじめの事実を把握していない場合であっても,通常の担当教師であれば,いじめの事実を認識し得たという場合であれば,その事自体を義務違反と主張することが可能でしょう。

  • 担当教師に対する請求

    担当教師に対しては,不法行為に基づく損害賠償請求をすることになります。ただし,国公立学校においては,教師は公務員であり,最高裁判決(最高裁昭和30年4月19日判決)により,学校に対して,国家賠償法に基づく請求を行っている場合には,公務員個人は被害者に対して損害賠償責任を負わないことになっていますので,注意が必要です。

  • 裁判のための証拠収集

    いじめ被害についての訴訟は,そもそもいじめの存在自体から争われることもありますし,またいじめ自体,秘密裏に行われる行為であり,親権者や学校の責任を追求するためには細かい事実を積み重ねるほかありません。

    ですから,できるかぎり,[1]いじめの事実については,日時,場所,誰にされたかを特定したメモを作成する,[2]レコーダーでいじめの実態を記録する,[3]いじめ加害者からのメールは保存しておく,[4]ネットいじめにおいては,サイトのページを保存する,[5]学校やいじめ加害者への申入れ・話合いについては,書面で申入れを行ったり,レコーダーで記録したりするなど事実を記録化することを心がけるべきでしょう。

    いじめの事実を記録化することは被害者にとっては大きなストレスになりますし,レコーダーなどが加害者に見つかり,より大きな被害が生じるおそれもありますので,被害者の心身のケアを十分に図りながら,慎重に対応する必要があります。

 

 

 

●まそらの現在の取り組みなど

〈勉強〉

・4年生の漢字ドリル(「教科書ぴったりトレーニング 小学4年 漢字(光村図書)」):1回目開始(12月~)

・4年生の算数問題集(「陰山ドリル初級算数小学4年生(清風堂書店)」):1回目開始(12月~)

・「能力育成問題集3 点描写③(ピグマリオン)」:後半を何度も繰り返し取り組む

「うちの子のための視覚記憶ワークⅣ- by rumraisinn」(BOOTHにて販売中、ダウンロード形式、1冊130円、匿名購入可能、無料サンプルあり):小2の3学期~、繰り返し取り組む

 

〈運動〉

・走る:ほとんどできていない

・ボール運動:全くできていない

・ヨガ:秋から全く通えていない

作業療法:月に1回、継続中

・療育施設(運動に特化):週3回、学校を早退して通所開始(12月~)

 

〈習い事など〉

・ピアノ:年中児~、継続中

・合唱:1年生~、継続中

 

〈絵本の読み聞かせ〉

2年生の終わり頃より、絵の少ない本へと徐々に移行。

現在、絵本は卒業。

自分で読むことが中心となり、読み聞かせを行うことは徐々になくなっていった。

現在は全く行っていない。

 

〈お手伝い〉

洗濯物(自分の衣類のみ)をたたむ。

3年生の夏休みから継続実施。

 

〈はまっているもの〉

・ラジオ

周波数により異なる番組が流れることが興味深い模様。

この夏、ダイヤル式の携帯ラジオを買うハメに。

クリスマスのプレゼントもラジオを用意。

 

 

 

●最近気になった動画

www.youtube.com

 

以前、自給自足生活をする人が集まって、集落を形成するのでは?といった記事を書いた。

rumraisinn.hatenablog.com

 

で、本当にそういう人がいた。

来年11月、谷口村というものが作られるようだ。

今、ものすごく、ものすごく、ものすご〜く、気になっている。。。

私がいなくなった後も、まそらを託せるだろうか・・・・?

 

 

 

視覚的記憶教材(rumraisinn作)と連絡ノートrumraisinn作、2年生用)を下記サイトにて販売中

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1部、100円もしくは130円で、教材は無料サンプルも用意。

メルカリ同様、匿名での購入が可能。