双子の血液検査結果(2021年7月)を考える

我が家の小学1年生の双子弟、まそらは、ADHD自閉症スペクトラム障害である。

 

先日、定期通院しているアレルギー科にて、血液検査(空腹時)を受けた。

その結果について、考察していく。

 

なお、比較のため、兄まひろのデータも紹介する。

 

主だった項目を以下に挙げる。

●血液検査結果(7月、空腹時)

・総コレステロール(基準値:150〜219)

まひろ:225↑

まそら:217

 

まずは、兄まひろ。

彼は、このところ総コレステロール値がじわじわと上昇している。

逆に、弟まそらは、正常値内にギリギリ収まった。5月の299より改善している。

 

 

・LDLコレステロール(基準値:140未満)

まひろ:138

まそら:134

 

こちらは、2人とも正常値に収まった。

まそらは、5月の188から、さらに低下している。

 

ここで、2人の総コレステロール値とLDLコレステロール値に影響を与えたものは何かを考える。

2点浮かぶ。

①走る

就学後の4月より、しばらく走れていなかったが、6月頃より、また走るようになった。

マグネシウム摂取

6月より、マグネシウムオイルを使って、マグネシウムの経皮摂取をしている。ただし、摂取量は33〜66mg程で、さほど多くはない。

 

上記、2点が、前回の血液検査以降で変化のあった事項であり、数値に何らかの影響を及ぼした可能性がある。

特に、マグネシウムについては、藤川徳美先生のブログによると、

マグネシウムは天然のスタチン」

とのことで、少量の摂取ではあるものの、影響を与えた可能性が高いと思われる。

 

なお、まひろの総コレステロール値上昇については、原因が全く思い浮かばない。

 

 

・BUN(タンパク質不足の指標、目標:20)

まひろ:19.3

まそら:15.3

 

まひろは、3月の22.0から低下。

彼は、目標の20を超えていたため、プロテインを24/dayから20/dayに減らしていた。今回、その影響が出ているようだ。

 

一方、まそらは、もとよりプロテインは摂取しておらず、6月の18.2よりもさらに低下している。

 

2人とも、目標値である20を一度は達成しているので、成長に伴い、タンパク質の必要量が増加していると考えられる。

なかなか厳しいことではあるが、夕食時における肉の摂取量を増やした方がよさそうだ。が、コレステロール値との兼ね合いを考えなければならない。

 

 

・フェリチン(鉄不足の指標、目標:150)

まひろ:231.6

まそら:86.0

 

まひろは、3月の検査で300を超えていたため、キレート鉄のサプリメント(NOW FOODS、Double Strength Iron 36mg✕3)をやめているが、まだ200以上の値となっている。

川徳美先生によれば、フェリチンの目標値は150だ。このままいくと、後2ヶ月程で150程度にまで下がってしまいそうだ。それまでに、再度、血液検査を受けさせたいと思う。

 

まそらについては、6月の89から微減。

彼は、栄養療法の病院で、医療用のヘム鉄のサプリメントを処方されている。

川徳美先生がよく言われている通り、ヘム鉄ではフェリチンはなかなか上げられないのか、それとも単に服用量が少ないだけなのかということになるのだが、

まひろ:キレート鉄108mg/day(3カプセル分)

まそら:ヘム鉄18mg/day(4カプセル分)

なので、単純に考えると、キレートかヘムかという以前に、そもそも摂取量が圧倒的に少ないということになる。

もちろん、長らく続いている下痢のため、吸収効率が悪いということもあるのだろう。

 

 

●結果を受けて

食事は、成長にとっても、発達障害の改善にとっても、とても重要だ。

それは疑う余地のないことだと思う。

血液検査を受ければ、何が不足しているのかよくわかる。

 

栄養療法の病院では、肉を1日200g摂るように指導されている。

夏休みに入り、肉料理を分散させられるようになった。

双子の食事の負荷が、少しは減らせているのではないかと思っている。

 

給食は平均して30gほどの肉量なので、平素は、夕食時に170gの肉を摂取することになる。

これが結構しんどいのだ。

夏休み中は、昼食は魚、夕食は肉と決めて、用意をしている。

おかげで、「肉、多すぎー!」のブーイングはあまり聞かなくなった。

 

 今月、総合病院の受診が予定されている。

まそらが通うアレルギー科の医師より勧められたためだ。

また、血液検査があるのか、エコーをとるのかわからないが、問題の有無を納得できる形で知ることができればと思っている。

血液検査が実施された場合は、このところ意識的に摂取している「魚」の影響がどう出るかを確認したいところだ。

 

栄養療法を受けるようになって、血液検査をする機会がとても多くなった。かわいそうで、ときに申し訳なく思う。

食事も、「あれは駄目、これは駄目」が多くて、かわいそうに思うことが多い。

 

ご近所さんが何気なく双子に下さるお菓子・ジュース。

そして、子どもの集まりなどで配られるお菓子・ジュース。

こうしたものも、我が家にとっては結構なストレスになる。

ご厚意なのはありがたいのだが、双子には基本的に食べさせることができない。

糖質も、植物性油脂も、着色料も・・・・・、お菓子類は悪いものが沢山含まれている。

故に、毎回「駄目よ」と言わなければならず、

「食べたい!」と返してくる双子を説得しなければならず・・・。

ちょっとしたことだが、ストレス以外の何物でもない。

子ども向けのお菓子くらいは、もうちょっと考えて製造してくれたらいいのに。。。

 

 

 

●夏休みの1日

夏休みも、あっという間に8月に突入してしまった。

先月7月は、とても忙しかった。

カレンダーには予定がびっしりと書き込まれ、真っ黒だった。

 

夏休みでも、朝から、余裕がない。

用事がなければ、大体以下の通りに1日は進行していく。

 

5時:私、起床。身支度、洗濯物や食器などのちょっとした片づけ、朝食の用意。

6時頃:双子起床、朝食。

6時半:ラジオ体操。

6時50分:帰宅。朝食の続きと、宿題・家庭学習。私、朝食の洗い物。

8時半~9時頃:外出。公園で30分走り、食料品の買い物。車の運転中に、私の朝食(サンドイッチなどをつまむ)。

11時頃:帰宅。昼食用意。双子、お手伝いの掃除。

11時半:双子、昼食。私は、鍋やフライパン、食べ終わった食器を次々と洗う。

13時頃:昼食終了。午前中にできなかった場合は、ここで双子のお掃除タイム。私は、夕食の下ごしらえと、ストック用の料理(野菜の煮物を作る、ジャガイモを1.5kg茹でる、カボチャを1個茹でるなど)を開始。可能な場合は、卵を2個焼いて私の昼食。

15時半:双子、入浴。

16時:夕食用意。

16時半:双子、夕食。私、入浴と洗い物。

18時半:夕食終了。歯磨き。トイレ。

19時:絵本の読み聞かせをして消灯。

19時20分頃(順調にいって):洗濯と自分たちの夕食用意。だが・・・・・、もう料理をする気力が残っていない。洗い物も、もううんざりだ。

21時:私、就寝。としたいところだが、理想と現実は異なる。8時間寝たいと思いつつ、ちょっとは自分のための時間(読書、調べもの、考え事など)がほしいので、21時に横になることはほとんどない。

 

夏休みに入ってから自分の食事がやばすぎる。

やばい、やばい、やばいぞ!

毎日、家にいるときは、ほぼ1日中、キッチンに立っている。

座っている時間は1日のうち、いったいどれくらいあるのだろう。

一般的なご家庭の夏休みはどんなふうなのだろう。

昼食、「今日は、おそうめんだけで終わり!」とか言えたら、どんなに楽だろうか。

要領が悪いんだろうな。

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(今日の朝食。毎朝同じ。)

 

 

 

●藤川徳美先生のブログ紹介

川徳美先生のブログで、マグネシウムコレステロール値に及ぼす影響について書かれている記事を紹介する。

 

マグネシウムは天然のスタチン

あらゆる身体内の代謝作用が酵素に依存して行われる。
例えば、コレステロールを作るにはHMG補酵素A還元酵素という特定の酵素が必要である。
結局のところ、マグネシウムが充分に存在していれば、この酵素反応が鈍化することが分かってきた。
スタチンが狙いを定めて抑止するのも、同じくこの還元酵素である。
そのメカニズムはほとんど同一ではあるが、マグネシウムの方が手立てとしてより自然である。
身体はコレステロールが一定レベルに達すると、これが制御されるように進化してきた。
これに対して、薬剤のスタチンを使用すると、そのプロセス全体が破壊されてしまう。
体内に充分なマグネシウムがあれば、コレステロールは本来必要な機能を果たすだけの量に止まり、過剰に作り出されることはない。

人口全般にわたってコレステロールが増大しているのは、われわれを取り巻く現在の状況にその理由がある。
すなわち、マグネシウム欠乏土壌、マグネシウムが皆無に近い加工食品、マグネシウムを補給せずにカルシウムやカリウムを過剰に摂取していることが原因である。
コレステロール変換酵素の作用を抑制できるだけのマグネシウムがなければ、必要以上のコレステロールが作り出されてしまうのは当然の成り行きである。

マグネシウムコレステロールの因縁話は、ここからはもっと好ましい展開を見せる。
マグネシウムは他にもいくつかの脂質変化の機能を担っているが、これらはスタチンには、なおのこと見られない機能である。
「悪玉」コレステロールのLDLを減少させる酵素の作用にはマグネシウムが必要である。
また、マグネシウム中性脂肪トリグリセリドを減少させ、「善玉」コレステロールHDLを増加させる。
マグネシウム依存性のもう1種の酵素が、必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6をプロスタグランジンに変換する。
これは心臓や全体的健康にも必要な活性物質である。
(奇蹟のマグネシウム)

・脂質代謝異常にはナイアシンマグネシウム

https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12668434658.html

より。