発達障害に栄養面から挑む〜ビタミンE〜

子どもたち(双子、年長児)の発達障害の改善のために、栄養面からのアプローチを試みている。

 

きっかけは、川徳美先生の著書、

『薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法』

を拝読したことによる。

 

取り組みは、以下の流れで進めてきた。

ホエイプロテイン

 

②「鉄」と「ビタミンC」

 

ナイアシンアミド

 

④ビタミンBコンプレックス50

 

レシチン

 

今回は、⑥として、「ビタミンE」について取り上げる。

川徳美先生の著書にて推奨されているサプリメントの紹介は、今回でひとまず終了となる。

次に取り組むとすれば、「ナイアシン」と、ミネラル類・・・と考えていたが、今後、病院にて「栄養療法」を受けていくので、どうなっていくかはわからない。

 

藤川先生と、先日受診した栄養療法の病院の医師。

微妙に(大きく?)方針が異なる。

何を信じるのか。

これが、今後、難しい問題になってきそうだ。

発言に根拠を求めるしかない。

 

 

 

●ビタミンEについて

ビタミンEについては、後に紹介する藤川徳美先生のブログがわかりやすい。

 

私からは、ごく簡単に。

ビタミンEは、不飽和脂肪酸の自動酸化で酸素が浪費されるのを防ぐ。従って、エネルギー代謝で使用される酸素量を増やすことができる。

また、血液サラサラ成分で、血管壁に付着したLDLコレステロールの過酸化脂質をはがし、血流をよくする。

 

ビタミンEを摂取すれば、ビタミンBとビタミンCの効果が2〜3倍になると藤川先生はブログに書いておられる。

 

 

 

サプリメント「ビタミンE」

今回のビタミンE開始で、藤川先生推奨のサプリメントはひとまずすべて出そろう。日々、摂取するサプリメントの量はかなりのものになった。

毎日、食後に、何個もサプリメントを飲むのは、なんともかわいそうだと思わずにはいられない。

 

なので、当初、ビタミンEは、カプセルを開封し、ヨーグルトに混ぜて与えることを考えていた。が、我が家のいかついキッチンバサミで開封しようしたところ、ぴゅーっと噴水のように中身が飛び出て、うまくヨーグルトの容器の中に入れることができなかった。刃の薄いナイフでないとうまく開封できそうにない。

 

幸いビタミンE400IUのソフトジェルカプセルはさほど大きくない。双子は楽に飲み込む。なので、結局、開封せずにそのまま服用させることになった。

 

ちなみに、使用しているのは、

now foods の

E-400 d-alpha Tocopheryl だ。f:id:rumraisinn:20200917202946j:image

 

 

摂取する上での注意点としては、ビタミンEは鉄の吸収を阻害するので、8時間は間をあけなければならないようだ。

加えて、藤川先生は、天然型のd-αトコフェロールを使用することを推奨されている。

 

それから、動脈硬化が進んでいる人は、開始量に注意が必要だ。ビタミンEは血管壁に付着したLDLコレステロールをはがすので、はがれたものが抹消血管を詰まらせてしまう恐れがあるらしい。少量からの開始が望ましいようだ。

 

 

5月からスタートした「藤川メソッド」の実践。8月末より、ようやくビタミンEの開始となった。

これで、双子弟、まそらについては、藤川先生が奨めておられる「プロテイン」と「ATPブーストセット」と「ナイアシンアミド」のすべてを開始したことになる。

 

ただ、これから病院にて「栄養指導」を受けていくので、サプリメントの使用の今後は不明だ。

仮にこのまま継続したとして、結果が現れるのは、3ヶ月から1年後。

発達障害に改善が見られることを期待したい。

 

 

 

●現在の子ども(年長児、体重約20kg)の状況のまとめ

ホエイプロテイン無添加)︰朝夕食時、各10g(1日20g)

 

・鉄︰夕食時に72mg

now foodsのDouble Strength Iron 36mg×2

 

・ビタミンC︰朝夕食時及び降園時、各1000mg(1日3000mg)

SOLARAYのSuper Bio Vitamin C(朝夕)と

now foodsのC-500×2(昼)

 

ナイアシンアミド︰朝夕食時、各500mg(1日1000mg)

SOLARAYのNiacinamide 500mg

まそらのみ服用

 

・ビタミンBコンプレックス50︰朝夕食時、各1カプセル(1日2カプセル)

now foodsのB-50

 

レシチン︰朝夕食時、各1200mg(1日2400mg)

now foodsのNon-GMO Lecithin 1200mg

 

・ビタミンE400︰朝、1カプセル

now foodsのE-400 d-alpha Tocopheryl

 

 

・米(炊飯したもの)︰朝夕食時、各120g→80g

・牛乳︰朝夕食時、各120g→40g

(アルプロンの無添加プロテインを溶かすための最小量)

・ヨーグルト︰夕食時40g→朝夕食時、各25g

・あまに油︰夕食時6g

オリゴ糖:朝夕食時、各2~3g

・バター︰積極使用中

・ラード:使用開始

ぬちまーすマグネシウム含量の多い塩)︰炊飯時(5合)に小さじ1/3の量を混ぜて使用中

 

その他

浄水器クリンスイ)の使用継続中

・鉄製フライパンの使用継続中

 

 

●現在の私の状況のまとめ

ホエイプロテイン︰昼夕食時、各35g(1日70g)

・鉄︰昼食時2錠(54mg)

・ビタミンC︰昼夕食時、各2000mg(1日4000mg)

ナイアシンアミド︰昼夕食時、各500mg(1日1000mg)

・ビタミンBコンプレックス50︰昼夕食時、各1錠(1日2錠)

・ω3︰夕食時1粒

レシチン:昼夕食時、各1200mg(1日2400mg)

ナイアシン:昼夕食時、各100mg(今後、増量予定)

・ビタミンE:夕食時100IU(3日おきに摂取。今後、増量予定)

ビタミンB1:夕食時、100mg

 

 

 

●藤川徳美先生のブログより、参考になる記事をご紹介

 

・ビタミンE(E400)
 過量投与による副作用はありません。脂溶性ビタミンなので1日1回服用してください。1日、400IUを1~2錠が目安です。鉄を服用する場合は、鉄とは8時間空けます。

子どものサプリメント量の目安(1日量) | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

より。

 

E不足があれば、呼吸で得た酸素の43%が不飽和脂肪酸の自動酸化のために浪費されてしまいます。
酸素は本来、ミトコンドリア内膜にある電子伝達系で用いられるものです。
つまり、酸素不足があれば「好気性解糖」ができなくなります。
不飽和脂肪酸の自動酸化が起これば、1)血液粘度が増加して血流障害を引き起こす、2)細胞膜やミトコンドリア膜などの生体膜の自動酸化により、酸素、ビタミン、ミネラルの吸収障害を引き起こす。
つまり、Eがあれば、酸素、ビタミン、ミネラルのミトコンドリア内への取り込みが改善します。
つまり、EはB、Cの効果を強める働きがあります。
実際、B+Cよりも、それにEを追加する方が効果が実感出来ます。
B+Cの効果が2倍になるイメージです。
処方薬のユベラは合成のdlなので効果は乏しい。
必ず天然のd-αを選択して下さい。

ATP激増(ブースト)、サプリメント4点セット | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

より。

 

E摂取により得られる主な利点;
1)組織の酸素必要量が減少(不飽和脂肪酸の自動酸化に43%の酸素が無駄に使われている)
2)動脈硬化病変を改善し、血栓を予防する
3)冠動脈の循環を改善させる
4)外傷、火傷、手術の傷を迅速に改善する
5)糖尿病患者の1/4でインスリン必要量を減少させる
6)筋力を高める(クレアチンリン酸の保持)
7)毛細血管循環を改善させる
8)CRPなど炎症所見を軽減させる
9)前立腺ガンやアルツハイマー病を予防する

栄養素についてのまとめ、3.ビタミンE | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

より。

 

エゴマ油、亜麻仁油は非常に酸化されやすく熱に弱いため、開封後はビタミンEカプセル1000IUを開封してその中身を油に入れると酸化されにくくなる

ω3脂肪酸について | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

より。

 

その他

ビタミンE不足があると、細胞内に酸素と水溶性ビタミン(B,C)が届かない | 精神科医こてつ名誉院長のブログ

 

 

 

 ●iHerb

iHerb・・・。

いったい、いくら購入しただろうか?

購入額の合算はしていないが、弟まそらで1日100円以内に納まる程度だ。ただし、iHerbは値段が変動するので、いつも100円以内に納まる保証はない。

 

iHerbは、日本の企業とは大きく異なると感じる。

不良品について発生したやりとりにおいて、謝罪の文言は一切なかった。

さらには、こちらの落ち度を追求されてしまう始末。

返金はしていただけたが、利用規約に再度同意させられるハメになった。

しかしながら、先方より指摘を受けた事項については、入会時に同意を求められた規約には記載されていないようなのだが???

見落としているのだろうか?

いずれにせよ、うっかりなことはできないと思う。

 

 

ところで、iHerbでのサプリメント購入の際には、

「プロモコード」欄に、

CBU6939

の紹介コードを入力すると、何度でも5%の割引になるようだ。

よろしければ。

 

公式ホームページ - iHerb