発達障害の双子(4歳) 今週のリハビリと療育 11

我が家には、発達障害4歳の双子がいる。

今週の双子兄、まひろの療育の様子は下記の通りだ。

 

 

●まひろの療育

☆机上課題(約30分間)

今回は先生ではなく、私が実施した。

 

・絵カードによる、動作確認

 私が、絵カードを提示し、「誰が、何をしていますか?」と質問する他、絵に描かれていることや、描かれていないことに関しても質問する。

 

私  「誰が、何をしていますか?」

まひろ「女の子が、手を洗ってる。」

私  「どうして洗っているのかな?」

まひろ「汚くなったから。」

 

私  「誰が、何をしていますか?」

まひろ「お母さんが、ケーキを切ってる。」

私  「誰と食べるのかな?」

まひろ「子どもと、お母さん。」

・・・など。

 

・塗り絵

 木になった5個のリンゴのイラスト(1個だけ赤く塗ってある)をクレヨンで塗る。

 

・絵カードを用いて、物の分類

「乗り物(ヘリコプター)」と「履く物(靴)」、「着る物(セーター)」、「動物(ロバ)」、「魚(金魚)」、「カバン(リュック)」の絵カードを名称を確認してから、1枚ずつ机上に置く。

次に「自転車」の絵カードを提示して、「お友達はどれ?」と質問し、「ヘリコプター」の絵カードの下に置かせる。次いで、「バッグ」の絵カードを提示して、「リュック」の下に置かせる。同様に、各種5枚ずつ絵カードを分類させる。

 

 

・イチゴさし

円盤状の板に穴がいくつも開いていて、穴の底には6種類(赤・青・黄・ピンク・紫・緑)の色のいずれかが塗られている。数字ではなく、色が6色塗られたサイコロを振り、出た色と同じ色の穴にイチゴ(イチゴというより、キノコのような形)をさし込む。5個ずつ私と順番に行う。

 

 

 

☆粗大運動(約35分間)

・ポニースゥイング(吊り下げ遊具。乗りながら、おもちゃのバットで、台の上に置かれたペットボトルを叩いて倒す)

・名称不明の吊り下げ遊具(丸太のような形状の吊り下げ遊具。グラグラしている状態で丸太の上を歩いて渡る。上からロープが数本ぶら下がっており、それにつかまりながら進む)

空中ブランコ(吊り下げ遊具。1本の横棒に両手でつかまって、ぶら下がる)

・トンネル

・トランポリン(ジャンプしながら、バスケットのゴールにボールを投げ入れる)

・細いマットの上を歩きながら、的(穴)にボールを投げ入れる

・バー(高さ15㎝くらいのバーを、両足でジャンプして飛び越える)

・ネットをはられたアーチ(ラダーアーチ?上り下りする)

・ローラーボード(腹ばいになって乗り、床に落ちているお手玉を拾いながら進む)

・清掃車のおもちゃの車(またがって乗り、お手玉を拾い集める)

 

 

 

療育を終えて

バーのジャンプが難なくできるようになった。空中ブランコには初めて挑戦し、結構長い時間、頑張ってぶら下がることができた。知らないうちに身体能力が随分向上しているのを感じた。

ただ、先生の指示に従わないことが往々にしてある。自分の意志のないYES MANも困るが、大人の言うことを聞かないのも困る。難しいところだ。

 

 

today's 4-year-old twins

今日、双子たちは、おそらく人生で初めて黒人の女性に出会った。「くろーい」と大声で何度も指を差して笑う。2人に悪気はないのはわかるが、ぎょっとする。挙句、双子兄、まひろはドレッドの髪を「何これー?」と触りまでした。失礼極まりない。どう対処すればよいのやら戸惑い、凍りつく思いだった。

帰宅してから、きつく注意するも、彼らは、黒色の肌を黒いと言って何が悪いのかきっと理解できていない。もどかしく、親として未熟な自分と直面する事態となった。