「数字カード法(澤口式育脳法)」再チャレンジ、3ヶ月経過

2019年年6月に澤口俊之先生の「教育相談」を受けた双子弟、まそら(自閉症スペクトラム障害)。

 

澤口先生のアドバイスに従い、11月〜2月の3ヶ月間、「数字カード法(澤口式育脳法)」に取り組んできた。

が、後に、やり方が誤っていたことが判明

5月5日より取り組みを再開し、8月4日で3ヶ月が経過して、終了となった。

 

メインは、双子弟、まそら(年長児)になるが、兄まひろにも取り組ませた。

結局、弟まそらは「5枚」には届かず、兄まひろは「6枚」の正答率を100にすることはできなかった。

 

主に、弟まそらの取り組みの状況を以下に記す。

●取り組み状況(3ヶ月目)

4枚における弟まそらの正答率》

62日目(7月5日) 76%(以下、全日において、記号カードも併用

63日目 45%

64日目 60%

65日目 50%

66日目 80%

67日目 55%

68日目 75%

69日目 68%

70日目 55%

71日目 60%

72日目 70%

73日目 40%

74日目 60%

75日目 30%

76日目 70%

77日目 70%

78日目 75%

79日目 30%

80日目 60%

81日目 65%

82日目 50%

83日目 45%

84日目 50%

85日目 55%

86日目 85%

87日目 70%

88日目 65%

89日目 75%

90日目 75%

91日目 45%

92日目(8月4日) 80%

 

細かくて申し訳ないが、この1ヶ月間のまそらは、

最高で85%、

最低で30%

の正答率だった。

ちなみに、「数字カード」は朝夕1日2回取り組んでいるが、上記のデータは「朝」のものだ。

 

一方、兄まひろは・・・。

詳細は省略するが、「6枚」に取り組み、

最高で85%、

最低で15%

の正答率だった。

平均的に見るならば、40〜50%をウロウロしている感じだ。

 

 

●再チャレンジ(3ヶ月目)を終えて

「記号カード」を導入したことにより、なんとか、まそらの初回の誤った覚え方の癖が直った。

まそらには、「数字カード」より、「記号カード」の方が覚えにくいようだった。

 

5月5日より、3ヶ月の間、「数字カード」には毎日取り組んできたが、大変残念なことに、結局「4枚」を覚えられるようにはならなかった。

原因は、彼がボンヤリしがちなためだと思われる。

 

1回やるごとに気がそれ、それを引き戻して次を始めるのに、いちいち時間がかかる。

なので、20回取り組むのに結構な時間を要してしまう。

兄、まひろも取り組んでいるので、毎朝、軽く30分は必要となる。

朝は、「数字カード」の他に、「平仮名」の書き取りもしているので、更に時間がひっ迫する。

まそらの食事の遅さも相変わらずで、基本的に毎朝食べ終わることができない。車の中におにぎりを持ち込み、食べながら園に向かうことになるのが常だ。

 

園から帰宅し、入浴を済ませると、また「数字カード」に取り組む。

終わればそのまま夕食開始だ。16時に食べさせ始めても、19時に消灯することができない。

毎日、何のゆとりもなく、ただただ疲れを覚える。

 

「数字カード」・・・

初回(11月〜2月)よりは、楽に取り組めるようになったが、時間を取られるしんどさは変わらない。

再チャレンジを終了したときの解放感はなかなかすごいものがあった。

子どもたちも同じに違いない。

 

今回の目標は、「5〜6枚」だった。

まそらはもちろん、兄、まひろも「6枚」は達成できなかった。

期間をあけて、また取り組む。

再々チャレンジ・・・。

コツコツやるしかないが、、、

今のところ、終わりは全く見えない。

 

 

●兄、まひろについて

特筆すべきことがひとつある。

兄、まひろについてだ。

彼は、調子がいいときには、質問したカードの数字を「瞬時」に答えた。

1枚目が何で、2枚目が何で、3枚目が何で・・・

といったように、思い出そうと考えたりはしないのだ。

まるで目の前に、並んだカードが見えているかのように、パッと答える。

思うに、恐らく、こうした状態が正しい姿なのではなかろうか。

 

 

●これから、しばらくは・・・

「数字カード」を終えて、中断していた「きくきくドリル」を再開した。

毎朝、スマホから流れる問題を「聞いて」取り組む。

 

更に、欲が出て、午後の「数字カード」に使っていた時間を活用しようかなと思ったりする。

何気なくまそらに聞いてみた。

「足し算のお勉強、始めてみる?」

 

すると、

時計の勉強がしたい

というではないか。

 

まそらは、今、時計がブームで、いつも時計を見ては、時間を気にしている。

しかし、とは言え、「急がなければ間に合わない」というところには、まったく意識は向かわない。

なぜなのか?

といつも疑問に思う。

 

それはさておき、またお世話になるこばと教材出版」さん。

『発達支援教育教材シリーズ 中級編 ジャンプアップ とけい・おかね・カレンダー』はすでに手元にあるのだった。

やれるかどうかは、私の気力しだいだ。

頑張れ!頑張るんだ、私!!!