小学2年生。新年度始まる🌸

我が家には、小学2年生の双子の

兄まひろ(多動傾向)と

弟まそら(ADHD自閉症スペクトラム障害

がいる。

この4月、弟まそらは、特別支援学級から通常学級に移った。

 

さて、新学期の色々を記事にしておく。

 

●担任の先生が変わった

双子2人とも、まさかの担任変更があった。

通常は、1、2年生は担任変更もクラス替えもないと認識していた。

が、兄まひろのクラスも、弟まそらのクラスも担任の先生は変わってしまった。

なお、クラス替えはなかった。

 

まずは、兄まひろの担任の先生のことから。

先日、朝。

登校班の集合場所に、まひろの担任の先生が来られていた。

先生と一緒に出発する。

少し歩いたところで、まひろが弟まそらにちょっとした嫌がらせをした。

それに怒ったまそらは、走って勝手に先に行ってしまう。

まあ、よくあることだ。

 

まひろの担任の先生は、と言うと・・・。

すぐにまそらを自転車で追いかけて制止。

腕をつかんで、

「大丈夫!大丈夫だからっっ!」

と強い口調で繰り返す。

ニコリともされていない。

 

その光景を見ていて私は、

いやいや・・・・・

となる。

お顔が怖いデスヨ。。。

いったい、何が「大丈夫!」なのデショウカ?

おそらく、まそらも全くわからないに違いない。

 

とにもかくにも勝手な行動は許されず、登校班に連れ戻されるまそら。

そして、しばらくすると先生はどこかへ行ってしまわれた。

上級生の話によれば、別の登校班も順番に見回るのだとか。

 

まひろの担任の先生は・・・、

きっと、規律重視派なのだろうと思う。

ルールからの逸脱は決して許さないタイプという印象。

あくまで私の勝手な印象であり、実際は違うのかもしれないが、、、

ひとまず、まそらの担任じゃなくてよかった、と思う。

 

続いて、弟まそらの担任の先生の話。

始業式の日の下校時。

担任の先生が声をかけてくださった。

 

・張り切っていた

・本人から「先生は優しい?」と聞かれたので「優しいよ」と答えた。

・(まそらが好きな)猫のぬいぐるみを持っている

・来週に特別支援教育の責任者も交えて面談をしたい

・色々教えてほしい

 

とのこと。

面談の早期実施はとても助かる。

先の記事にも挙げているが、要望したいことがいくつかあるのだ。

「要望書」の形での文書作成を考えていたが、結局、「支援ファイル」の形式をとることにした。

ちなみに「支援ファイル」とは、

自治体が、幼児期から就労期まで、切れ目のない支援を継続することを目的に取り組んでいるものだ。

就学時には、園の先生や、発達の専門病院の作業療法士さんなどに記入していただき、担任の先生に提出した。

もちろん、私も作成し、提出した。

そして、昨年度末には、小学1年生の内容が担任の先生により記載されて戻ってきた。

 

というわけで、今年度もそれに被せて作成した方が、資料の一つとして長く活用できるのではないかと思うに至った。

現在、作成中だが、だいたいできてはいる。

 

そして。。。

先日、朝。

通常学級の朝の準備がまだよくわからないので、まそらに付き添い長々と教室にいたところ、担任の先生がやって来られた。

みると、まそらの好きな猫のぬいぐるみの小型版(我が家には、これと同じ小型版と、大型版がある)を持っておられた。

まそらの目がキラリと光り、表情が明るくなる。

完全に心が奪われている。

実は、先生の許可を待たずして、連絡ファイルに、でかでかとこの猫のイラストをはりつけていたのだが、それをまそらは「これとおんなじー!」と先生に見せに行く。

先生は、ちらりと見て「猫だね」とおっしゃったのみ。

本来、「キャラクター」などが描かれた文房具類は禁止されている。集中の妨げになるというのがその理由だ。

しかし、担任の先生は、ファイル一面に貼り付けられた猫のイラストを完全にスルー。

おそらく、教科書類への貼り付けも容認されるのではないかと思ってしまう。

 

そして、またもや勝手な印象を抱く。

まそらの担任の先生は、きっと実利主義者に違いない。

細かい決まりはさほど重視しない。

それにより、トラブルなくスムーズに行くなら、そちらを選択するタイプとみた。

「先生」というより、「営業マン」の雰囲気。

相手をよく観察し、無難に接する感じ。

発言・行動・表情と本心は一致しない人だという印象。

 

年度末の面談で「大目にみてほしい・・・」という要望をしたが、通っている様子が窺えた。

帰宅したまそらに、いくつか質問してみた。

 

「学校はどうだった?楽しかった?」

「うん。楽しかった。」

「何が楽しかったの?」

「〇〇(猫のぬいぐるみの名前)がいた。」

「いたねー。よかったね。」

「〇〇は、まそら君が頑張ってるから来てくれたんだってー。」

 

「楽しかった」というのは意外だった。

学校が楽しいだなんて初めて聞いた。

よい意味で予想を裏切られて嬉しい。

 

まそらに質問を続ける。

通常学級への移籍において、まそらが気にしていたことの一つ。

人数が増えて、給食当番が大変になる・・・というもの。

この日、早速、給食当番だった。

 

「給食当番はどうだった?ちゃんとできた?」

「運んだだけ。」

「運んだの。すごーい。頑張ったね!」

 

こちらも、精神的負荷はかかっていない様子。

ひとまず安心。

 

さらに聞く。

まそらは、通常学級への移籍において、

先生が怖くなる・・・ということも気にしていたのだ。

 

「先生は優しい?」

「うん。〇〇先生(1年生の通常学級の担任)よりも優しい。」

「そうなの。優しい先生でよかったねー。怒られたりはしないの?」

「1回怒られた。」

「え?怒られた?怖かった?」

「ううん。怖くない。」

「優しく言われたの?」

「うん。」

「先生はみんなに優しいの?まそらにだけやさしいの?」

「みんなに優しい。」

 

こちらも、ほっとする。

厳しい叱責がなされないなら、クラスの雰囲気もやわらかいに違いない。

恐怖心を利用せずに、クラス全体に適切な行動を促せるかどうかは先生の腕次第だと思う。

 

最後に、座席について。

年度末の面談では、「席は一番後ろの廊下側に・・・」と要望した。

が、年度当初。

席は、出席番号順だった。

なので、希望は通っていない。

しかし、これは、こういうものなのだろうし、仕方がない。

次の席がえを待つしかないと思う。

 

今のところ、まそらに、

「学校に行きたくない!」

というような兆候は見られない。

それどころか、

「楽しい」

とまで言う。

このまま、順調にいってほしいと思う。

 

 

●気になること

安全が気になるので、1年生の間は登下校に付き添ってきた。

これは、今年度も続けるつもりでいる。

子どもたちの登下校に付き添うようになったおかげで、日々強制的に歩くようになり、1日の運動量が増えた。

私の健康にとっても有益なのである。

 

が、学校に着いてからは・・・。

1年生の間は、私が登校時の朝の準備を手伝ってきた。

早く準備を済ませて、通常学級に避難しないと、特別支援学級の上級生から暴力をふるわれるのだ。

しかし、2年生。通常学級に移った。

そろそろ、登校後の準備は自分でやれるようになってほしいと思う。

 

そして、さらに下校時のことだ。

先日、児童玄関で待っていると、まそらはランドセルも背負わずにやって来た。

え~!

となる。

「ランドセルは~?」

と言いながら、教室まで一緒に戻る。

 

机上に教科書類を入れたケースも、水筒も・・・何もかも置きっぱなし。

歯磨きコップや、給食エプロンの入った袋は、どちらもフックにかかったまま。

上着も着ていない。

帰宅準備など全くできていないのであった。

 

「1年生のときはどうしてたの?先生にしてもらってたの?」

と思わず聞いてしまう。

「うん。」

「これからは自分でしようね。」

「なんで?」

 

なんで・・・?

なんでって?

そこからなの~??

 

学校教育法には、

「障害による学習上又は生活上の困難を克服するための教育を行うものとする。」

と定められているが・・・。

1年経っても、自分の持ち物をランドセルに入れる力すらついていないとは・・・。

「困難」はさほど克服されていないようだ。

 

頑張らないといけないな、ワタシ。

付き添うのは玄関までで、校舎内には入らないですむようにしたい。

まずは、「持って帰るものリスト」を作って、ランドセルに入れようと思う。

 

 

●また騙されたと思ったこと

子どもが持ち帰った学校通信に目を通す。

何なにナニ?

となる。

 

「2年生は1クラス当たりの人数が30人を超えるので、市教育委員会から<低学年指導補助>の配置を受け、2名体制での指導を行う」

との記載が目に飛び込んでくる。

 

何なの?

昨年12月。

面談にて、先生より「2年生は通常は支援員はつかない」と言われていた。

だから、特別支援学級がいいですヨ」という話だった。

しかし、学校通信にある文言では、30人を超えれば制度として自動的に2名体制になるというふうに読み取れる。

今年度、1クラスの人数が30人を超えることは、当然、前もってわかっていたことだ。

つまりは、2名体制になるということも、予めわかっていたということになる。

 

にもかかわらず、なぜ私は、

「2年生は通常は支援員はつかない」

と言われたのか・・・?

 

やり方が汚い。

 

担任1人の通常学級では、支援が行き届かないから、まそら君はやっていけません。

だから、特別支援学級が適していますヨ。

 

保護者を不安にさせ、特別支援学級に誘導する。

実際は、2名体制になることがわかっているのに!

 

先生が自らの考えで、自ら発言しているのか、

それとも、上層部からそう言うように指示されているのか・・・。

いずれにせよ、「学校・先生を信用してはならない」という認識を新たにしたのだった。

 

 

●最近のお弁当

学校が終わってからの病院受診。

これに昨年度は悩まされた。

受診後、帰宅が遅くなり、夕食の開始が遅れる。

食事には時間がかかるので、入浴は諦めなければならない。

どうやっても、就寝時間もいつもより遅くなってしまう。

 

そこで、お弁当を作るようになった。

双子たちは、食べるのが遅いくせに、「食べたりない」と言うのである。

2年生になって、お弁当箱のサイズを大きくした。

もう中学生並みの大きさだ。

 

食事作り。

本当にタイヘンだ。

味がない。辛い。苦い。硬い。熱い。冷たい。おいしくない・・・・・。

毎日ひたすら文句を言われる。

好き嫌いも変化していく。

好きだったものが嫌いになり、嫌いだったものをおいしいと言うようになる。

もう、着いていけないワ~。

料理は一向に上達しない。

料理上手な人がうらやましい。

 

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ブロッコリー90g、ささみカレー粉焼き180g、ニンジンなどの煮物80g、高野豆腐、黒豆少々、キャベツとちくわの炒め物。バナナ1本。米はなし。

普段の夕食の量と比べると少ない。

 

移動中の車内で食べる。

が、まそらは、お弁当を下に落としてぶちまけてしまう。

心底、ガックリくる。

 

そして、つい怒ってしまう。

「もうっ!何してるの!」

しかし、「何してるの!」は私だ。

感情的になってはならないし、

「落ちないように、しっかり持ちましょう」などと、具体的に言わなければならない。

適切な対応というのは難しいなあ。。。

お弁当作りも難しい。。。