我が家には、発達障害の4歳の双子がいる。
今週の双子弟、まそらのリハビリ(作業療法)と、双子兄、まひろの療育(BMM)の様子は下記の通りだ。
なお、今週は専門病院での診察もあった。
●まそらのリハビリ「作業療法」(約40分間)
☆粗大運動
・トランポリン
・ボールプール(ジャンプして飛び込む、ボールに埋もれて遊ぶ)
・アーチ状の橋
・ホーススゥイング(吊り下げ遊具)
・空中ブランコ(吊り下げ遊具)
・クライミングウォール(壁を登る)
☆机上課題
・紐通し
紐にビーズを通す。
・手指遊び
両手の指を1本ずつ曲げた後、1本ずつ広げる。
指を3本(人差し指、中指、薬指)立てる。
親指と人差し指で〇を作る。次いで、親指と中指で〇を作る。次いで、薬指、小指で同様に行う。
じゃんけんのグーとパーを数回繰り返す。
指を広げたパーと指を閉じたパーを繰り返す。
パーの状態の手を、手の甲を上にしたり、裏返して下にしたりする動作を繰り返す。徐々に速度を上げて行う。
■リハビリを終えて
作業療法の時間に、座って何かに取り組むのは、随分久しぶりだった。まそらは、不器用なのに、ビーズの紐通しのような手先を使う動作が好きだ。集中して楽しそうに取り組んでいた。
●まひろとまそらの診察
本来12月に実施となるはずの診察だったが、空きがなく、予約が取れなかった。1月で予約するも、結局、体調不良でキャンセルし、2月末にようやく受けることができた。
先生より、
「変化したこと、気になることはあるか」
「服の着脱は自分でできるか」
「ボタンがとめられるか」
「オムツは外れたか」
などの確認があった。
「2人とも少しずつ、同年代の子に追いついていくだろう。」
「小学校に入る頃になっても、多動が残っていると、ADHDということになる。」
「(まそらの)頭の打ちつけについては、手で握るおもちゃが有効な場合がある。」
とのこと。
診察は、基本的に経過の観察で、「家庭で〇〇して下さい」といった具体的な指示が出るようなことは、今のところない。
2月上旬にお願いしていた、まそらの「加配」申請の「意見書」を受け取って帰宅した。
●まひろの療育
☆BMM(約50分間)
・歌に乗せて、参加者紹介
「〇〇君は、〇〇君は、どこですかー?ここです。ここです。ここですよー♪△△〇〇君、今日も元気に頑張りましょう。」
・ランニング
・腹ばい(腹ばいで前進)
・ギャロップ(横向きに走る)
・転がり(床をゴロゴロ転がって進む)
・両足飛び(両足でジャンプしながら前進)
・高這い(床に手をついて、膝を上げた状態で進む)
・サーキット
梯子(少し傾斜のつけてある梯子を立ってもしくは四つん這いで進む)→でんぐり返り→60㎝位の台から飛び降りる→トンネル→バー(15㎝くらいのバーを数本、両足でジャンプして飛び越える)→「波線」の上を通るOR 「丸印」の上ばかりを通る→コーン(ジグザグに進む)→平均台→輪(輪が1つの所は両足で入る。輪が2つの所は片足ずつ入る。「けんけんぱ」の要領で進む)→梯子・・・繰り返し
・ボール遊び
・歩行
前向きに歩く→後ろ向きに歩く→つま先で歩く→かかとで歩く
・クールダウン
☆手遊び歌(約20分間)
座った状態で、歌に合わせて体を動かす。
・「1と1で忍者になって、2と2でネコになって・・・♪」
・「1と5でたこ焼き食べて、2と5でラーメン食べて、3と5でケーキを食べて・・・♪」
・「ペンギンさんがお山を登ります。トーコトコ、トコトーコ、トーコトコ、トコトーコ。シューっと滑って、いい気持ちー・・・♪」
・「1丁目のウルトラマン、2丁目のセブン、3丁目の母・・・♪」
・「ハンカチさんと遊ぼ、ハンカチさんと遊ぼ、パパパと広げてこんにちは・・・♪」
ハンカチを折って、以下の物を作る
三角形にして「サンドイッチ」
ねじって輪にして「ドーナツ」
クルクル巻いて「ゾウの鼻」
他に、バナナやリボン、参加者の提案で、新幹線と飛行機を作成。
※歌詞は聞き間違いがある可能性大。
☆机上課題(約15分間)
私が実施した。
・同じかどうかの確認
長方形(3×12㎝ほど)の紙を点線で左右に分け、同じもしくは異なる絵や数字がかかれている。左右の絵が同じか否かを確認して、ケースに分けて入れる。
・絵カード(どうしてそうなったのか考える)
私が、まひろに絵カードを見せて、どうしてそうなったのかを聞く。
例
怪我をした女の子の絵カード
私 「どうしてこうなったのかな?」
まひろ「転んだから。」
壊れたロボットの絵カード
私 「どうしてこうなったのかな?」
まひろ「地震で壊れた。」
服が汚れている女の子の絵カード
私 「どうしてこうなったのかな?」
まひろ「砂場で汚れた。」
他に、「2人の子どもがぶつかっている絵カード」や、「泣いている女の子の絵カード」、「怒った顔をしている男の子の絵カード」で同様に行った。
・私が描いた絵を真似て描く
描く絵は、先生から指示があったものもある。
例
「V字」
「正方形」
「目」
「車」
「花」
「アンパンマン」
■療育を終えて
「机上課題」における、私の描いた絵を真似る取組みでは、先生から「〇」や「+」は描けるので、角のあるものをと指示があった。「アンパンマン」においては、私は顔とマントを描いたのみだったが、まひろは胴や手足も描いた。顔も、目・鼻・口・ほっぺ・眉毛などまで描き、先生が少し驚いておられた。まひろの年齢だと、顔のパーツは目・鼻・口くらいしか描かず、眉毛まで描くのは珍しいのだとか。手を棒状(線状)ではなく立体的に描き、しかも指まで描くのはあまりないとのこと。遅ればかりが気になる中、年齢以上のものもあると知り、嬉しかった。
today's 4-year-old twins♪
双子兄、まひろ。最近、彼の言葉遣いが気になる。
「〇〇だジョー」
「□□だブー」
こんな言葉遣いの子が「ちびまる子ちゃん」にいたような・・・と思ったりするが、我が家にはテレビがないので、まひろには知りようがない。誰かの真似というわけではなく、自然とそうなるようだ。なぜなのか不思議だ。
双子弟、まそら。このところ、思い通りにならないことがあると、
「まそら君、悪い人になろーっと」
と言って、色々と悪いことをし始める。物を投げたり、壊したり、散らかしたり、水でびしょびしょにしたり、ティッシュを大量に出したり・・・。
やめてといっても、絶対にやめない。大人が嫌がることを本当によくわかっている。何かもっと別の方法で怒りを発散してほしいと思うが、当分は無理だろうな。。。