先日、頂きものの柚子をウィスキーに入れて飲んだ。香りがよくて、とてもおいしかった。すっかり味をしめてしまった私はウィスキーで果実酒を作りたくなってしまった。アレンジを加えてお酒を飲むのもよいものだと思う。
ところで、過去に梅酒を作ったことは何度かある。市販されている梅酒は、私には甘すぎて頻繁に飲みたいものではない。なので、氷砂糖を控えめに自作してみるのだが、それでも結局イマイチなできになる。そして、多忙な毎日の中、果実酒作りからはすっかり遠ざかってしまっていた。
思うに、使うお酒がおいしくないと、当然できあがった果実酒もおいしくないのではなかろうか。おそらく私はホワイトリカーがさほど好みではないのだと今は思う。
そこで、日頃飲んでいるウィスキーで果実酒を作ろうと思いたつ。
ウィスキーに合いそうな果物は何か考える。
リンゴ、レモン、キウイ、パイン、オレンジ、イチゴ、柿・・・。
バナナはないなあ・・・と、なんとなく思う。
やっぱり、リンゴかなあ・・・。
ということで、リンゴで作成してみることにした。
●ウィスキーで作るリンゴ酒
①ちょっと時間のあるときに容器(プラスチック製、1.7L)をウィスキーで殺菌して乾かす。
②30分ほど時間ができた日に、作業開始。その日、冷蔵庫にあった小さめのリンゴ(サンふじ)2個をよく洗う。
③包丁などの器具類を熱湯で殺菌して、リンゴを皮付きのまま、くし形にカット。芯は取り除く。340gあった。
④リンゴを容器に入れ、蜂蜜を40㎎加える。あまり甘くしたくはないが、浸透圧を多少は高めて、雑菌の増殖を抑えようという、さほど根拠のない行為だ。
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懐かしい。苦手だったな〜・・・。
⑤ウィスキーを適当に注ぎ、容器をゆすって撹拌して終わり。その後、しばらくの間、毎日容器をゆすり、リンゴにウィスキーを行き渡らせ、蜂蜜を撹拌する。
⑥国産レモン投入。
リンゴを漬けた2日後、国産レモン(冬が旬らしい)が手に入ったので、フルーティーさを高めるために投入。皮を残すと苦味が出るかとも思ったが、時間もないので、構わず輪切りにして使用。種は取り除いた。 容器に余裕があったので、更にウィスキーを追加。
⑦また、しばらくの間、毎日容器を揺する。
今回は、ひとまずここまで。
この後、苦味の程度を確認して、1ヵ月後くらいを目処にレモンを取り出す。
そして、様子を見つつ、半年後くらいにリンゴを取り出す予定。
しかし、それまでウィスキーが無事に残っているかどうかはかなり疑問だ。
レモンの取り出し辺りから、気が向けば、追記したいと思う。