発達の専門医による診察を受けた(2020年4月)

先日、発達の専門病院にて、双子たち(年長児)が定例の診察を受けた。
我が家の双子。
ついに「年長さん」となってしまった。


●医師による双子たちの診察
まずは椅子に座ってご挨拶。
「こんにちは」
「よろしくお願いします」

☆双子への医師からの質問
「お名前は?」

「何歳ですか?」
この2つは、2人とも正しく答えた。

「何ていう幼稚園に行っていますか?」
双子兄、まひろが、全く違う名前を答える。つられて、弟まそらも間違った名称を答えた。

「何組ですか?」
兄まひろは正しく答えたが、弟まそらは無言。

「幼稚園では何をして遊びますか?」
兄まひろは「手押し車」、弟まそらは「キックボード」と答えた。


医師からの質問に、兄まひろは概ねしっかり答えられたが、弟まそらはテンポが遅れ気味だった。まひろよりも、質問に対する反応が遅いのだ。


☆医師による、双子たちの動作確認
双子への質問が終わると、続いて医師が、遠城寺式のテストに沿っていると思われる事項を確認していく。
概ね前回(2020年1月)と変わらない内容だが、ボリュームが若干減った。前回できていたことは確認されなかったようだ。


「ジャンケンできる?最初はグー。アイコでしょ・・・」
2人とも、できているのかいないのか?

「いいよと言うまで目をつぶっていてください」
まひろは、指示どおり目を閉じている。
まそらは、前回できなかったが、今回は、最後まで閉じていられた。少々驚く。


「片足で立ってください」
医師は、左右両方の足で確認。
2人ともできた。

「右手を上げてください。左手を上げてください。右足を上げてください。左足を上げてください。右手と右足を上げてください。右手で右の耳をつまんでください」
まひろは難なくこなす。が、「右手で右耳を」は間違えた。
まそらは、前回同様、まひろを見て真似をしてこなした。まひろが間違えると、同じように間違える。

「スキップをしてください」
まひろはできた。
まそらもかろうじてできたか?微妙なところだ。



●医師から私への質問
子どもたちの診察が終わると、いつも通り2人をおもちゃの置かれた机に向かわせ、遊ばせる。その際、遊び方の約束をきちんとさせる。そして、私とのお話の時間となった。

「オムツは外れましたか?」
一応外れていますが、弟まそらは時々おもらしをします。

「夜のオムツはどうですか?」
兄まひろは、一応オムツをはいていますが、起きてトイレに行きます。
弟まそらはオムツで寝て、おしっこをしています。

「寝付きはいいですか?」
はい。

「夜中に起きたりしますか?」
起きませんが、まそらに関しては、頭を布団に打ちつけます。

「箸は使えますか?」
2人とも、使えます。

「自分で食べられますか?」
2人とも、食べられますが、嫌いな物は「食べさせて」と言います。

「園から何か言われることは?」
特にはありません。

「お友達と遊べていますか?」
わかりません。


●医師からのお話
以下、内容をまとめる。
2人とも、少しずつ成長していっている。自己抑制(駄目と言われたら、やめることができる)も以前に比べるとできるようになってきた。

兄まひろは、
特に問題はなく、定型発達児と遜色ない。このままいけば、普通級に就学可能だろう。
リハビリも必要ない状態だが、双子は同じようにしていった方がよいので、就学までの後1年は続けていく。

弟まそらは、
まひろ君より遅れが見られる。まひろ君の方が、聞かれたことにしっかり答えられる。
就学は、最初の段階では普通級がよいだろう。後に、ついて行けなくなって支援級へということも出てくるかもしれない。
就学に向けて、興味のないことでも座って取り組めるよう、作業療法のリハビリ(OT)では、座って作業する時間を増やしていく。
今後は、彼に焦点をあてて見ていく。

兄まひろ君が、お兄ちゃんとなって、引っ張って行ってくれるようになるとよい。
1(まひろ)+1(まそら)が2ではなく、3にでも4にでもなるように、助け合っていけるようになるのが望ましい。


●何か気になることは?
「何か気になることはありますか?」
と言っていただけたので、2点お聞きしてみる。

☆2人の「栄養指導」について
2月に肺炎になった際に行った血液検査より、偶然、2人のコレステロール高値が発覚した。大人なら投薬レベルとのことだった。
兄まひろに関しては、レントゲンにて肝腫大が疑われた。
かかりつけの医師にとっては、コレステロール高値で肝臓が大きいとなれば、脂肪肝が懸念されるようだった。

これらの経緯については、また別の記事にて扱いたいと思っているので、ここでは詳述しないが、これを機に、私の頭の中では「食事を見直さなければ!」との思いが強くなった。

そこで、今回、「栄養士さんの指導」を受けられないかお尋ねしてみた。
発達の専門病院だけあって、栄養士さんがおられるのだ。

が、医師によれば、肥満児の食事指導が主で、別に太っていない双子たちは対象にはならないとのこと。コレステロール値も高値ではあるが、現時点では特に気にする必要もなく、家族性である以上は食事でどうにかすることはできないし、子どもゆえ投薬もできないとのお話だった。

実は、「コレステロール高値」以外にも、栄養士さんに相談してみたい事項があったのだが、その必要性を説明すべく準備を整えた上で、次回に再チャレンジすることにした。栄養士さんでなくても、医師に直接質問してもいいかもしれない。

☆弟まそらの「女の子になりたい」発言について
このところ、まそらの「かわいいもの好き」が顕著になってきた。
以前よりピンク色のものを好む傾向はあった。
年中児になってからは、
「女の子みたいにかわいくしたい」
「かわいいのが好き」
「髪をのばして、リボンをつけたい」
などと発言するようになり、
最近では、ついに、
「女の子に生まれたかった」
とまで、言うようになった。

医師に、そのように伝えると、
「病気かと言われるとわからないし、
治すべきかと言われるとそれもわからないし、
絶対に駄目と言うのも違うと思うし、
そういうお子さんはたまにいますが、成長するにつれ、自然にそうした傾向がなくなることも・・・
ゆるい誘導程度で見ていくくらいしか、しようがないと思います」
とのことだった。

内面が女性なら女性で、仕方がないことだとは思うが、生き辛いだろうなと思う。できれば、そうした苦労はしてほしくないと、どうしても思ってしまう。


●診察を終えて
「座っていられるようにする」
就学に向けて、今後最も重視されることのようだ。
これは今、私自身も気にしていることだ。

ここで、澤口先生の「数字カード法」の事前準備として「数字の書き取り」に取り組んできたことが、本来の目的以外のところで効果を発揮したことを挙げておく。
「数字の書き取り」は、もちろん「数字」を書けるようになるための取り組みであり、現在も継続している。
毎日、毎日、ひたすら「2~10」までの数字を書く。ちなみに「数字カード法」のためだけなら「1~9」の数字でよい。

始めた当初は、そもそも座っていることができなかった。それが、今では「座る」ことが普通にできている。
これは「数字の書き取り」の想定外の効果に他ならない。
ただ、まそらに関しては、座ってはいても、集中することはできない。

そして、「数字の書き取り」から派生してか、いつの間にか、食事中のウロウロも減少してきた。

そこで、思う。
週に1度の療育、あるいは月に2回のリハビリの効果は絶対的なものではない。
やらないよりはいいが、それでなんとかなるわけでは決してない。
「療育」も「リハビリ」も「毎日の取り組み」には決して敵わないと思う。

月に2回、合わせて30分、座っているためのトレーニングを受けたところで、座っていられるようになるだろうか?
おそらく、ならないだろう。
毎日15分間、家庭において、「数字の書き取り」でも何でも、「座って」取り組ませると、月あたり450分になる。
どちらが効果があるのか、差は歴然だ。

ただ、リハビリを受けていると、担当の先生から説明を受けることができる。
何ができるようになって、何ができないのかを客観的に知ることができるのだ。
親自身の視野狭窄を防ぐことにつながる。これはかなり重要なことだと私は思う。

就学に向けて、「座っていられる」こと以外にも、重視していることがあるのだが、それはまた別の記事に。

これからの1年。
家庭で、日々「積み重ねていく」ことを大切にしていきたい。