2019年に澤口俊之先生の「教育相談」を受けた双子弟、まそら(当時、年中児。ADHD+自閉症スペクトラム障害)。
澤口先生のアドバイスに従い、2019年11月〜2020年2月の3ヶ月間、「数字カード法(澤口式育脳法)」に取り組んできた。
が、後に、やり方が誤っていたことが判明。
2020年 5月(年長児)より取り組みを再開し、「記号カード」も併用しながら、3ヶ月間取り組んだ。
が、目標枚数(5〜6枚)に届かず、半年後の2021年2月5日より、3回目の挑戦を開始している。
メインは、双子弟、まそら(当時、年長児。現、小学1年生)になるが、兄まひろにも取り組ませている。
3回目を開始し、3ヶ月間、毎日カード法に取り組んだ結果、結局、弟まそらが「5枚」に届かず、兄まひろが「6枚」に届かない状況で、取り組みを終了することになった。
本記事では、主に、弟まそらの2ヶ月目(3回目の)の取り組み状況について記す。
なお、今回は、「記号カード」は使用していない。
●取り組み状況(3回目のチャレンジ、2ヶ月目)
《弟まそらの正答率》
29目(3月5日) 5枚︰65%
30日目 60%
31日目 85%
32日目 76%
33日目 53%
34日目 76%
35日目 76%
36日目 76%
37日目 60%
38日目 64%
39日目 60%
40日目 80%
41日目 68%
42日目 75%
43日目 44%
44日目 68%
45日目 76%
46日目 72%
47日目 80%
48日目 76%
49日目 84%
50日目 72%
51日目 95%
52日目 66%
53日目 72%
54日目 92%
55日目 84%
56日目 84%
57日目 88%
58日目 80%
59日目 (4月4日)88%
細かくて申し訳ないが、この1ヶ月間のまそらは、
5枚が、最高で95%、
最低で44%
の正答率だった。
「数字カード」は可能な範囲で、朝夕1日2回取り組むことを目標にしてきたが、この1ヶ月は、夕方に実施できた日はあまりない。
なお、上記のデータは、「朝」のものだ。
兄まひろについては、
こちらは詳細は省略するが、今回、6枚に取り組んでおり、
最高で85%、
最低で45%
の正答率だった。
平均的に見るならば、60〜80%をウロウロしている感じだ。
●3回目のチャレンジ(2ヶ月目)の取り組みについて
まそらは、カードを間違えることを嫌がるようになった。これは、前回、2回目のときにはさほど見られなかったことだ。
カードを覚え間違えると、その度にギャーギャーわめき、落ち着くまでしばらくカードに取り組めなくなる。
いちいち中断するハメになり、取り組みに時間を要するようになった。
間違えることを嫌がるのは、正解したいという気持ちが出てきたということであり、悪いことではないと思うが、朝の慌ただしい時間帯にいちいちごねられるのは、かなりしんどいものがあった。
カードの正答率は、9割を目指す。
まそらは、集中できればそこそこ覚えられるが、散漫な状態だと全く駄目だ。
あまりにもできないときは、
「○回合うまで、終わりません」
と危機感をあおってみたりもしたし、
「さっき全然できなかったから、もう1度やるよ」
と時間を少しあけた後、回数を少なめにして、再度取り組ませたこともあった。
1回の取り組み内で、回数を増やす(普段25回なのを35回にするなど)ことは、さほど効果は見られなかった。駄目なときは、いくらやっても駄目だ。
が、時間を少しおいて、もう1度取り組む場合は、うまく行くこともあった。
「間違いが2回までなら、10回で終わりにします。3回間違えたら、15回やります」
などと言うと、10回で終わりにしようと頑張り、正答率が上がることもあった。
割合で言うなら、2ヶ月目は、朝に2回取り組ませた日が7日あり、そのうちの4日において、正答率の上昇が見られた。なので、6割近い効果があったことになる。
2ヶ月目は、正答率が9割に届いたのはわずか2日。1ヶ月目と変わらない。
頑張って!と励ましても、
集中して!ぼんやりしないで!と叱っても、
何の効果もない。
始終ぼんやりし、注意散漫なまそらを前に、ただただ泣きたい気持ちで朝の時間を過ごした1ヶ月だった。