ゴールデンウィークに、キットを使ってミニトマトの栽培を始めた。
ペットボトルで、室内で育てられる。
20cm程しか伸びない矮性品種で、支柱は不要という簡易さだ。
同じシリーズにはレタスもあって、こちらも買っておけばよかったと思うばかりだ。
さて、ミニトマトの説明書には、
芽が出たら、1〜2つだけを残して間引く
とあった。
5個蒔いた種のうち、3つがそこそこ育っていた。
当然、1番生育の良いものをペットボトルに残すとして・・・、
あとの2つは?
ゴミ箱行き?
生きているんだよね、トマトも。。。
というわけで、ちょっと心苦しくて、捨てることができず、3株とも育てることにした。
キッチンで、毎日、毎日、目にする彼ら。
緑があるっていいな、と思う。
見るたびに、気持ちが和む。
そして、、、
妄想が始まる。
このトマト、うちの双子みたい。。。
左が、兄まひろ。
右が、弟まそら、といったところか。
100円ショップにて、ふたつきのプラカップを買ってきて育てている。
このところ、彼らを見るにつけ、発達の専門医の言葉が、何度も何度も脳内で繰り返されるようになった。
「定形発達児との差は広がっていく」
なるほど、そうだろうと思う。
生育の悪い右側の株(まそら)が、左側の株(まひろ)に追いつくことは、おそらくないに違いない。
差が、広がっていくかどうかはわからないが、縮まることはないだろう。
だが、、、
もし、仮に、生育条件を整えてやれば?
・日照
・温度
・栄養
・・・・・etc。
右側の株に、最適な環境を用意してやったらどうだろう?
右側(まそら)は、すくすくと伸びるのではないか?
もちろん、まそらはトマトではない。
だが、妄想はポジティブな「可能性」を私に示す。
彼に必要なものは何か?
彼に、何を用意し、何を与えてやればよいのか?
まそらに、最高の環境を用意してやるのは無理かもしれない。
でも、私自身ができ得る限りのことをするのだ。
気を緩めるな!
手を緩めるな!
最善を尽くせ!
ところで、緑があるって、いいな・・・。
同じものは見つからなかったので、同じようなものを。
よろしければ。