双子弟、血液検査。コレステロール値はいかに?

我が家の双子弟、まそらは、年長児。自閉症スペクトラム障害だ。

昨年(2020年)の9月より、病院にて栄養療法を受けるようになった。

きっかけは、川徳美先生の著書、

『薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法』

を拝読したことによる。

 

●2月、栄養療法の病院での血液検査結果に驚く

今年、1月に、栄養療法の病院にて、2回目の血液検査を受けたのだが、「総コレステロール値」と「LDLコレステロール値」の高さに目を剥くことになった。

 

コレステロール値:366

LDLコレステロール計算値:248

 

366って何?

結果を知った2月より、食生活を自分なりに見直し(栄養療法を受けているにもかかわらず)、サプリメント服用を含め、自分で言うのも何だが、かなり頑張ってきた。

 

頑張ってきたその具体的内容は、

①脂質の少ない鶏胸肉を活用:約100g/day

②脂質の少ない魚肉を活用:約70g/day

③卵の減量:3個/day→2個/day

④米の減量:朝食80g→70g(夜は、与えない)

⑤肝機能に好影響を及ぼすサプリメントの再開:レシチン1200mg×2/day、ビタミンE400IU/day

⑥夜のナイアシンアミドをやめ、肝機能に好影響を及ぼすナイアシンの使用を少量から開始:100mg/dayから始め、現在200mg/day

となっている。

 

ただし、2月上旬から3月中旬頃まで、まそらは体調不良が続き、思っているような食事が、なかなか摂れなかったことを明記しておく。

 

不調続きではあったものの、食事改善に取り組むこと約1ヶ月。近所のかかりつけの病院にて血液検査を依頼する。

 

結果は、以下の通りだ。

前回(1月)に異常値だった項目について、記載しておく。

なお、比較のため、双子兄、まひろのデータも併せて掲載する。

 

 

●血液検査結果(3月)

アルブミン(基準値:3.8~5.3)

 まそら、データなし(2021年1月 5.8↑、2020年9月 5.2、2月 4.5)

 まひろ、データなし

 

AST( 基準値:8~38)

 まそら39↑ 改善(2021年1月 52↑、2020年9月 49↑、2月 45↑)

 まひろ37(2021年1月 36、2020年2月 57↑)

 

LDH ( 基準値:124~222)

 まそら274↑ 改善(2021年1月 339↑、2020年9月 331↑、2月 272↑)

 まひろ237(2021年1月 197、2020年2月 296↑)

 

ALP( 基準値:38~113)

 まそら1006↑(2021年1月 405↑、2020年9月 379↑、2月 873↑)

 まひろ1078↑(2021年1月 935↑、2020年2月 687↑)

 

クレアチニン( 基準値:0.61~1.04)

 まそら0.95 改善(2021年1月 0.31↓、2020年9月 0.35↓、2月 0.39↓)

 まひろ0.66(2021年1月 0.34↓、2020年2月 0.37↓)

 

コレステロール ( 基準値:130~219)

 まそら256↑ 改善(2021年1月 366↑、2020年9月 268↑、2月 255↑)

 まひろ219(2021年1月 213、2020年8月 正常値、2月 229↑)

 

HDLコレステロール( 基準値:40~77)

 まそら64(2021年1月 95↑、2020年9月 72、2月 51)

 まひろ73(2021年1月 74、2020年2月 48)

 

LDLコレステロール計算( 基準値:70~139)

 まそら142↑ 改善(2021年1月 248↑、2020年9月 175↑、2月 192↑)

 まひろ122(2021年1月 131、2020年2月 168↑)

 

 

前回、異常値ではなかったが、

フェリチン(鉄不足の指標)と

BUN(タンパク質不足の指標)

についても記載しておく。

 

フェリチン(基準値:13~277)

 まそら141.9(2021年1月 93、2020年9月 55、8月 34.1)

 まひろ325.2

 

BUN(基準値:8.0~20.0)

 まそら20.3(2021年1月 16.0、2020年9月 14.7、2月 13.9)

 まひろ22.0

 

 

●血液検査結果についての考察

異常値ではあるものの、軒並み改善している。

ALPは、より高値になっているが、成長期の子どもは高値になるものらしい。

危惧していた総コレステロール値も、LDLコレステロール値も、100以上、値を下げた。

 

フェリチンについては、弟まそらが、141.9で、藤川先生が目標として設定されている150は目前となった。そろそろ、鉄のサプリメントの減らし方を検討する必要がありそうだ。来月の栄養療法の病院受診時に相談しなければならないと思う。

また、兄まひろが、325.2と目標の150を大きく上回った。

こちらは、かかりつけの医師より、

「フェリチンを高くしすぎると、フェリチンが高値になる病気の判定が困難になる。鉄が蓄積されすぎると、Wash outに時間がかかりすぎてしまう」

と指摘を受ける。

 

兄まひろは、キレート鉄を36mg×3/day使用してきた。当初、高値になった場合は、1錠ないしは2錠に減量しようと考えていたが、かかりつけの医師の指摘を受け、しばらく中止することにした。

今後の検査結果で150を下回ってくれば、再開を検討することにする。

 

BUNについては、2人とも藤川先生が目標とされている20のラインに乗った。

弟まそらは、乳製品をやめるのと同時に、プロテインをやめているが、やめていない兄まひろもプロテインを減量することにする。

ひとまず、24g/dayを20g/dayに減らし、今後の血液検査で、数値の変化を確認していく。

 

フェリチンとBUNについては、問題ない数値となり、鉄不足とタンパク質不足は一応の解決を見た形だ。

コレステロール値の改善も併せ、ひとまずやれやれと思う。

病院からの帰り、思わず長い息を吐いた。

 

コレステロール値については、今後も気を緩めず、食事に気を配っていく。

この1ヶ月、ほぼ毎日、双子は、鶏胸ミンチと魚肉を食べ続けてきた。かわいそうだが、まだ、当分続きそうだ。何とか料理のレパートリーを増やしたいと思うが・・・。

母ももう、ちょっと限界な感じだ。

申し訳ない、双子よ。。。

 

 

●鉄とタンパク質は改善したが・・・

まそらの、鉄不足とタンパク質不足は、概ね改善をみたわけだが・・・、

ここで、

まそらの自閉症は改善したか?

ということが問題になる。

うーん、、、という感じ。

残念ながら、目立った変化は感じられない。

 

藤川先生は、ブログにて、

「ある日、スイッチが入ったように劇的に改善する」

と書いておられる。

 

そんな日は、

来るのだろうか???

 

 

●鶏胸ミンチと魚の料理紹介

☆鶏胸ミンチのハンバーグ
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☆タラのキャンディ包み

クッキングシートの上に置いて、f:id:rumraisinn:20210322105848j:image

 

包んで、

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蒸して、完成。

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☆タラのムニエル(小麦粉ではなく片栗粉使用)
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ナイアシン 

ナイアシンは、ありとあらゆる代謝に関与し、脳によいだけでなく、肝臓にもよい。

現在、まそらが使用している「ナイアシン」はSOLARAYの製品だ。

少し前より、NOWの製品は可能な限り使わないようにしている。フタが開いて届いたり、カプセルから中身が出ていたり、錠剤が粉々だったり・・・。なんとなくだが、品質に不安をおぼえる。

 

夕食後に100mg服用した限りでは、フラッシュは生じなかった。200mgでも今のところ問題はない。徐々に増量し、ひとまずは、500mg/夕食後 を目指す。