発達障害改善のため、病院にて「栄養療法」を受けるようになった年長児、まそら。
栄養士さんより、家庭での肉の摂取量は、180g/dayを言い渡される。
この180gの肉は、夕食時に摂取することになるのだが、結構な量だ。食べやすくなければ、食事に際限なく時間がかかってしまう。
そこで、どうやって肉を柔らかくするかに苦心する日々が続く。
炊飯器を使ったりもしていたが、ふと圧力鍋のことを思い出す。
以前、豚のヒレ肉を圧力鍋で調理した際、全く柔らかくならなかったことから、その存在を完全に忘れ去っていた。
豚ヒレ肉は駄目でも他の肉は?
と思い、まずはサバの味噌煮を試みる。
●サバの味噌煮
圧力鍋に、
・生姜 適当
・酒 25mlくらい
・醤油 大さじ1くらい
・味噌 大さじ3くらい
・黒砂糖 大さじ2くらい
を入れて、サバを霜降りにもせず生のまま投入。
サバが浸かるくらいの水を入れて加圧調理。
沸騰したら、弱火にして、15分加圧。
炊飯器で作ったものより好評。
魚嫌いの双子兄、まひろも食べる。
●豚肉の煮物
家計に優しい豚細切れ肉。なんとか活用したい。
まずは、アクを取るために、あらかじめ豚細切れ肉(225g)を下茹でする。
圧力鍋に、
・下茹でした豚肉
・玉ねぎ 1個
・酒 大さじ1くらい
・醤油 大さじ2くらい
・みりん 大さじ1くらい
・黒砂糖 大さじ1くらい
・塩 少々
を入れて、沸騰したら、弱火にして、16分加圧。
玉ねぎは、大きめにカットしておかないと、溶けてなくなってしまう恐れがある(1度失敗し、木っ端微塵になった)。
結果は・・・、
「しゃぶしゃぶ肉」を同じ味付けで15分加圧したときの方が好評だった。
兄まひろが、
「いいのが見つかったね。よかったねえ」
と言ったくらいだ。
私が日々試行錯誤していることをよくわかっている。
豚細切れ肉を使った今回、
「玉ねぎに味がない」
「肉がかたい」
と苦情が出た。
それでも、食事の時間はそんなに長くはかからなかった。まずまずということだろう。
そして、後日、結局、また「しゃぶしゃぶ肉」で同じように作ることになる。ただし、加圧時間は1分少ない15分。
「しゃぶしゃぶ肉」・・・、高い(涙💧)
それでも、さすがは「しゃぶしゃぶ肉」。柔らかくて、おいしいらしい。
が、兄まひろが「味が薄い」と言う。
一方、弟まそらが「味が濃い」と言う。
そして私が「もう、知らんわ〜!」と言う。
●鶏もも肉の煮物
圧力鍋に、
・鶏もも肉 310g(←下茹でした方がよいと思われる)
・細切りにした白菜 2枚くらい
・ざく切りにした小松菜 1束
・酒 40ml
・水 40ml
・生姜粉末 小さじ1くらい
を入れて、沸騰したら、弱火にして、4分加圧。
鶏もも肉を取り出して、
残りの煮汁に、
・ガラスープの素 大さじ1杯くらい
・みりん 大さじ1杯くらい
・醤油 小さじ1/2くらい
・塩 少々
を加えて、煮立たせる。
火を止めて、片栗粉を加えて混ぜて、ひと煮立ちさせて完成。
おいしいらしいが、肉がかたいとのこと。
後日、加圧時間を6分にして調理してもダメだった。
はあ〜。
困ったことだ。。。
毎日、毎日、本当に、料理のことばかりに労力を割いている。。。
自宅にいる時間の大半は、キッチンに立って過ごす。
自分の昼食は、あれこれしながら、キッチンで立ったまま食べることが増えた。
普通に料理ができる人からすれば、私の悩みなんてさぞや滑稽なことだろう。
なんか、なんだか、もう、身も心も疲れるわ〜。。。
電気の圧力鍋が欲しい・・・。
サンタさんに、頼みたいわ。。。