双子、コレステロール高値にて、総合病院で診察・血液検査を受ける(2021年11月)

我が家には、小学2年生の双子の

兄まひろ(反抗挑戦性障害+多動傾向)と

弟まそら(ADHD自閉症スペクトラム障害) がいる。

この4月、弟まそらは、特別支援学級判定だったものの、特別支援学級から通常学級に移った。 

 

さて、このところ「発達の専門病院受診」の記事をアップしてきたが、今回より、「高コレステロール血症・肝機能障害」の経過及び、「栄養療法」に関する記事をアップしていこうと思う。

発達の専門病院受診状況と同様に、随分記事にできていない。

 

 

 

2021年11月、双子(当時、小学1年生)が高コレステロール血症のため総合病院を受診した。

朝食を摂らずに病院に行き、空腹時で採血を受ける。

学校は遅刻することになる。

診察は、学校から帰宅してからの夕方に受ける。

この大病院には、自前の検査部門があるので、検査結果自体は1時間ほどで出る。

 

 

●兄まひろの血液検査結果

兄まひろの異常値を中心に記載。

 

クレアチニン 0.35L

カリウム 4.9H

コレステロール 273H

LDLコレステロール 162H

AST 51H

LD(LDH) 260H

血清アミラーゼ 151H

血小板数 470H

リンパ球 53.5H

好中球 35.8L

単球 2.9L

 

フェリチン(目標150) 269.7

BUN(目標20) 13.1

 

 

LDLコレステロール値は前回よりも下がったが、総コレステロール値は上昇。

フェリチンは鉄サプリをやめたので下がってはいるが、まだ高めを維持。

BUN値は前回よりも低下。目標には及ばない。

 

 

●弟まそらの血液検査

弟まそらについても異常値を中心に記載。

 

クレアチニン 0.37L

カルシウム 10.6H

コレステロール 348H

LDLコレステロール 207H

アルブミン 5.6H

AST 66H

LD(LDH) 353H

LAP 109H

血清アミラーゼ 152H

CK(CPK) 490H

ALP(IFCC) 393H

ヘモグロビン 16.5H

リンパ球 53.8H

好中球 35.3L

単球 3.1L

好塩基球 1.4H

 

フェリチン(目標150) 196.7

BUN(目標20) 10.9

 

 

フェリチンは196.7と前回(106.8)より上昇。

目標の150を達成した。

BUN値については、逆に前回(13.6)より低下。

2021年9月、栄養療法の病院に相談の上、肉の摂取量を減らしたのであるが、てきめんに下がってしまった。

食べるのに時間がかかるとはいえ、やはり肉の摂取量は減らせないと思う。

 

 

●診察内容

医師からのお話を以下にまとめる。

 

2人とも、コレステロール値が前回より高くなっている。

190程度ならよいが、それ以上が続くなら投薬。

家族性であり、食事だけが原因ではないが、前回検査時の夏頃の食事内容に戻して。

前回診察からの食事内容は(当院での)栄養指導の通りか?

私「はい。指摘された通り、肉の摂取量を減らした。」

 

脂の摂取量が増えていないか?

豚肉は脂を落として与えている?

「はい。脂身は落として与えている。」

 

豚肉を多く摂ったときにコレステロール値が高くなる傾向が見られる。

豚肉の摂取を控えてほしい。

しかし、だからと言って、鶏胸肉ばかりになるのも問題。

 

使っているサプリに脂のサプリはある?

私「(ソフトカプセルの成分まで考えると)レシチンDHAビタミンD、ビタミンE 辺りか。」

 

添加されている成分に脂は?

私「そこまではわからない。」

 

魚を週に2~3回食べるなら、DHAはいらないかも。

オメガ3ばかりをマウスに与え続けると、健康を害するというデータもある。

コレステロール高値については、栄養指導の病院ではどのような見解か?

私「家族性で食事では改善しにくいとのこと。バターやラードは不可。オリーヴオイルを使うように指導あり。」

 

祖父母含め、家族に冠動脈疾患の人は?

私「聞いたことがない。いないと思う。」

 

ASTが高い。軽度肝機能障害のレベル。

運動により肝機能数値に影響が出ることがある。

昨日の夜から検査前までに激しい運動は?

私「ない。」

 

トリプトファンなどタンパク質(アミノ酸)も肝臓に負担になる。

栄養療法の病院で、なぜビタミンDが処方されている?

私「ビタミンD値が低い。ビタミンD不足は下痢要因のひとつになるとのこと。」

 

野菜も果物も摂っているなら、サプリは必要ないと思う。

特に、脂のサプリ、レシチンDHAをやめてみては?

 

 

●診察を終えて

なぜ、兄まひろよりも、弟まそらの方が数値が悪いのかを考える。

◇まひろが摂っていて、まそらが摂っていないものは?

 ・牛乳、ヨーグルト

 ・小麦

 ・亜麻仁油

 ・オリゴ糖

 

◇まひろが摂っておらず、まそらが摂っているものは?

 ・いくつかの医療用サプリメント

 

何と言うか、、、サプリメント以外に大きな違いはない。

 

ただ、最近2人とも「厚揚げ」と「豚肉」をよく食べていたな〜と振り返る。

まそらは、豆腐が嫌いなのだが、厚揚げは食べる。

キッチンペーパーで表面の油を吸わせてからトースターで焼く。

それにつゆをかけて出すと喜ぶ。

しかし、検査結果を踏まえ、厚揚げの使用は控えることにした。

 

豚肉よりも、鶏胸か、ささみの方がよさそうだと認識しなおす。

BUN値も下がっており、肉200g/日は必須なのだと痛感する。

 

そして、いつものことながら、疲れを覚える医師との対立。

サプリメントをやめさせたい医師とやめる気のない私。

 

栄養に関しては、医師でも見解が異なる。

例えば、鉄。

・藤川徳美先生:キレート鉄で。経口で鉄を摂取するのは安全。不要な分は排出される。目標はフェリチン150。(私の疑問:フェリチン2000などという話もときに目にするが、本当に不要な鉄分は排出されるのか?)

・溝口徹先生:ヘム鉄で。腸で吸収できる最小限の量で。

・トーマス・イー・レビー氏:フェリチンは50以下にしなければならない。

・栄養療法の病院:キレート鉄は危険。ヘム鉄で。

コレステロール血症を診ていただいている病院:栄養は食事から摂れる。

 

鉄に限らず、栄養素について医師がおっしゃることはまちまちである。

ゆえに、何を正解として取り組んでいけばよいのかずっと常に迷ってきた。

ひとまずは、ブログなどで多くの改善例を日々紹介されている藤川先生を「信じる」ことにしてやってきたのではあるが・・・・・。

 

2023年1月現在、

兄まひろは、荒れに荒れているし、

弟まそらも、肝機能数値が悪く、体調不良が目立ち、次年度も特別支援学級判定となった。

 

そろそろ、藤川理論とは距離をおく段階に来ているのではないかと感じている。

 

 

●我が家の取り組み(2023年1月現在)

先の記事にて、

一旦、すべてのサプリメントを休止することにした

と記した。

理由は、まそらの嘔吐などの体調不良が長引いていることと、肝機能数値の悪化である。

 

思うところはある。

ビタミンCだけでも・・・

いやいや、ビタミンDも大事でしょ・・・

いやいや、ナイアシンだってすこぶる重要でしょ・・・・

などと気持ちは揺れる。

 

だが、

ビタミンCと安息香酸でベンゼンが生じる、とか、

ビタミンDの過剰摂取でマグネシウム不足が生じる、とか、

ナイアシンで肝機能数値が上昇する、とか・・・・・・

そうした事も同時に頭には浮かぶ。

 

やはり、例外なく潔く全てやめようと思った。

だが、マグネシウムについては、経皮摂取ができる。

なので、オイルを自作して使用を継続している。

マグネシウムも非常に重要なミネラルであり、ここにきて一層の経皮摂取を推し進めることにした。

足湯♨だ。

我が家は湯舟に浸かっての入浴をしない。

時間もないし、掃除その他、私の負担が大きいのである。

本来であるならば、湯舟にしっかりと浸かり、

身体を温め、

血流を良くし、

汗をかくことで有害物質の排出を促すようにした方がよいに違いない。

だが、どうしてもそこが頑張れないのである。

しかし、足湯なら比較的容易である。

湯舟を掃除することを思えば、足湯バケツの洗浄など大したことはない。

子どもがリビングで足を浸けている程度なら、危険もないし、様子を見ながら家事をすることも可能だ。

 

というわけで、足湯を最近始めたのである。

お湯の量は適当だ。

冷めてきたら足す。

時間は15分程。

マグネシウムはフレークを50g入れるようにしている。

別に、ヒリヒリしないのであればもっと多く入れてもよいと思うが、お財布事情と相談というところだ。

今は、NOWのマグネシウムフレークを使用しているが、次からはニチガ製を使う。

理由は「安い」からだ。


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弟まそらの足湯。

物珍しいのか、嫌がらずに足を浸けている。

バシャバシャされてはたまらないので、お湯の量は控えめだ。

冷めてきたら、追加する。

まひろとまそらが入ると、何やら色々浮かんできて、「最後に私も・・・」とは決してならない。

問題は、継続できるかどうかだ。

このまま子どもたちが飽きずに習慣化できるとよいのだが、どうなることやら。

 

 

今できることを、する。

それしか、できない。

 

 

 

 

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