「走る」4ヶ月目に突入 四つ葉のクローバーを見つけた

今日も眠い。

どうしてこんなに眠いのだろう。

 

3月、一念発起して、子どもたち(年長児)を走らせるようになった。

今日で4ヶ月目。

日焼けが本気で気になり始めたが、雨の日、体調不良の日以外は、毎日走らせている。

 

理由は、「自閉症改善」と「知能向上」のためだ。

昨年のちょうど6月、東京大学の研究グループより、

 

自閉症マウスに運動をさせたら、「自閉症様行動」が改善した

 

という研究結果が発表されている。

このことが、常に頭のどこかにあり、離れなかった。

 

ちなみに、「知能向上」については、別の筋の情報だ。

そういえば、山中伸弥教授も走っておられるではないか・・・。

 

そして、かなり時間は経過したものの、今年の3月より、ようやく園の帰りに、近くのグラウンドで約10分間、子どもたちを走らせるようになった。

園に行かない土日も場所を探しては走らせる。

 

子どもたちは、年長さん。

園に通い始めて3年目だ。

しかし、今まで、園の近くのグラウンドで子どもを遊ばせている人など、めったに見かけたことがなかった。

 

うちの子たちが「走る」ようになり、クラスのお友達もつられて1人2人とグラウンドに来るようになり、今ではかなりの数の子どもがグラウンドで遊んでいる。

お母様たちは、集まって、会話に花を咲かせているようだ。

 

みんなで走って、みんなで知能を高めよう!

と、内心で思う。

 

だが、肝心の双子弟、まそら。

グラウンドにて、

「さあ、走りなさい」

と言ったところで、たいして走らない。

土をいじくりかえしているだけの彼に、「走りなさい」とひたすら声をかける毎日。

 

かつては、「鬼ごっこ」だなんだと色々試みたが続かない。

最近では、

「救急車は、はやく急病人を運んでください!」

とか

「先生、ドクターヘリに乗ってはやく急病人のところに向かってください!」

などと、やってみたが、2日で飽きた。

なかなか、ムズカシイ。

 

一方、双子兄、まひろはよく走る。

そこで、まそらも乗ってくれればと思いつつ、先日、勝負を挑んでみた。

 

グラウンドの端に3人で並んで立ち、

「グラウンドのあっちの端まで競争!よーいどん!」

と声をかけた。

 

やる気満々のまひろ。小さなダンプカーのように力強い走りを見せる。

一方、まそらは、いきなり離脱。

明後日の方角へふらふら進んでいく。

そんなまそらを横目で見つつ、まひろに勝つべく本気で走る私。

 

結果は、まさかの敗北。

本気で走ったにもかかわらず、5歳児に負けるとは。

呆然自失だ。

何度もやれば疲れてくるだろうと、広いグラウンドを5往復はしたが、まひろの勢いは衰えない。

さすが、「ADHD疑い」だっただけのことはある。

よく鍛えておられると感心するが。。。

 

これはいかん。

私の足では、まひろが道路に飛び出しても、もう追いつくことができないということだ。

成長に伴っての新たな危険を認識する。気をつけなければ。

 

そんなこんなな今日。

土をいじくり返し、ウロウロしているまそらが、

「四つ葉のクローバー、見つけたー!」

と満面の笑顔で言った。

 

またまた適当なこと言って〜と思いながら見ると、本当に四つ葉のクローバーを手に持っていた。

すぐにまたふたつめを見つける。

「四つ葉のクローバー見つけたから、僕、幸せになりまーす!」

と本当に嬉しそうな顔をする。

 

私もひとつ見つけ、せっかくなので帰宅後、「押し花」にすることにした。f:id:rumraisinn:20200601223401j:imagef:id:rumraisinn:20200601223417j:image

 

しかし、一生懸命なのは私だけで、子どもたちの関心は、もう次のこと、「お絵かき」へと移っていたのだった。

 

本当に

幸せになって

くださいよ!

 

みなさんも、少しでも心穏やかな日々を。

お休みなさい。