発達の専門病院で診察を受けた(2020年10月)

先日、我が家の双子たち(年長児)が、発達の専門病院にて、定例の診察を受けた。

前回は、7月だった。

先にリハビリが終了した双子兄、まひろから診察となった。

 

 

●双子兄、まひろの診察

挨拶からスタート。

「こんにちは」

と先生。

 

次いで、質問が始まる。

内容はいつもだいたい同じだ。

「お名前は?」

正しく答える。

 

「何歳ですか?」

正しく答える。

 

「行っている幼稚園の名前は?」

正しく答える。

 

「幼稚園は楽しいですか?」

楽しいと答えた。

 

「何をして遊んでいますか?」

説明がわかりにくいが、一応答える。

 

「誰と遊びますか?」

何人かの名前をあげる。

 

「運動会はありましたか?」

あったと答えた。

 

「何をしましたか?」

だいたい正確に答える。

 

「目をいいと言うまでつぶっていてください」

できた。

 

「同じようにやってください(両手を裏に表にとヒラヒラ返す、キラキラ星の振り付けみたいに)」

できた。

 

「片足で立ってください(左右ともに確認)」

数秒、できた。

 

「指を先生と同じように動かしてください(親指と人差し指の指先をくっつけ、親指と中指の指先をくっつけ、親指と薬指の指先をくっつけ、親指と小指の指先をくっつける)」

両手ともに、できた。

 

「これ(じゃんけんのグー・チョキ・パー)は何?」

それぞれ、正しく答える。

 

「グーとパー、どっちが強い?グーとチョキ、どっちが強い?」

正しく答える。

 

ここで、まひろのチェックは終了。診察室のおもちゃで遊ぶ時間となる。

次いで、私とのお話タイム。

 

医師より、

「就学相談はどうでしたか?」

と聞かれる。

 

就学相談では、新版K式検査が行われた。

結果については、

凹凸が見られたが、概ね標準。

絵の説明が弱い、すなわち言語能力が低いので、すぐに暴力に訴えるのだろう。

模倣(図と同じものを作る)が苦手だが、やり方を実際に見て、理解すればできるようになる。

と、心理士さんより言われたことを伝えた。

 

医師からは、

2年前とは別人のよう(に成長した)

普通級でいけるでしょう

と、言われる。

 

「何か気になることは?」

と言われたので、いつもと同様、

暴力と暴言がひどいことを伝える。

 

 

兄まひろについての話がすむと、続いて、弟まそらの診察が始まる。

●双子弟、まそらの診察

本人は、作業療法のリハビリ中で不在。

医師から質問を受ける。

「最近の様子は?」

運動会で、昨年と比べ成長が見られたことを伝える。

次いで、呼びかけに反応しないことと、

複数の指示を同時に出すとできないことを伝えた。

 

この時点で、リハビリが終了したまそらが、診察室に連れられてくる。

以下、医師とまそらのやりとり。

 

まそらは、診察室の時計が気になるようで、終始時計を見ながら答えていた。

「こんにちは」から開始。

次いで、質問が始まる。

「お名前は?」

正しく答える。

 

「何歳ですか?」

正しく答える。

 

「幼稚園の名前は?」

正しく答える。

 

「幼稚園は楽しいですか?」

楽しいと答えた。

 

「何をして遊びますか?」

わかりにくいものの、答えた。

 

「誰と遊びますか?」

まひろが、口を出してきて、結局うやむやになる。おそらく、誰とも遊んではいない。

 

「運動会は何をしましたか?」

まひろに助けられつつ、答える。

 

「目をいいと言うまでつぶってください」

できた。

 

「先生の指を見てください(途中、道具に変える)」

医師がまそらの顔の前で、左右にゆっくり道具を移動させる。まそらは、何とか目で追う。


「片足で立ってください(左右ともに確認)」

数秒、できた。

 

「右手を上げて、左手を上げて、右手で左耳を触ってください」

最初は間違える。再度言われて、考えながら何とかできた。

 

「じゃんけんはわかりますか?最初はグー、

じやんけんぽん。勝ったのはどっち?」

正しく答える。

 

まそらのチェックは、これで終了。

私とのお話タイムとなる。

医師より質問がなされる

「就学検査はありましたか?」

まだ、実施されていない旨を答える。

 

以下、医師からのお話。

双子はできる限り一緒にとは思うが、まそら君は支援級になるかな・・・。

1年生は何とか頑張れても、2年生になると厳しくなるかも。

小さな差(ぼんやりしていることによる)が積み重なって、差が大きく開いていく。

その結果、授業もわからなくなる。

が、勉強ができるできないは重要ではなく、学校が楽しい場であり、不登校にならないことが大事。

不登校になったら、大変なんですよ、お母さん。

とのこと。

 

「気になることは?」

と聞かれたので、

呼びかけても、相変わらず反応がない。

園の先生より、

最近、イライラしている。怒ってものを壊した

と、報告があったことを伝える。

思い当たる原因として、食事をはやく終えるよう、最近かなり厳しく接しているため、ストレスになっているのかもしれないと添えた。

「それが原因とは限りませんが、厳しくしすぎると逆効果ですよ」と医師。

 

最後に、医師から聞かれる。

「栄養指導を受けられたとか?」

心理士さんによるカウンセリング時に、少し栄養療法のお話をしたことが、医師に伝わっているようだった。

まだ、初診で検査を受けたのみだと答えた。

 

医師は、

栄養療法は専門外でわからないと前置きをされた上で、

リハビリが認知されたスタンダードな方法であり、栄養療法はマイナーである。

医学的根拠は示されていない。

そればかりにはならないように。

当院でも、栄養療法を受けている人は何人かいる。

発語がないなど、もっと重度のお子さんが受けられている。

あまり教えてくれないので、どこの病院かや治療内容は不明。

経過を教えてほしい。

とおっしゃった。

 

藤川先生は、ブログにて、

医者に栄養の話をしてはいけない

などと書いておられるが、双子の担当医は、そこまで頭ごなしの否定はなく、柔軟な方のようだ。

 

さて、、、

まそらは、療育手帳は適応を外れたものの「支援級」の方向に向かいつつある。

知的な遅れは、あるのかないのか、何なのか。

親としては、「ある」とはっきり思う。

療育手帳の「知的な遅れがない」という基準は、適切なものなのだろうか。

現実として、支援が必要な状況であるのに。

 

 

目一杯なこの頃。

澤口俊之先生の教育相談(数字カード法)、

川徳美先生の栄養療法、

病院での栄養療法、

リハビリに、

行事に、

日々の学習に、

就学に、

引っ越しに、

・・・・・

 

最近、うっかりなミスが増えた。

気をつけようにも気をつけられない。 

キャパオーバーだ。

時間に追われるのに、

1日が長い。

1週間が長い。

 

異常な生活、異常な毎日。

いつ終わるともしれず、

すり減っていく。

楽しいこともない。

 

今年ももう残り少ない。

密かな目標。

美容室に行く(最後に行ってから、おそらく、もうすぐ3年が経過)。

果たして、達成できるだろうか?

 

頑張れよ!私!!