部屋の修理の後は・・・、当然するでしょ、除菌

昨日、11時前、玄関のドアノブに取りつけられている鈴が、「シャリンシャリン」と音をたてた。

業者さんが2人、予定時刻より少し早く「インターホン」と「トイレ」の修理に来て下さった。

 

汚すぎる部屋に恐縮しながらも、まずはトイレへ。

業者さん、便器の内側をいきなり触る。しかも、ためらいなく素手で。

えー!

と思うのは、私だけ?

 

栓がかたくて、トイレだけの水を止めることができないと言われ、全ての水を止めることに。

まさに料理を始めようとしていた私は、かなり困ってしまう。

 

「そしたらー、インターホンからしましょうか」

と、ありがたいお言葉。

インターホンからの修理となった。

ちなみに、手を洗ったりはしない業者さん。。。

もちろん、素手で、インターホンを触る。

 

インターホンの交換作業に、双子たちは大興奮。

そばで何だかんだと話しかけながら、ずっと見ている。

 

その間、私は野菜を切って、鍋へ。

15分ほどでインターホンは新しいものが設置された。

 

続いて、水漏れがするトイレへ。

まだ、料理途中ではあったが、かたい人参と大根は投入できたのでよしとする。

 

トイレはそのままお任せして、子どもたちのお昼ご飯の用意をし、食べさせ始める。

そして、リンゴの皮をむこうとして、水が出ないことを思い出す。

洗えない。。。

 

「バナナにする?」

と聞いてみたが、ブーイングしか起こらなかった。

 

困ったなと、何ができるか考えること数秒。

水が出ないとできることはほぼない。

子どもたちのそばに行き、食事を急かす「仕事」を始めたら、水が出るようになった。

水道の栓を開けに、外へと出て行く業者さんの手を視界の隅に捕える。

真っ黒なんですけどー!

 

そのまま、トイレ修理は続いたが、バタバタとリンゴの皮をむき、子どもたちに食べさせる。

 

そうこうしているうちにトイレの修理も終わった。

便座が左右にずれる件も夫が伝えていたので、それについて説明を受ける。

我が家の便座は、子どもたちが派手にスライディング座りをするので、いつしか、かなり横にずれるようになっていた。

 

知らなかったが、便座というのは、便器の奥にネジがあり、締められるらしい。

何だったのだ。

今までの不便は?

 

せっかくなので、ついでにお訊ねしてみる。

まず、引き戸。

子どもが、引かずに押して壊れた。

こちらは、部品が必要で、レールのついたドア上部の壁部分を取り外しての修理になるのだとか。

「改めてお電話を」と言われる。

 

次、カーテンレール。

子どもがカーテンを引っ張り、レールを釘ごと引きちぎった。

こちらは、すぐに直せるとのことで、その場で直して下さった。

「かなりの力で引っ張りましたねー」

と業者さん。

 

言ってみるものだなーと思っていると、「あれ?」と気づく業者さん。

段差のある箇所のドア(開き戸)の立て付けが歪んでいるのだ。

子どもが、ドアが開いている状態で、ドアノブにぶら下がり、スムーズに閉まらなくなっていた。

これに関しては、私にとっては些細すぎて、すっかり忘れていた。

こちらも、ささっと直して下さる。

すごーい!

 

ただし・・・

業者さん、1度も手を洗わず。。。

・・・・・

 

さておき、

インターホンも、トイレも、カーテンレールも、

「か・い・て・きー♪」

不自由ない、ストレスフリーな環境。

普通の状態に戻っただけだが、幸せを感じる。

また、その「幸せ」を感じることが幸せに感じてしまう。

 

そして、後になって思い出す。

玄関のドアのチェーン(チェーンタイプではないが)も子どもが壊し、機能しなくなっている。

シャワーも、ヘッドとホースを接続しているプラスチック部分のとめ具に亀裂が入り、水が飛び出してきて、地味に煩わしい。

 

コロナが落ち着いたら、引き戸と一緒に頼むことにしよう・・・

などと思うが、きっと「後回し」が果てしなく続くに違いない。

 

そして・・・

業者さんが帰られた後・・・。

除菌スプレー片手に、業者さんの手が触れていそうなところをひたすらシュッシュして回る私。

私のきれい好きは「病的」だと夫は言うが、、、

そうだろうか???

普通でしょ。

「便器を素手」ですよ?

「手が真っ黒」でしたよっ?

「手を洗ってなかった」ですよっ???

コロナじゃなくても、当然、シュッシュするでしょ。

 

トイレも、もちろん便器やら床やらを専用の除菌ペーパーで拭く。

ペーパーが真っ黒になる。

ひょーっ!!!

 

ただでさえ時間がない我が家。

結局、昨日、食料品の買い物に行くことはできなかった・・・。

 

もちろん、業者さんには感謝しかない。

当然ではないか。