子どもと私の便秘について

●双子兄、まひろの便秘

頻繁に腹痛を訴える我が家の双子(年長児)。

先日、兄まひろが、かかりつけの病院をこの「腹痛」と「発熱」で受診した際、医師より、

 

「胃腸炎になる頻度が、普通のお子さんの10倍以上です。発熱を伴うので、感染症だとは思いますが、検査をしても主だった菌やウィルスは、いつも出てきません。1度、大きな病院で診てもらってください」

 

と言われ、紹介状をいただくことになった。

総合病院の小児科にて、検査を受ける。

まずはレントゲン。

またか、と思ってしまう。

短い期間に、合わせて5枚撮影することになってしまった。

 

続いてエコー。

 

診察室に戻って説明を受ける。

「要は、便秘です」

 

レントゲン写真を指して、

「便がたくさん残っています」

 

エコーについて、

「腸が見えないくらいガスがたまっています」

 

彼は、毎日お通じはあるが、出きっていないらしい。

便秘でガスもたまっていて、お腹が痛くなるのだろうという話だった。

 

「発熱を伴うので感染症だ・・・」

という話はどこかへ行ってしまった。

 

便秘に対して「酸化マグネシウム」が、

整腸薬として「ラックビー」が

処方された。

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「酸化マグネシウム」は、

夕食後のみの服用。

粉末でジャリジャリした感じだが、ヨーグルトに混ぜて出す。

味や食感は気にならないらしく、嫌がらずに食べる。

こちらは、私も妊娠中にお世話になった。私の場合は錠剤だったが・・・。


「ラックビー」は、

初めての処方になる。大抵いつも「ミヤBM」が処方されるのだ。

こちらは、ぬるい牛乳に混ぜ、朝夕食後に出す。まひろは、気にせずに飲む。

 

どちらの薬も、飲ませるべく子どもと格闘しなくていいので楽だ。

 

そして、服薬の結果は・・・。

カチコチうんちが、やわらかくなった。

どのくらいカチコチだったかと言うと、便検査の際、専用スプーンですくい取れないほどのかたさだった。

服薬すると、頑張らなくても楽に出せるようで、ずっと薬を飲みたいと本人は言う。

 

しかし、この歳からずっと便秘薬とは・・・。

薬も徐々に効かなくなっていくのではと心配になる。

 

食事を気をつけようにも、、、

我が家の野菜の量は、既に結構な量だ。

朝夕食だけで、どんなに少なくても、160gは食べている。

厚生労働省の野菜の推奨量は、緑黄色野菜と淡色野菜合わせて160gなので、朝夕食だけで満たしていることになる。

 

ヨーグルトも毎日食べているが、こちらはもしかすると今後、食べるのをやめるかもしれない。

 

後は・・・、

オリゴ糖か。。。

 

コレステロール値も高く、発達障害のことだけでなく、頭の痛いことばかりだ。

 

余談だが・・・、

医師の薬の決め方は、言っては何だが、結構適当だった。

小さな紙を胸元から出して広げる。

小さな字で、びっしりと薬の名前が記載されていた。

その中から、こう言っては失礼だが、てきとーに選ぶ。

 

「まひろ君は、ゼリーは好き?え?嫌い。じゃあ、えーっと・・・」

 

などと、やり取りしながら決まった。

こんな場面をMRさんが目撃したら、ガックリしてしまうのではと思ってしまう。

 

 

●私の便秘

次は、どうでもいいと言えばどうでもいいのだが、私の便秘の話だ。

 

私は元々便秘体質ではなかった。

が、よくある話で、妊娠を機に便秘をするようになった。

そして、出産後も若干の便秘傾向は残った。

帝王切開で、腸を触り、腸の位置が変わったのでは?と勝手に思っている。

 

さて、とある日。

3日間、便通がなかった。

が、さほど気にせずにいた。

これは大きな間違いだった。

4日目、カチコチなのが少し。

全量でないことは明らかだったが、よしとした。

 

そして5日目。

便意はあるが、かたすぎて出せない。

かなり、苦しい・・・。

処方箋薬局に行き、薬剤師さんに相談してみる。

 

「便秘薬では、出せないでしょう。固まっているのを軟らかくしないと。浣腸をしてみては?」

 

浣腸?

帝王切開手術の直前に、1度経験がある程度だ。

自分ではしたことがない。

が、苦しすぎて、とやかく言っていられるような状況ではなかった。

便秘がこんなに辛いものだとは今まで知らなかった。

 

私の人生史上初の強力な便秘。

帰宅して、試す。

1本では歯が立たず、2本目を使用。

多少は効果があったが、全ては出せない。

そうこうしているうちに、まひろを「便秘」の再診で病院に連れて行く時間に。

 

私が診てもらいたいくらいだと思いながら出かける。

この日、結局、夜中までかかってようやくすっきりしたのだった。

 

そして、翌日から、また出ない。

3日で危ないと認識した私は、3日目に下剤を使用する。

しかし、カチコチで、大変な目に合う。

ちなみに、下剤は、夫のバリウム検査の残りをもらった。

 

そして、また出ない。

今度は、2日目の夜に、下剤服用。

何とかかんとか。

 

今まで経験したことのない事態に、もう、腸の病気か何かではないかと思ってしまう。

 

そして、普通のドラッグストアヘ「便秘薬」を買いに出かけたのだった。

目ざとく、店員さんが寄ってくる。

事情を説明すると、

 

「腸の調子を整えた方がいいですね〜」

 

とのこと。

「チョウ」の「チョウシ」とは、ゴロがいいではないか。

 

店員さんからは、子どもにも何かにつけ処方される「ミヤBM」の市販薬を勧められた。

「強ミヤリサン錠」だ。f:id:rumraisinn:20200417202147j:image

 

酪酸菌が、胃酸に耐え、「生きて腸に届く」らしい。

よく聞くフーレズだ。

毎食後、3錠飲む。

 

お値段は、1,980円。

結構なお値段だが、病院通いするよりは安いか・・・。

服用後、1度は下剤を服用したが、それ以降はなんとかなっている。

 

「強ミヤリサン錠」に加え、「プルーン」も積極的に摂取する。

それから、「デーツ(ナツメヤシの実)」も買ってみた。

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やや癖のある甘みで、次は買わないと思われる。

 

「腸に免疫の8割がある」

 

と、ある本に書いてあったが、なるほどその通りで、便秘後、見事に風邪をひいた。

熱も出ず、子どもにすら移らなかったが、咳に長く苦しめられた。

時節柄、どこに行っても、人の目が気になってしまう。

 

 

これから、当分、「強ミヤリサン錠」のお世話になりそうだ。

健康って、大事だ。

結局、この一言に尽きる。