歯医者さんは、極楽だった

昨年夏、双子兄、まひろが歯医者さんのお世話になった。

その際、軽く10年は歯医者さんに行っていない私は、この機会にと、自分の予約を入れさせてもらったのだった。

 

先日、6回目の診療があった。

私の診療は、下記の通りに進められてきた。

 

1回目:「歯」のチェック

何ヶ所かかけているが、虫歯はなかった。

歯を食いしばらないよう注意を受ける。

 

2回目:「歯茎」のチェック

大きな問題はないが、歯周ポケットがやや深くなっている箇所が数ヶ所あるとのこと。

 

3回目:歯の表面の歯石除去

さほどたまってはいないとのこと。

 

4回目:左上の歯周ポケット内の歯石除去

私はフロスをしないので、歯間に歯石がどうしてもたまってしまうらしい。

 

5回目:右側上下の歯周ポケット内の歯石除去

 

そして、今回。

6回目:残された左下の歯周ポケット内の歯石除去?

と思いきや、違った。

 

先月中旬頃から、右下奥の歯茎が、歯磨き時に痛む。ちゃんと磨けていなくて腫れるのだと思い込み、痛みを堪えてひたすらゴシゴシする毎日。

 

今回、担当の歯科衛生士さんに、最初にその旨をお伝えした。

処置していただいた歯科衛生士さんの中では、1番仕事が丁寧な人で、ラッキー!と思う。

痛みも出血も最小限だ。

しかも若くて美人さんだ。

 

歯茎の痛みは、歯科医チェックのもと、知覚過敏だということになった。

歯石除去の初回に、知覚過敏になる場合があるとの説明は受けていた。

薬剤を歯の根元に塗る治療がなされ、今回はそれで終了となった。

 

歯科衛生士さんには、

「歯ブラシでの歯磨きは、きちんとできています。歯と歯の間は、歯ブラシでは磨ききれないので、フロスをしっかりかけてください」

と、毎回、言われる。

正直、フロスまでは気力が続かない毎日だ。通うようになってから、たまに、頑張る。

 

それにしても・・・。

歯医者さんの心地よい椅子に横になり、口を開けているだけだなんて。

自分ではそれ以外何もせず、歯科衛生士さんに全てお任せ。

 

人に何かをしてもらう・・・。

そんなことが今の日常にあるだろうか?

エステには、出産後1度も行っていないし、美容室だって1年以上行っていない。

多少の痛みが何だ。

ゆったりまったり。

ついついウトウトしてしまう。

 

時間よ、とまれ。

とまってしまえ。

 

歯医者さんは、今の私にとっては、「極楽」だった。