育児が始まって、服装が激変した

私は、すっきりした服も好きだし、かっちりした服も好きだし、ヒラヒラした服も、フワフワした服も好きだ。

しかし、双子の世話に追われるようになって、服装は一変した。出産前に着ていた服は、体型の変化や動きやすさの面で、ほとんど着られなくなってしまった。

具体的に、どのように変化したのかと言うと・・・。

 

 

●トップス① 抱っこで裾がまくれあがるので・・・

子どもが歩けないうちは、当然、何かと抱っこすることになる。歩けるようになってからも、抱っこする機会はかなり多い。抱っこする際は、服の裾がずり上がりがちだ。しかし、気になっても、いちいち構ってはいられない。なので、裾の長い服を着るようになった。主にチュニックになるのだが、基本的にはチュニックワンピースのレベルになる。

 

 

●トップス② 前かがみになることが多いので・・・

子どもを抱きあげるときなど、何かと前かがみになることが多い。そうすると、胸元が気になる。どんな体勢でも、胸元が見えないような服を着るようになった。基本的には、シャツチュニックだ。ボタンをきっちりとめて着る。もしくは、胸元のあいていない、クルーネックのチュニックを着る。ハイネックシャツは好きではないので着ない。そこは譲れないのだ。

 

 

●羽織り物 雨が降っても傘をささないので・・・

双子育児、両手はしっかりあけておきたい。どこに走っていくかわからないので、2人ともしっかりと手をつなぐ。少々の雨では傘などささない。なので、コート類は必要に迫られて、まったくもって好きではないが、フードつきを着ることになった。子どもは自分の傘をさしていても、私はフードをかぶって濡れて歩く。

 

 

●もちろんパンツ

スカートなんてとてもはけない。どんな動きも気にせずできるパンツ以外に選択肢はない。

 

 

●靴 本気で走らないといけないので・・・

革靴が好きだが、現在、ヒールの高さは3㎝程度だ。これは妊娠中から意識している。転んでは大変だからだ。出産後は、子どもを追いかけて走れるように、ローヒールの靴やサンダルばかりを履いている。たまに用事で7㎝ヒールの靴を履いて出かけようものなら、キツッと思う。そして、妙に気が引き締まるのだ。

 

 

●バッグ ずり落ちてくると困るので・・・

ショルダーバッグが好きだ。が、子どもを抱っこするには、ずり落ちてきて、まったくもって不向きだ。かといってリュックでは、物を取り出す際、いちいち、肩から降ろさなくてはならないので面倒だ。なので、大き目の斜めかけバッグを使うようになった。何でも放り込む。オムツにお尻拭きに、母子手帳に、飲み物に・・・。いつも異様に重い。

 

 

●服装ではないが・・・、髪型

大き目のゆるいウェーブのパーマが好きだ。髪の毛をくくるのは昔から好きではない。が、いちいちセットなどしてはいられない。ボサボサの髪を後ろでひとつにくくって終わり。

 

 

●服装ではないが・・・、メイク

メイクは基本的にしない。そんな時間も気力もない。どうしてもというときだけ、ファンデーションと眉毛と、チーク。まつ毛をビューラーで上げる。子どもが生まれる前は・・・、結構きちんとしていたのにな~。

 

 

 

■ああはなりたくないと思っていたまさにその姿に

気がつけば、以前の私が、「ああはなりたくない」と思っていた粗雑な「おばさん」そのものだ。今になってわかる。なおざりな服装の「おばさん」。しかし、誰しもそうなりたくてなっているわけではないのだ。あまりにも余裕がなく、構っていられず、そうならざるを得ないのだと知る。

でも、子どもがいても、ちゃんときれいにしている人は、いる。そういう人は本当に尊敬する。私もまたいつか、オシャレに気をつかう日がやって来るのだろうか???


ふと思い出す。
随分前のことだ。明治大学の教授である諸富祥彦先生の講演を拝聴したことがある。
先生によると、
「お前の母ちゃん、女として終わってんなあー」
と友達に言われた子どもは、結婚願望が低下するらしい。素敵な結婚生活が思い描けなくなるためだ。
逆に、
「お前の母ちゃん、いけてんなあー」
と言われた子どもは、結婚願望が高まるのだとか。
そして、諸富先生はおっしゃったのだ。


「隣の席の人に、『あたいら、ずっとキレイでいようね』と言って下さい」

私、確かに言ったな。見ず知らずの隣の人に。
「あたいら、ずっとキレイでいようね」
あの日の私はいったいどこへ・・・?

 

 

 

today's 4-year-old twins

昨夜、風邪様症状を呈していた、双子兄、まひろ。ブログ更新後、38℃の熱を出した。

これは坐薬か・・・と思いつつ、薄着にし、氷枕をし、脇を冷やして、様子を見る。

1時間後、37.3℃に。今朝は、36.8℃。やれやれ。

今日は、園は休みだ。外には一歩も出ずに過ごす。暖かい室内で、少し咳をしつつも、元気に遊んでいた。

『あんぱんまん』を読んでやり、いくつか質問してみる。

 

私  「あんぱんまん、どうして顔が半分になっちゃったのかな?」

まひろ「たびびとさんに食べられちゃったから。」

私  「どうして、食べられちゃったのかな?」

まひろ「おなかがすいていたから。」

私  「顔が全部なくなっちゃったね。どうしてかな?」

まひろ「子どもが食べちゃった」

 

ちゃんと内容を理解して聞いているようだ。よしよし。

 

双子弟、まそら。本の中の「トマト」を見て、「4つあるねえ」と言った。数がわかるようになっているのかと驚きつつ、「すごーい」と褒めてやる。嬉しそうな顔をした。しかし、別のページにある3つのトマトを「何個?」と聞くと、「4つ」と答える。うーん・・・、やっぱりわかっていないのか・・・?

 

2人とも、今日は「雪だー」と言って、紙をびりびりに破き、部屋中にばらまいて遊ぶ。おかげで、片づけても片づけても、どこからともなく細かい紙片が出現する。いい加減にしてー!