発達障害改善のため、病院にて「栄養療法」を受ける(2021年7月、消化器症状改善)

我が家の小学1年生の双子弟、まそらは、ADHD自閉症スペクトラム障害だ。

特別支援学級(情緒)に籍を置いている。

 

我が家の双子は、昨年より、

川徳美先生の著書、

『薬に頼らずに子どもの多動・学習障害をなくす方法』

の内容に従って、

「高タンパク・低糖質」

サプリメント使用」を少しずつ実践してきた。

 

が、まそら自身に、本当に必要なもの、必要な量は、果たしてこれで足りているのか?そして、いつまで続けるのか?などなど、不安に思うことも出てきた。

 

そこで、「栄養療法」を実施している病院を探し、昨年9月より通っている。

 

先日、9回目となるが、「栄養療法」の病院をまそらが受診した。

今回は、「診察」はなく、「栄養指導」のみが行われた。

 

なお、今までの栄養指導の骨子は、

・卵3個/日

・肉200g/日

・牛乳・乳製品と小麦の除去(検査結果を受けて)

・葉物野菜(食物繊維、目標10g以上/日)を増やす

サプリメント服用

となっている。

 

 

●管理栄養士さんによる栄養指導

このところ、管理栄養士さんからは、「食事記録」提出を求められない。

私からの聞き取りのみで、話は進行していく。

 

いつも通り、まずはまそらの体調確認から。

以下、青字は管理栄養士さんの発言。

「体調に変わりは?」

特にない。

 

「食事に変化は?」

特にない。

 

「お腹の調子は?」

前回、乳酸菌のサプリメントを変えて、その翌日と翌々日は、急に普通便に。しかし、3日目からは、またゆるくなった。

最近は、最初が普通便で、後の方がゆるい便をしている。今朝は、細いものの普通便。

 

「改善してきているようですね。」

そう思う。

 

「乳酸菌のサプリメントは、量(乳酸菌数)が多い物から、種類の多い物に変更した。菌が腸に定着してきているのだろう。

ゲップは?」

たまにしている。

 

「空気を飲み込んでいることが主な原因だろう。日常生活に支障が出るようなら、食事を黙って食べるよう注意しなければならない。が、現状は、そこまでひどくないだろう。」

そう思います。

 

「かたいものは相変わらず食べられない?」

はい。

 

「まだ小さいので、噛む力がないのかも。給食のお肉は食べられている?」

残しているとは聞いていない。給食の肉量は平均して30gほどと少なく、それくらいなら食べられるのだろう。

 

「給食の量は(園のときより)少ないとのことだったが・・・?」

本人が言うには、少ないらしい。園のときのようには、おかわりができないようだ。

 

「学年が上がると、給食の量も増え、食べられる量も増えてくるだろう。

状態は安定してきている。乳酸菌は腸だけでなく、上部消化管の機能も改善させる。ゲップも改善するかも。ガスは出ている?」

音がすることがないので不明。出ているとは思う。

 

「給食でタンパク質をたくさん摂るのは難しいと思われる。バランスよくは作られているはず。家で食事は頑張って用意されていると思う。タンパク質をしっかり摂って。卵も摂ってもらって全く問題ない。次回は、2ヶ月後に。」

 

 

今回は、消化器症状の話が中心となった印象。タンパク質をしっかり摂取するというのはいつも変わらない。

次回の栄養指導は9月となった。

 

 

●使用するサプリメント

現在、処方されている医療用サプリメントは下記の通りだ。

 

なお、ビタミンCのみ、医療用にカプセルタイプがないため、手持ちの市販品を使うことになっている。まそらは、タブレットが飲めないのだ。

 

サプリメント

・ヘム鉄(4.5mg 朝夕各2錠)

・ビタミンBコンプレックス プラス(朝1錠)

・ビタミンC(手持ちの市販品を朝夕各1000mg)

ビタミンD(朝2錠、夕1錠)

・uDHAミセル(夕1錠)

・ウルトラフローラバイオーム プロ(ラクトプライム・プラスから前回変更)(夕1錠)

・ピュアリーンファイバー(食物繊維、1日大さじ1杯程度、野菜が少ない日に使用)


f:id:rumraisinn:20210612230832j:imagef:id:rumraisinn:20210612230902j:image

左から、ビタミンBコンプレックスビタミンD、ヘム鉄。


f:id:rumraisinn:20210612230920j:imagef:id:rumraisinn:20210612230932j:image

左から、uDHAミセル、ウルトラフローラバイオーム。

 

f:id:rumraisinn:20210211220805j:image

ピュアリーンファイバー。

 

 

 

●今回(9回目)の費用

栄養指導:200円

サプリメント(2ヶ月分):36,644円!

 

前回、誤って請求されて支払った鉄サプリメントの4,600円分は差し引かれての金額。

  

今回の合計金額:36,844円

 

累計額(2020年9月〜):291,257円

 

 

 

 ●栄養指導を終えて

まず、便の状態についてだ。

まそらは長らく下痢が続いていたが、乳酸菌のサプリメントを「ウルトラフローラバイオーム プロ」に変更してから、急速に改善を見せている。

栄養指導からしばらくが経過した現在、毎日ほぼほぼ普通の便をするようになった。

出始めは形があり、終わりの方でゆるくなる感じだが、下痢というほどではない。

 

高価な割に、効果の乏しい乳酸菌のサプリメントラクトプライム プラス)を約9ヶ月間も漫然と使用したことが悔やまれる。私は素人だが、3ヶ月くらいで見切って、変更すべきだったのでは?と思ったりする。

 

次いで、コレステロール値。

コレステロール値」が診察でも、栄養指導でもスルーされていくことに疑問を覚える。

いったい、何を重視し、何を改善しようとしているのだろうか。

・タンパク質

・鉄

ビタミンD

・消化器症状

この4点が主なのだろうか。

 

「栄養療法」の病院では、「LDLコレステロールは食事の影響を受けにくい」と繰り返し言われてきた。故に、スルーされるのだろうか。

 

しかし、私にはLDLコレステロール値が食事の影響を受けにくいとはとても思えない。彼のコレステロール値は、いつも結構な振り幅で変動している。毎日同じような生活をしている中で、食事以外のいったい何が、彼のコレステロール値をここまで大きく変動させるというのだろうか。疑問でしかない。

 

先日、まそらが定期通院しているアレルギー科の医師より改まって話を切り出された。

アレルギー科には、喘息の経過観察のため長らく通院しており、栄養療法のこともお伝えしている。

医師が、まそらと、まひろのコレステロール値の推移をまとめた表を机上に置き、

「元々高値だったが、栄養療法の病院に行くようになって、さらに悪化している。栄養療法の病院のHPも見させてもらった。コレステロール値については何も言われないのか?牛乳もやめているのですよね?お母さんを迷わせてしまうかもしれないが、念の為、一度、大きな病院で診てもらっては?」

とおっしゃった。

 

さらに、

「紹介状を書く。空腹時の血液データも可能なら添えたい。朝、朝食を摂らずに来院してほしい。」

とのことで、翌朝、採血。

来月8月に総合病院の小児内科の予約を取って下さった。

 

アレルギー科の医師はこうもおっしゃった。

「栄養療法は発達障害のためにされているのですよね?エジソン坂本龍馬ADHDだったと言われている。発達障害でも活躍している人はたくさんいる。個性として受け入れて頑張っているお母さんもいる。まそら君は小さい頃からずっと診させてもらっているが、問題があるようには思えない。子どもらしい、かわいい、いい子だ。」

 

この発言の後には、

にもかかわらず、栄養療法をしなければならないのですか?

という言葉が省略されている。

 

いやいや、それは・・・

と、思う。

きっと日々の育児の大変さや、改善への思いの有り様は、当事者にしかわからないものなのだろう。

 

しかし、

行き過ぎる私に、「ちょっと待って」と言ってくれる存在は、ありがたいものだと思う。

客観的に見ていてくれる人がいる。

そう思うと、何だか少し気持ちが楽になる。

 

誰を、何を信じて進むのか。

これがいつもとても難しい。

川徳美先生は、ブログにて、

「栄養療法を始めて1年も経てば、誰も発達に問題があったなんて気づかない」

といったようなことを書かれている。

しかし、藤川先生のブログに日々紹介される華々しい改善はまそらには見られない。

まそらは例外なのか?

それともやり方が適切ではないのか?

 

信じるということは難しいことだ。

ただ、何もしなければ、何も変わらない。

行動することでしか拓けないと思う。

 

 

 

 ●料理紹介

☆サワラの照り焼きf:id:rumraisinn:20210726183005j:image

 

魚嫌いの兄まひろには悪いが、コレステロール値対策のため、一時激減していた魚料理を増やし始めた。まひろはとにかく魚が嫌いだ。食事にまた何時間もかかるようになった。

 

 

☆煮込みハンバーグf:id:rumraisinn:20210709100402j:image

2人分で、

鶏ミンチ200〜300g

豆腐120g

炒めた玉ねぎ(1個)のみじん切り

片栗粉大さじ1杯

ぬちまーす少々

をポリ袋で混ぜて、フライパンで両面を焼く。

 

シメジを1パック炒めて、

水200g

ケチャップ大さじ1

ウースターソース大さじ1杯

コンソメ小さじ1杯

を投入し、煮立たせる。

そこに、ハンバーグを加えて煮込む。

弟まそらには好評だが、兄まひろは嫌がる。

 

 

☆厚揚げのみぞれ煮

f:id:rumraisinn:20210709100530j:image

 

困ったときはこれ。

「厚揚げのみぞれ煮」を使う。

f:id:rumraisinn:20210723220919j:image

 

味が濃くならないように、使う量はせいぜい半分。

鶏胸ミンチを入れてアレンジ。

簡単に、すぐできて、肉も野菜も豆腐も一気に摂れる。

2人分で、

鶏胸ミンチ200〜340g

厚揚げ1パック

チンゲン菜1袋

を使用。

材料を炒めて、素を加えてさらに1分炒めるだけ。

2人とも嫌がらない貴重なレシピ。

 

 

☆不評だった生春巻き包みf:id:rumraisinn:20210709100721j:image

 

鶏胸ミンチとキャベツを炒めて、生春巻きの皮で包んでトースターでチン。

不評を極めた(泣)

 

●藤川徳美先生出演のYouTube動画

【健康TV】藤川徳美先生#4 ADHD注意欠如・多動症が改善する!頭が良くなる!集中力を高める!パフォーマンスが上がる栄養療法

https://m.youtube.com/watch?v=xfACfUw9cbM

 

 

 

 

rumraisinn.hatenablog.com