ピアノの体験レッスンに行く

我が家の4歳になる双子たちに、急遽、ピアノを習わせようということになった。

習わせたいというのは、冬くらいから、なんとなく頭の隅にはあったのだが、決めかねているうちに季節は移ろい、今や夏になってしまった。

個人の教室は評判がまったくわからないし、かと言って、ヤマハは曜日や時間帯が我が家の事情に合わない。しかも、幼児クラスは個人ではなく、グループレッスンになる。うちの子たちは、グループより個人レッスンで丁寧にみてもらった方がいいと思う。

加えて、我が家の子どもたちは、既に他にふたつ習い事をしており、更にピアノをとなれば、経済的にも時間的にも厳しくなる。なので、ひとつはやめさせなければならない・・・。

こうして、なんだかんだと決断を先延ばしにし、ぐずぐずしているうちに、どんどん時間は過ぎていったのだった。

しかし、この決断を早急に迫られる事態が生じた。電気屋さんに電子ピアノを見に行き、評判もわからないまま、個人のピアノ教室に体験レッスンを申し込んだ。



●ピアノの体験レッスン
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人同時に体験レッスンを受けた。
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人とも、ピアノには興味があり、やってみたがっていたので、嫌がったりすることなく、レッスンに取り組んだ。

まずは、表が「ドングリの絵」、裏に「ド」が書かれたカードを使って、「ド」を教えてもらう。同様にして、「レ」と「ミ」を教わる。

次に、教材を使って、「線」を描く。終わると「丸」を描く練習をする。これで、音譜を書くための素地を作るようだ。

更に、「♪」や「四分
休符」が書かれた積み木?で、リズムの練習をした。

テーブルに先生が、
「♪」「♪」「♪」「休符」
の順に、4つの積み木を並べ、
「トン、トン、トン、ウン」
3回手を叩いて、1回休む。この、1回休むというのが、子どもたちにはなかなか難しいようだった。

それが終わって、ようやくピアノに触る。「ド」の鍵盤にシールを貼って目印にし、「ド」「レ」「ミ」を右手の人差し指で叩く。次に、親指で「ド」、人差し指で「レ」、中指で「ミ」を叩くよう言われるが、これはなかなか上手くできない。

 

双子弟、まそらは、先生の言うことはまったく聞かず、好きに鍵盤を叩く。先生も、少し戸惑ったような、困ったような顔をされていた。教えていただけるのか、かなり不安になる。

最後に、テクノトーンで「アイアイ」を聞いて、体験レッスンは終了となった。



●レッスンについて、先生からの説明
最初からピアノを弾くというのは、難しいものらしい。なので、お絵描きをしたり、テクノトーンを使ったり、リズム遊びをしたりして、ピアノ自体は長時間はしないとのお話だった。

レッスン時間の目安は130分だが、お絵描きなどの時間は、2人で一緒に取り組むとのことで、2人合わせて1時間かかるというようなことにはならないようだ。
私は大抵、毎日時間に追われているので、時間が少しでも(例え10分でも)短くて済むのは本当に助かる。


●月謝と教材費
レッスンは月に4回を基本に行われる。
費用は、
月謝(1人):6,000円(税込み)
テキスト(2人で1冊):1,400円(税別)
ワークブック(11冊):600円(税別)
とのこと。
まずは、14,808円(税込み)を用意しなければならない。
他に、教本を入れるバッグが必要となる。こちらは家にあるものを使うことにする。


●障害のこと
双子弟、まそらに知的な遅れがあることを先生に伝える。
過去に、そういうお子さんを教えたことがあるとのことで、楽譜は読めなかったが、聞いて覚えて演奏していたとお話して下さった。
まそらも、指導していただけるとのことで、ホッとする。そして、そのままこちらの教室でお世話になることに決めた。


●発表会が・・・
ちなみに、年に1回発表会があるとのこと。そういう経験も大切だと思うが、今から、会場でハラハラしている自分の姿が目に浮かぶ。

自分で椅子に座って弾けるのか・・・。
ステージ上でうろうろしたりしないか・・・。
・・・・・。

想像するだけで、、、心臓が、痛い。。。