●始めに
本記事は、2022年5月頃に、一度誤ってアップし、すぐに取り下げた記事を、再投稿するものであることをお断りしておく。
なお、少し加筆修正している。
さて、2019年に澤口俊之先生の「教育相談」を受けた双子弟、まそら(当時、年中児。ADHD+自閉症スペクトラム障害)。
澤口先生のアドバイスに従い、定期的に「数字カード法(澤口式育脳法)」に取り組んできた。
「数字カード」には、せっかくなので、双子弟、まそらだけでなく、兄まひろにも取り組ませている。
これまでの取り組み状況は、次の通りだ。
★1回目(2019年11月から3ヶ月間、年中児)
目標枚数は、4枚。
2人ともクリアでき、喜んでいたが、後に、やり方が間違っていたことが判明。
★2回目(2020年5月から3ヶ月間、年長児)
目標枚数は、5〜6枚。
弟まそらについては、記号カードを併用し、誤った覚え方の癖を修正する。
弟まそらは、5枚を覚えられるようにはならなかった。
兄まひろは、5枚はクリアしたが、6枚を覚えられるようにはならなかった。
★3回目(2021年2月から3ヶ月間、年長児から小学1年生へ)
目標枚数は、5〜6枚。
弟まそらは、記号カードがなくても、正しく取り組めるようになった。
が、結果は前回と変わらず、弟まそらが「5枚」に届かず、兄まひろが「6枚」に届かない状態で終了。
そして、今回は、もう1年近く前のことになってしまったのであるが、主に、弟まそらの4回目の取り組み(2021年11月~)の1ヶ月目の様子について記す。
●取り組み状況(4回目のチャレンジ、1ヶ月目、小学1年生)
《弟まそらの正答率》
1日目(11月8日) 5枚︰75%、6枚:0%
2日目 5枚:90%、6枚:40%
3日目 5枚:72%、6枚:ー
4日目 5枚:80%、6枚:40%
5日目 5枚:85%、6枚:80%
6日目 5枚:80%、6枚:40%
7日目 5枚:90%、6枚:60%
8日目 5枚:85%、6枚:100%
9日目 5枚:95%、6枚:50%
10日目 5枚:100%、6枚:40%
11日目 6枚:85%(以下、6枚での数値)
12日目 60%
13日目 76%
14日目 84%
15日目 75%
16日目 65%
17日目 60%
18日目 70%
19日目 80%
20日目 68%
21日目 76%
22日目 70%
23日目 80%
24日目 85%
25日目 75%
26日目 80%
27日目 65%
28日目 55%
29日目 65%
30日目(12月7日) 70%
細かくて申し訳ないが、この1ヶ月間のまそらは、
6枚(5枚はせずに、6枚のみをするようになってから)が、最高で85%、
最低で55%
の正答率だった。
5枚の正答率が100%になった時点で6枚に移行した。
6枚も善戦していると思う。
兄まひろについては、
こちらは詳細は省略するが、今回、6枚から開始し、7枚へと取り組みを進めた。
彼は、7枚が、
最高で70%、
最低で0%
の正答率だった。
平均的に見るならば、40〜50%をウロウロしている感じだ。
7枚については、最初は全くできず、正答率は0%だったが、10%、20%と徐々に上がっていった。7枚はかなり難しい様子で、苦戦することが続いた。
●4回目の1ヶ月目の取り組みを終えて
今回の目標は、6〜7枚。
澤口俊之先生の著書によれば、数字カード法は7枚できるようになれば終了のようだ。
4回目の今回。
弟まそらについては、随分と苦労せずに取り組ませられるようになった、と最初は思った。
こちらが取り組ませようと頑張らなくても、きちんと取り組む。
出されたカードを見て、読んで、覚える。
そして、思い出して、答える。
だが、次第にやりたがらなくなり、集中することもできなくなっていった。
「検索を開始します・・・」
などと言いながら取り組んだり、歌を歌ったりすることもあった。
そして、取り組みに20分~30分要することもでてきた。
カードには朝、登校前に取り組むのだが、登校班の集合時間に間に合わなくなり、私がブチキレてしまうこともあった
本当に、常に頭を悩ませる「集中」の問題。
しかし、今回、枚数を6枚に進められたことはよかったと思う。
兄まひろとの差は縮まらないが、最終的に7枚できるようになればいいと思う。