自分が年長児のときは・・・

ナイアシンアミドの記事をちまちまと書いているのだが、ボリュームが大きすぎて終わりが見えない。

 

VBコンプレックスやFeについても書きたいが、時間が取れない上に、毎日ヘトヘト。

 

それでも、「書く」ということは、私には何かしらの意味を持つようで、何かしら書きたくなる。

 

なので、今日は楽に書けそうな記事を1つ。

 

私が年長児だった頃のこと。

ちょうど今頃。夏。

祖父母宅に預けられた。

 

なぜ預けられたのかは今も知らない。

育児から解放されて、楽をしたかったのかなー?と今となっては推測する。

 

1ヶ月ほどだろうか?

祖父母の家で、叔父や叔母と生活をした。

出された食事は好き嫌いせずに食べた。

お風呂は1人で入った。

夜のオムツもはずれていた。

メソメソ泣いたりもせず、ひと夏を過ごした。

1度だけ、母と電話で話したような記憶がある。

 

ある日、祖父が言う。

「予定より1日早いけど、お家に帰る?」

 

「うん」

と言って、祖父と新幹線に乗った。

自由席も空いていなくて、デッキでずっと立つ。

不満なんて言わない。

しんどくても我慢。

 

 

私の普段の生活は・・・

毎朝寝坊。

親は私を起こさなかった。

理由は知らない。

自主性を育みたかったのかもしれない。

 

集団登校の小学生や園児が家の前を通る声でいつも目覚める。

別に慌てたりはしない。

ゆったり朝食を摂り、家を出る。

 

集団登校なので、本来なら、

「○○ちゃん、行こー」

と声がかかるものなのだが、いつも間に合わないので、すぐに誰も来なくなった。

が、それを気にしたことは1度もない。

 

園へは、1人で向かう。

10分ほどだろうか。

1人で歩いて行く。

園に着いても、先生に遅刻を叱られたことはない。

 

帰りは、親の知人宅に預かってもらっていた。外で普通に遊ぶ。

 

我が子は・・・

お風呂に1人でなんて無理。

夜はオムツをしている。

新幹線でずっと立つ?我慢なんて、できるわけがない。

1人で道を歩く?

大人不在で、外で遊ぶ?

無理、無理、無理、無理・・・

無理でしょう。

 

でも、その「無理」は、きっと私がそうさせているのだろうと思う。

何でもかんでも至れり尽くせり。

放り出してしまった方が、身につくことは多いのかも。

 

何かあったら大変だから・・・

私がやった方がはやいから・・・

時間がないから・・・

 

自分が楽をするために、自分がやる。

そんなこんなが、子どもの成長を妨げているのかもしれない。

結構ほったらかしにされていた自分の幼少期を思い出して、ふと思う。