わからない。それがそんなに問題なのか?

我が家には、小学2年生の双子の

兄まひろ(反抗挑戦性障害+多動傾向)と

弟まそら(ADHD自閉症スペクトラム障害) がいる。

この4月、弟まそらは、特別支援学級判定だったものの、特別支援学級から通常学級に移った。 

 

 

さて、先日、登校班の集合場所に兄まひろの担任の先生が来られ、一緒に登校するということがあった。

理由は、まひろが他の登校班と一緒に登校し、本来の登校班で登校しないためだ。

なお、その日、私は弟まそらと遅れて登校しており、学校に着いてから、担任の先生が来られていたことを知った。

校門では、まひろが地べたにふて寝していた。

おそらく、無理やり本来の登校班で登校させられ、頭にきたのだろう。

 

まひろの担任の先生は、

・登校班で登校しないと聞いて、様子を見に行った

・登校班で登校するようにしないといけない

・安全にもかかわる

・地域の方々も心配されている

とおっしゃった。

 

近頃、まひろはさっさと早めに家を出て、さっさと学校に行くようになっていた。

所属する登校班でまとまって登校するというルールを守っていないことは気にはなるが、登校しているのだからまあいいかと私は思っていた。

 

朝の7時半に、何も担任の先生が確認に来られるようなことではないと思う。

朝の7時半ということは、先生は6時頃には家を出られているということになるわけで、報道で見聞きする限りでは大変にブラックな職場で、毎日普通に19時、20時、それ以降・・・までお仕事をしておられる中、早朝出勤は大変でしょう・・・と思うのである。

 

朝、登校班で登校しないということだが・・・。

今、まひろは荒れに荒れている。

食事をまともに摂らず、

宿題もせず、

授業中は寝たり、ウロウロしたり、

家でも学校でも暴力をふるい・・・。

 

ご指導いただけるのはありがたいことではあるのだが、、、

登校班で登校しないことがそんなに問題?

わざわざ朝から現地に確認に来なければならないほどのこと?

学校で、口頭で注意する程度でよいのでは?

と思う。

重視すべきことはもっと他にあるのではないだろうか。

 

おそらくは、担任の先生の判断ではなく、上からの指示だろうとは思う。

きっと形ばかりのことだ。

PTAの交通委員会?か何かで話題にのぼり、「学校として対応しました」という体裁を整えなければならなくなった、ということなのだろうと推察する。

そして、予想した通り、この1日のみで「確認」とやらは終了した。

 

疑問でしかない。

登校班で登校しなければ安全にかかわる?

ならば、なぜ、下校時も集団下校にしないのか?

朝の登校時のみが、集団でなければ危険なのか?

中には、下校時、通学路を通らない児童もいるようデスガ?

 

地域の方々が心配している?

迷惑行為があるということの婉曲表現だろうか?

1人の逸脱行為が、登校班の機能不全を引き起こしかねないということだろうか?

そうであるならば、謝罪するしかない。

 

何にせよ、

・食事を摂らない

・暴力・暴言がひどい

・勉強をしない

まずは、そうしたことを優先的に何とかしなければならないのでは?

と私は思うのである。

 

昨年度のことを蒸し返すが、弟まそらは特別支援学級の上級生から暴力をふるわれていた。

登校時、教室には大人が1人もおらず、結局いつも私がまそらを暴力からかばうはめになった。

登校後から1時間目開始まで、1人の職員も特別支援学級に配置できなかったのに、登校班の確認には人員を割く?

暴力対応の方がずっと重要なのでは?

と思わずにはいられない。

 

そして、担任の先生が確認に来られた日から2日後。

「その後どうですか?」

と訊ねられる。

「登校班で登校していますが・・・。」

と私。

担任の先生は、またもやおっしゃる。

「登校班で登校しないと。

とにかく安全であることが大事です。

こちらも毎日様子を見に行くことはできませんので、

登校班で登校できないなら、お父さんにもご協力いただいて、保護者の方が送って来てください。」

 

「安全」ねえ・・・。

なぜ、下校時は登校班でなくても安全なのですか?

という言葉を飲み込む。

 

「毎日様子を見にくことはできません」ねえ・・・。

そりゃあそうでしょう。

昨年度、登校後の暴力対応でさえ、できなかったわけですから。

 

「保護者の方が送って来て」ねえ・・・。

昨年度の暴力対応や登校後の準備と同様に、またもや「保護者ありき」デスカ。

私は毎日、学校まで送り迎えをしているが、専業主婦だからできることであって、そんなことをしている保護者は基本的にはいないのである。

ここからさらに上の対応を求めマスカ?

そうして、それは、もし、あなたがあなたのお子様に対して求められたとしても、実行できるレベルのことなのデスカ?

私には、うっかりぼんやりのまそらの安全が優先であって、それなりに危険認識力のあるまひろには自力を求めている。

ついでに言うなら、まひろにはGPSも持たせている。

 

ため息がこぼれる。

親に容赦ない社会。

「支援」って・・・、何デショウネ?

「困ったことがあればいつでも相談してください」

と、色々なところで耳にするが、椅子に座って話を聞いてもらっても、困り事の大半は解決しない。

例えば、

・まひろと一緒に登校する

・まそらが暴力を上級生から振るわれないようにする

・親が病気のときに世話をしてくれる

など、実際に行動していただく形での「支援」が存在しないのはなぜなのか?

なぜ、座って「聞く」だけなのか?

 

話がそれてしまった。

今に始まったことではないが、重視することが違いすぎて、学校と私自身との感覚の乖離は大抵の場合、埋めることができない。

おかしいのは私?

いつもわからない。

 

登校班で登校しない。

ルールを破っているのは事実であり、問題がないとは言わないが、

今、それがそんなに重要なことなのか?

今、注力すべきはそこなのデスカ?

 


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メルカリ同様、匿名での購入が可能。

 

 

●余談

ところで、GPSはお勧めだ。

子どもが行方不明になってからでは遅い。

ただ、誤差があり、居場所はざっくりとしかわからない。

たとえば、自宅にいるのに、お向かいさんのお宅にいることになっていたりする。

が、持たせているだけで、安心感がまるで違う。

なお、下記製品は、我が家でも使用しているのだが、2024年10月31日でサービスが終了となるのでご注意を。

その頃には、きっとまひろも落ち着いていることだろう・・・。

いや、どうかな?

無理かもしれないな。

それにしても、ソースネクスト、もうちょっと株価上がってー!!