ビタミンEの記事をと思っていたのだが・・・。
栄養療法を実施している病院を受診したので、忘れたり、気力が喪失してしまう前に簡単に記事にしておく。
●栄養療法に取り組んでみて
藤川徳美先生の著書を読み、取り組みを開始した栄養療法。
でも、気になることがいくつか。
双子弟、まそら(年長児、自閉症スペクトラム障害)に、
①本当に必要な栄養は何か?
②必要な量は?
③食べてはいけないものは何か?
④サプリメントの摂取はいつまで続けるのか?
⑤サプリメント摂取による害が生じていないか?
といったようなことが大変に気になるようになった。
●栄養療法を実施している病院へ
サプリメントの使用を含め、きちんと指導をしてくれる病院はないものかと、ネットを検索し、探す。
何とか行けそうな範囲で、1軒だけ見つかった。
小児でも診てもらえるのか電話で問い合わせて確認。診療可能とのことで予約を取った。
結構、遠方だ。
当日、朝、4時起きでお弁当を用意し、家を出る。
場違いな感じ全開の、サロンのような高級感溢れる院内に気後れする。
お金持ちが、大金を払って、「ビタミンC点滴(癌治療)」や「マイヤーズカクテル点滴」、「グルタチオン点滴」などを受ける病院のようだ。
オシャレを極めた院内で、大声で騒ぐうちの双子。完全に浮いている。周囲の視線が痛い。
●医師の診察
以下、医師のお話。
ちなみに、「毛髪ミネラル検査」の話は出なかった。
血液検査を行い、その結果を見て、必要な栄養と必要な量を考えていく
使用するサプリメントは、医薬品として製造された安全な物を使用
nowは、表示されているのと実際の量が異なる場合もある。長期服用の安全性も不明。nowを使っていても、(医薬品に)変える方はたくさんいる
腸が大事。いくら栄養を摂取しても、腸の状態が悪ければ吸収できない
鉄不足の指標は「フェリチン」だけではない
「カゼイン・グルテン」がよくないケースは多いが、どの程度駄目なのか調べた方がよい
「遅延型アレルギー」と「ビタミンD」の検査を勧める
診療は、保険適用とそうでないものがある。栄養士による栄養指導は自費診療になる
検査は半年ごとに実施。検査がない日の栄養指導については、まそらの同席は必要ない
●血液検査と尿検査
小児などほとんど扱ったことがなさそうな若いスタッフの皆さん。
初めての場所に来て、興奮状態の双子の対応に追われる。数人がかりで、まさに右往左往。
発達の専門病院なら、笑顔でスルーされることも当然許されない。
それでも、優しい看護師さんが手際よく身長、体重を計り、採血してくださる。
結果は2週間後。その際に、次回の予約を取ることになるようだ。
尿検査は、夫が頑張って、テンションのおかしいまそらをトイレに連れて行き、採尿した。
●目玉の飛び出るお値段
さて、気になる費用だが、、、
医師による診察は、保険適用で少額だ。
しかし、それ以外は・・・。
・自費診療 2,880円
・遅延型アレルギー検査 29,000円!!
・ビタミンD検査 3,800円
記憶が曖昧だが、次回の
「自費診療」の再診料が1,260円。
「栄養解析」が、4,500円。
もう、戦いだ。
●診察・検査を終えて
ただ、ただ、疲労を感じる。
これから、気が重い。
とりあえず飲む。
生ビール。
普段はウィスキーなのだが、グビグビいかずにはいられない。