特別支援学級をめぐるトラブルやら、バスケットボールやら・・・決して明るくはない記事が続いている。
家庭では双子兄、まひろにもゴタゴタが発生し、本当に頭の痛いことばかりだ。
ちなみにゴタゴタの内容は「児童相談所」に通報されかねないようなもので、もうどうしてこうも問題ばかり起こるのだろうと思ってしまう。
「笑顔」が大事。
そんな気がする。
さて、次年度、特別支援学級から通常学級に移る双子弟、まそら。
彼は、次年度についても特別支援学級判定となっているのだが、無理やり通常学級に行かせるのである。
だが、それでよかったのだと思えるこの頃だ。
3学期に入り、一時鳴りを潜めていた兄まひろのまそらに対する暴言が、急激に目に余るようになった。
「アホがっ!支援学級のくせに!」
まそらに対し、許されない暴言の数々を頻繁に吐く。
まそらはまそらで、
「ぼくは、まひろ君より頭が悪いから。だって支援学級な時点で・・・」
などと言う。
もう耐え難いレベルだ。
そこで、兄まひろに言う。
「まひろ!まそらは賢いよ!2年生は通常学級になるし。そうなったら、むしろあなたはまそらに負けるんじゃないの?」
「そんなわけあるか!こんなヤツに負けるわけねーだろ!」
とまひろ。
本当に腹立たしい。
まひろだけでなく、まそらにも話す。
「まそら、あなたは賢いよ。ちゃんと勉強もできるってみんなにもわかっちゃったから、来年度からは通常学級になるんだよ。まそらは、ウロウロしたり、気が散りやすかったりするから、今年は支援学級でどうですか?ってなったけど、2年生になったら、それももう大丈夫でしょうって判断されたの。通常学級でやっていけるって思われたんだよ。だから、まそらは支援学級にいたくても、もういられないんだよ。」
事実とは異なるが、あえて前向きに伝える。
そして・・・。
最近、まそらに変化が見られるようになった。
「通常学級へ」
の言葉は、彼を不安にさせただけではなかったのだ。
彼は、この言葉で、
「自分は人より劣っているわけではない」
ということを、客観的事実として自覚することができたのだ。
(本当は、「特別支援学級判定」となっているのであるが)
そして、学校でのトークンを活用した取り組みに乗っかり、徐々に「立ち歩き」の問題が改善されはじめた。
どうやら、彼自身が自ら「2年生に向けて頑張る」という気持ちで取り組んでいるようなのだ。
先生からもこの頃、
「できないときもありますが、全体的に見るとよく頑張っています」
と言われるようになった。
これでよかったのだと思う。
次年度より通常学級に移ることを伝えた当初。彼は動揺し、私にたくさんの「心配事」を口にした。しかしながら、そうした心配事や不安を有しながらも、彼は自分が「他の人と同じレベルの能力がある」と認められたことが、実はとても嬉しかったのではないか。
そして、それは、ずっと彼の肩に重荷としてあった「劣等感」を解放することにつながったのではないか。
「通常学級へ」という言葉は、彼に「卑屈になることなど何もない自分」というものを認識させたのだと思う。
今年度、特別支援学級に行かせたことで、彼には本当にたくさんの辛い体験をさせてしまった。
次年度も、通常学級にて、大変なことはきっとたくさんあるに違いない。
だが・・・、
次年度、特別支援学級を選ばなくてよかった。
通常学級を選んでよかった。
彼が、自信を取り戻し、前を向けるようになれてよかった。
これで、よかった。
そう、思う。
余談だ。
まったく話は変わるが、
ラインについてだ。
私は、ラインをずっとしていなかった。
理由は、人と勝手につながる煩わしさによる。
が、最近、子ども会など様々な集まりにおいて、「連絡はラインで」となることが増えた。
夫はラインをしているので、そうした場合は夫任せにしていたが、やはり不便だ。
というわけで先週、数年ぶりに、ちょっとやっただけでやめていたラインアプリを再びインストールしてみた。
使い方(特に設定)はまだよくわからないが、どうやら、勝手に友だち追加されないようにする機能もあるようだ。
現在、友だちは夫1人。
ボチボチ操作をマスターしていこうと思う。