糖質制限をやめ、糖質増量へ

我が家には、小学3年生の双子の

兄まひろ(反抗挑戦性障害+多動傾向)と

弟まそら(ADHD自閉症スペクトラム障害) がいる。

弟まそらは、今年度、昨年度同様に特別支援学級判定だったが、変わらず通常学級に在籍させている。 

 

 

眠たくて、頭が働かない。

果たして、記事を書くことができるだろうか???

 

●双子の身体測定

さて、我が家は双子が年中児の終わり頃より、栄養療法を意識し始め、年長児の頃より実践してきている。

よく聞くところの

・高タンパク

・低糖質

・メガビタミン

・鉄・マグネシウム

である。

 

糖質の害については、眠たいので多くの人にとってはもう耳にタコであると思われるので、ここではいちいち書かないが、

我が家もその例にもれず、糖質を控えてきた。

だが、しかし、、、

ここへきて糖質の増量を開始している。

 

理由は、、、、、

双子の身体の成長が鈍化していることによる。

 

まずは、兄まひろ

兄まひろは、もとより好き嫌いが激しく、食事がおろそかになりがちではあるのだが、

それでもタンパク質についてはそこそこ摂取してきており、

労せずに食べられる糖質については、弟まそらと変わらない量もしくはそれ以上を摂取してきた。

だが、9月の身体測定結果で、初めて、前回の測定からの体重増加が「0」となった。

全く増えていないのである。

これまで、なんとか標準圏内にいた体重だったが、下がり続けて、ついに今回「やせぎみ」の域へ達してしまった。

弟まそらと比べても軽く、もう無視することができないレベルだ。

身長については、弟まそらの2cmほど上を長らく維持していたが、それもこの9月、まそらの半分程度しか伸びておらず、ついにまそらに追いつかれた。

 

次いで、弟まそら

弟まそらについても、このところ肥満度のマイナス割合を増加させており、このままいくと遅かれ早かれ兄まひろと同様に「やせぎみ」ラインに到達してしまうだろう。

 

そもそも、園時代。

双子は同学年のお子さんたちよりもひと回り大きかった。

厚生労働省の推奨量通りにきっちり食べさせてきた結果である。

それが、就学後、平均的な感じになり、今では小柄な感じになり・・・。

 

双子の食事。

タンパク質はしっかり摂っている。

まそらについては野菜も摂れている。

そして、少なめの糖質。。。

 

糖質は有害である。

特に砂糖などの精製糖質は、急激に血糖値を上昇させ、ろくなことがない。

精製糖質でなくても、AGEsやら、アミロイドβなどよくないものは様々生じる。

 

だが、だ。

ここで思う。

痩せているということは、エネルギー源が不足しているということだ。

脂質で補えればよいが、双子はコレステロール値が高くなりやすく、安易には増量できない。

 

エネルギー源が足りない双子の身体で何が起こっているのかを考える。

・摂取した糖質はすべて代謝し、エネルギーを得ている。

・脂質も徹底的に代謝して、エネルギーを得ている。

・タンパク質を代謝して、エネルギーを得ている。

 

エネルギー源として、脂質ならばよいが、タンパク質を消費されては困るのである。

筋肉や酵素・・・

タンパク質には様々な役割がある。

成長期に、エネルギー源として、貴重なタンパク質を二酸化炭素と水、そしてアンモニア!!に分解している場合では決してないのである。

アンモニア・・・、腎臓に負担をかけるのは言うまでもない。

 

体重が増えないということは、

糖質と脂質の両方を使用しても足りず、

さらには、タンパク質を使用しても、まだ足りていないということだ。

当然、肝臓は糖質を作り出そうとし(糖新生)、腎臓のみならず、肝臓にも負荷をかけることになる。

 

藤川理論。

何でも信じすぎはダメだ。

我が子の状態を注意深く観察し、すべきことを決めなくては。。。

発達障害さえよくなればいいのか?

そうじゃないだろう???

 

 

●糖質増量へ

では、どのように糖質を増量するのか。

先にも述べたが、糖質は有害である。

なるべく食物繊維が豊富で、低GIな食材を選択することになる。

つまりは、「砂糖」は論外である。

糖質の増量は、9月下旬より開始し、今のところ、以下のようになっている。

 

・米

白米に玄米を混ぜる。

割合は、

白米:玄米=8:1

としている。

玄米は、6時間浸水させるなどということはせず、水を多めにして白米と一緒に圧力鍋で炊いている。

白米も玄米も無農薬のものを使用。

玄米摂取は消化器に負担がかかるし、「ヒ素」の問題も有している。

安易に多くは与えられない。

 

摂取量は、炊飯したものを

70g/1食→80g/1食

へと増量。

朝と夕のそれぞれで80gを与えているので、1日当たり、20gの増量となる。

水の量を増やして炊飯しているので、米の量としては単純に20g増えているわけではない。

米の摂取量は、様子を見つつ、さらに増加していくかもしれない。

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なお、今年度1学期より、兄まひろについては、米粉12g(無農薬)を混ぜて卵焼を焼いており、まそらよりも糖質摂取量は多くなっている。

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↑ 卵3個、米粉12g、ヤマノイモパウダー3g、こうじ水80g、花見糖2g

 花見糖の使用が悩ましい。。。

 

 

・イモ

我が家は、平日は毎日イモを摂取している。

以前は70g/日の摂取だったが、糖質を控える中で50gほどに減量していた。

それを、80~100g/日へ増量。

なるべく、朝と夜に分けて与えている。

サツマイモを与えることが多い。

 

・カボチャ

まひろが食べられる数少ない野菜であるカボチャ。

幸い?糖質が多い。

50g/日だったものを、80g/日へ増量。

 

 

さて、果たして効果はあるだろうか。

私のように、いとも簡単に何の努力も要することなく体重が増加し、日々お腹のお肉と格闘しなければならないような場合には、当然、糖質は制限するべきだ。

だが、体質は人それぞれ。

糖質制限を一律にあてはめることはできない。

双子には双子に必要な栄養素の量がある。

だから、通説に逆らって、

糖質増量

を試みるのである。

 

 

栄養の世界は、まるで迷路。

どこへ向かえばいいのか、迷子になりっぱなしだ。

頼りない親で、双子には申し訳なく思う。

 

 

 

 

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