発達障害の双子(4歳) 今週のリハビリ(なし)と療育(BMM) 24

我が家には、発達障害4歳の双子がいる。

今週の双子弟、まそらの療育(BMM)の様子は下記の通りだ。

 

 

●双子弟、まそらの療育

今回は、25分遅れての参加となった。

 

BMM(途中からの参加で、約25分間)

・高這い(床に手をついて、膝を上げた状態で進む)

・サーキット

梯子(少し傾斜のつけてある梯子を立ってもしくは四つん這いで進む、少し傾斜のつけてある2本の棒(梯子の横棒がないようなもの)を立ってもしくは四つん這いで進む)→でんぐり返り→トンネル→バー(15㎝くらいのバーを数本、両足でジャンプして飛び越える)OR輪(輪が1つの所は両足で入る。輪が2つの所は片足ずつ入る。「けんけんぱ」の要領で進む)→「波線」の上を通るOR 「丸印」の上ばかりを通る→コーン(ジグザグに進む)→平均台→梯子・・・繰り返し

・ボール遊び

・歩行

前向きに歩く→後ろ向きに歩く→つま先で歩く

・クールダウン

 

 

☆手遊び歌(約10分間)

座った状態で、歌に合わせて体を動かす。

・「とんとんとんとんアンパンマン、とんとんとんとん食パンマン・・・♪」

・「りんごがゴロゴロ、りんごがゴロゴロ、みかんカンカーン、みかんカンカーン、しいたけシッシ・・・♪」

・「ららら雑巾を縫いましょう、ちーくちく、ちくちーく・・・♪」

 

※歌詞は聞き間違いがある可能性大。

 

本当に色んな手遊び歌があるものだと驚く。

まそらは、「りんごがゴロゴロ・・・」の歌が面白いようで、いつも大笑いする。

今まで、先生の動作をなんとなく真似しているだけだったまそら。今回、初めて「歌いながら」取り組んだ。また、1歩前進した姿を見ることができた。

 

 

☆ホワイトボードに、イラストを貼ってのお話し(約15分間)

ホワイトボードに大きさが異なる(大中小)3つのドアとテーブルのイラストが張られている。

 

ドアがトントンとノックされる。

「どのドア?」と先生。

「真ん中」「中くらーい」と子どもたち。

ドアの裏には動物のイラストが隠されており、先生は「耳」だけ出して見せて、「何かな?」と質問する。

子どもたちは思い思いに動物の名前を答える。

次いで、先生が「手」や「足」を見せて、「何かな?」と再度質問。

子どもたちは「ヒツジ」「ヤギ」などと答える。

先生がドアの裏から「ヤギ」を引き出して「ヤギ君でしたー。ヤギ君がお家に帰って来ました。」と言って、テーブルのそばにヤギの子どものイラストを貼る。

 

次に、またドアがトントンとノックされる。

「どのドア?」と同じように進んで行く。

中サイズのドアからブタが、小サイズのドアからネズミが、大サイズのドアからクマが、中サイズのドアからウサギが、ヤギの家に訊ねてくる。

そして、最後に大サイズのドアから「オオカミ」が出てきて、「ドアを開けちゃダメー」と締めくくる。

ヤギのお母さんがケーキを持ってきて、「お誕生日会で、みんなで夜まで楽しく遊びました」と終わる。

 

 

☆机上課題(約20分間)

私が実施した。

・塗り絵(公文式の教材)

A4サイズの紙に、大きさと色の異なる3つの風船が描かれている。それぞれの風船は中央が白くなっており、その部分を同じ色のクレヨンで塗りつぶす。先生からは2つでよいと言われていたが、まそらは予想した通り、すべての風船に色を塗りたがった。

まずは、中サイズの水色の風船を青色のクレヨンで塗り始め、私の指摘を受けて水色のクレヨンに換えた。

次いで、小サイズの緑色の風船を、あえて青色で塗りつぶした。

最後に大サイズのオレンジ色の風船を塗りつぶす。

はみ出さずに、白い部分だけを塗りつぶすことがポイントのようだが、大胆にはみ出していた。しかしながら、白い部分を残すことなく、きれいに塗りつぶすことができた。

 

・絵カード(誰が何をしていますか?)

まそらに、絵カードを見せ、誰が何をしているのかを答えさせる。

 

女の子がゴミ箱にゴミを捨てている絵が描かれたカード

私  「誰が何をしていますか?」

まそら「ゴミをポイしてる。」

私  「誰が?男の子?女の子?」

まそら「女の子。」

私  「女の子がゴミ箱にゴミを捨てています。」

 

男の子が机の上を布きんで拭いている絵が描かれたカード

私  「誰が何をしていますか?」

まそら「テーブルを拭いてる。」

私  「誰が?男の子?女の子?」

まそら「女の子。」

私  「男の子だね。男の子がテーブルを拭いています。」

 

56枚実施したところで、先生が巡回してこられた。

「誰が何をしているかは答えられるようなので、誰が、何を、どうしているかを聞いてください」と指示があった。

まず、先生が2枚ほど実施して、次いで、私が同様に行った。

 

男の子が本を片づけている絵が描かれたカード

先生 「誰が何をどうしてる?」

まそら「男の子が片付けてる。」

先生 「何を?」

まそら「絵本。」

先生 「男の子が本を片づけているね。」

 

「誰が何をしていますか?」は、先週の専門病院でのSTのリハビリでも取り組んだ。

まそらは、どうも「男の子」と「女の子」を答えるのが苦手なようだ。「どうして女の子なの?髪が長いからなの?」などと聞いてくる。服装などで見分けることも難しいようだ。

 

・パズル
正方形(角が1つ斜めにカットされている)の4枚のピースのパズルに取り組む。
まずは、ショベルカー。比較的スムーズに完成させた。

次いで、円い目覚まし時計。こちらは簡単にできたようだ。

最後に、三角形(角が1つカットされている)4枚のピースのパズルに取り組んだ。ブルドーザーの絵だったが、三角形になると難しいようで、4角形のパズルに比べると完成させるまで倍以上の時間がかかった。

まそらは、パズルが好きなので、投げ出すことなく取り組んでいた。

 

 

■療育を終えて

少し体調が優れないためか、「机上課題」では、集中力に欠けていた。私と取り組んだので「緊張感」が乏しかったのかもしれない。ぼんやりしていたり、周りを気にしたりと、心ここにあらずな様子だった。

 

 

today's 4-year-old twins

双子兄、まひろ

元気。よく遊び、よく食べ、よく寝る。

 

双子弟、まそら

昨日夕方、駐車場で転んだ際に、手の平にごく小さな傷を作った。3mmほどの本当に小さな傷だ。が、その傷の中に、アスファルトの削れた粉状のものが入り込み、しかも湿ってヘドロのようになってしまった。

部屋に戻り、手を洗った後、ピンセットで取ろうと試みたが、取れない。仕方がないので、バスルームに連れて行き、シャワーで洗い流そうとするも、どうしても細かい異物が傷の中に残ってしまう。今度は、洗面器に水を張り、めくれた余分な皮膚をハサミで切り取り、綿棒を使って除去を試みる。随分きれいになったが、奥まで入り込んでしまった異物が、やはりどうしても取りきれない。洗面器で30分ほど格闘したが、食事や就寝のことも考えなければならず、結局、軟膏を塗り、絆創膏を貼って、ひとまず終了としたのだった。

 

今朝、起床時、まそらは目やにが両目にびっちりと付着しており、起きてからも、くしゃみを連発。鼻水もダラダラだった。体温はさほど高くなく、37.0℃だったり、36.8℃だったり・・・。

4月中頃より、頻繁に病院通いをしているのだが、やむなくまた連れて行くことにする。そして、こんな小さな怪我でどれほど過保護なんだと思われそうだと気にしながらも、異物が取り除けなかったことを一応伝えてみた。先生は虫メガネで一瞬傷を見て、「残っていますね。ほじくります。」とおしゃった。私は診察室の外に出されてしまったので、ドアのカーテン越しにまそらの様子を窺っていた。

まそらは、ベッドの上に、バスタオルでぐるぐる巻きにされて、看護師さん2人に押さえつけられての処置となっているようだった。大泣きするまそらの声が聞こえた。

後で看護師さんからお聞きするに、先生が鉗子で異物を取り除いて下さったとのこと。家庭ではそうした器具がないので、除去は無理ですと言われた。月曜の園終了後に再度受診するよう指示が出た。それまで、傷を濡らしてはいけないとのことで、入浴も注意するようにとのこと。こんなことなら、昨日診ていただいていればよかったと後悔した。小さな傷だからといって、決して侮ってはいけないのだと知る。