我が家には、小学2年生の双子の
兄まひろ(反抗挑戦性障害+多動傾向)と
弟まそら(ADHD+自閉症スペクトラム障害) がいる。
この4月、弟まそらは、特別支援学級判定だったものの、特別支援学級から通常学級に移った。
さて、今回はサプリメントの話。
我が家の双子は年長児の頃よりサプリメントを使用してきた。
理由は発達障害改善のためだ。
そして、子どもに飲ませるものは、当然自分も実験台となり、その効果を検証してきた。
まずは、サプリメントの子どもへの効果の有無について簡単に記載する。
詳細については、栄養療法のカテゴリー記事にてまた改めて。
これまでにも何度か記事に挙げているが、我が家の双子はそれまでに摂取していた全てのサプリメントをやめている。
ただ、諸事情により、兄まひろに「フラッシュフリーナイアシン」と「ビタミンC」の再開を試みているという例外はある。まひろについては、この2つのサプリメント摂取が、このまま習慣化し定着してくれることを期待している。
それから、新たに摂取し始めたものもある。これについてはまた改めて記事にしたいところだ。
サプリメントをやめた理由であるが、、、
兄まひろについては、本人が拒否、
弟まそらについては、嘔吐、食欲不振などの原因不明の体調不良の継続と、肝機能数値が悪化した
ためである。
サプリメントをやめたのは、2022年12月初旬。
3月現在、既に4ヶ月近くが経過している。
そして・・・
やめた結果は。。。
サプリメント休止との因果関係は不明だが、
①体調の回復:食欲が戻り、嘔吐もなくなり、活発さが戻った。
②肝機能数値の改善:血液検査の数値は大幅に改善した(詳細はまた別の記事にて)。
そうして、、、きっと多くの方が想定されたであろう
③「発達障害の悪化」はというと・・・
変化なし。
繰り返す。
変化なし、である。
体調回復に伴い、元気になったことによる多少の多動傾向の増加はあるが、
「元気になってよかったね、子どもはやっぱりこうでなくては」とにっこりできる程度のものである。
その他、
コミュニケーション面が悪化したか?→していない。
癇癪が増えたか?→増えていない。
不注意がひどくなった?→なっていない。
認知力が低下したか?→していない。
記憶力が低下したか?→していない。
集中力が低下したか?→していない。
睡眠の質が悪化したか?→これは少しあるかも?
サプリメントをやめたからと言って、今のところ大きな悪化を感じる事項は、ほぼほぼ存在しない。
つまり、少なくとも我が子の場合、サプリメントは飲んでも飲まなくても、発達障害的には、たいして変わりはないということになる。
それどころか、むしろ、好調である。
先日、作業療法士さんより、弟まそらが、
「急激に伸びてきた!!!すごい!!!」
と驚きをもって言われたほどだ。
そもそも、栄養療法を始めたからと言って、何か劇的な改善が見られたわけでは元よりなかった。
弟まそらについては、じわじわと改善は見られていたが、それは単に時間が経過したことによる成長に起因するものであるかもしれず、改善と成長を明確に区別することは困難である。
そして、兄まひろについては・・・、
1年生3学期から加速度的に素行上の問題が顕著になっている。
2年生になり、本人がサプリメントを飲まなくなったが、それでも、結局、秋頃から徐々に行動は落ち着いてきている。
飲んでいても、「多動傾向」に、「反抗挑戦性障害」が加わり、障害度がグレードアップし、
飲まなくなっても、結局、情緒は安定してきている。
このことをどう考えればよいだろうか。
もちろん、発達障害であろうがなかろうが、育ち盛りの子どもにとって栄養は重要である。
なので、栄養面については、これからも力を入れて取り組んでいくことに変わりはない。
だが、「サプリメント」の効果と安全性を絶対視することは、もうない。
藤川徳美先生は、ブログにて、いつも華々しい改善例を紹介されているが、
おそらく、相当数、うちの子たちのようにうまくいかなかった事例も存在しているのではないかと思われる。
そうして、もしうまくいかなかった事例を意図的にブログや著書から外しておられるのだとしたら、私個人としては、いささか誠実さに欠けるのではないかと思ってしまう。
「発達障害の改善が明確には見られない(次年度も特別支援学級判定)」
「肝機能数値の異常等、健康面に問題が発生」
この2点により、藤川理論に対する信頼が揺らいだとしても致し方ないと思うのだがどうだろう。
藤川先生は、
「サプリメントは安全です」
と言い切っておられる。
だが、双子の肝機能数値の異常は何か?
サプリメントをやめると数値は改善している。
「しんどい」と四六時中言っていたのが、サプリメントをやめてから、それまでのように歌って踊るようになった。
これは、たまたまで、やめていなくても数値及び体調は改善していた?
ちょっとそうは思いにくい。
ついでに、私の肝機能数値の異常は何が原因なのか?
私は、サプリメントを摂取するようになる前は、血液検査で明確な異常値というものはひとつもなかった。
それが、サプリメントを摂取するようになり、肝機能数値を中心に数値が悪化。
そして、サプリメント摂取量をそれまでの半分程度にまで減らしたら、肝機能数値は正常値になった。
ここで、ひとつの主張がなされるかもしれない。
「ナイアシンの摂取で、肝機能数値は上昇するが、健康上問題はない」
というものだ。
私も、この言葉を信じて、サプリメントを継続してきた。
だが、ある筋から情報を得る。
「ナイアシンで肝機能数値が上がると言っても50程度。摂取量から考えても、まそら君のALT215は高すぎる。原因のある上昇で、何かを解毒している。おそらく使っているサプリメントのどれかだろう。」
誰の言うことを信じるのかというのは、これはこれで、いつも大変に難しい問題ではあるのだが・・・、
サプリメントは安全か?
そして、発達障害改善に有効か?
この2点は、自分自身でよくよく検証すべき事項だと思う。
ここで、参考までに私の血液検査結果を紹介する。
なお、私は子どもの登下校に付き添うので、平日は6,000~8,000歩ほど歩く。
食事は、1年前も今も、たいして変わらずおろそかである。
アルコールは摂取をやめて(身体が受け付けなくなったため)2年ほどが経過(2023年3月現在)。ただし、この2月より3回ほど飲酒(してしまった)。
昨年度も、今年度も、とにかく体調が悪かった。
プロテインがさほど飲めておらず、食事や睡眠もおろそかになっているからだと思っていたが、足は象のようにむくみ、起き上がれないほどの倦怠感に悩まされていた。
そのため、何度も病院にビタミン注射を打ってもらいに行っていた。
★2022年2月14日(ナイアシン及びナイアシンアミドを5日間やめた状態で検査)
ナイアシンを5日間やめても、肝機能数値は異常値のまま。
★2023年2月21日(サプリメントの量を半分程度に減らした状態での検査)
肝機能数値の変化(2022年→2023年)
AST 81↑→24(基準値9~38)
ALT 52↑→23(基準値5~39)
LD 267↑→197(基準値124~222)
γ-GT 51↑→27(基準値48以下)
サプリメントは安全か?
本当にナイアシンによる上昇か?
残念ながら、?マークがついてしまう。
サプリメント摂取を半分程度に減らした結果、肝機能数値は基準値内へと改善している。
ついでに言うなら、視力まで回復した(両眼で見て0.9→左右それぞれ1.2)。
ただし、これは、にがり洗眼のせいかもしれなし、ゲルマニウムのせいかもしれない。
全てのサプリメントが危険だとは言わないが、それと同様に、全て安全だと断言することも決してできないと思う。
サプリメントの有効性についてはどうか?
摂取していても、私自身はひどい体調不良に悩まされ続け、
子どもたちの発達障害に対する効果についても明確なものは見られない。
したがって、我が家は、年長児の頃より実践してきた藤川理論から、ようやく路線変更を試みている。
①サプリメントにより一般的な栄養(ビタミン・鉄など)を取り入れることよりも、有害なものを摂取しないことに注力
例:フライパンなどをステンレスに。浄水器を浄水力が高いものに変更。無農薬栽培の米に変更。電子レンジの使用をやめる、ワクチンを打たない・・・・・etc。
②今までとは異なる角度からの栄養摂取。抗炎症・抗酸化に重点を置く。
例:アサイゲルマニウム、チャーガなど(他にもあるが、今後、ひとつずつ段階的に追加予定)
イーテック社の浄水器ウルオはお勧め。
効果も安全性も疑いながら長らく使っていたクリンスイ。
説明書の記載通り、本当にメダカが死ぬし、味も変。
ウルオをもっと早くに知っていればよかったと思う。
ゲルマニウムについては、下記の記事が参考になるだろうか。
★視覚的記憶教材(rumraisinn作)と連絡ノート(rumraisinn作、2年生用)を下記サイトにて販売中
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