なりふり構っていませんが、、、何か? 

子どもが生まれ、どんどん自分のことを構わなくなる。

このまま、私はいったいどこまで行ってしまうのだろうと思うこの頃だ。

 

[美容室に行けない]
結構前のことだが、春頃から、「美容室に行きたい」となんだかイライラ気味に思うようになった。
もう、年も改まったが、まだ行けていない。今となっては、前回美容室に行ったのがいったいいつだったのかすら思い出せない。おそらく、1年以上が経過していると思われる。

 

2年ほど前だろうか。年末に、美容師さんと交わした会話を今でも覚えている。

「今年は、1回しかこちらにお邪魔できませんでした。美容室に年に1回だなんて、大人としてどうかと思います。」
「それだけ、お忙しいんですね〜。」

 

あの時は、「来年は2回は行くぞ!」と誓ったのだが・・・。
行きつけの美容室は結構遠い。車で小1時間ほどかかる。行くとなると、前もってスケジュールの調整が必要だ。
もっと近くの美容室に変えようと思うこともあるが、数年の間、美容室をいくつも漂流してやっと見つけた今の美容室。なかなか変えられないでいる。

でも、、、もう最後に行ったのがいつかも思い出せないなんて・・・。

 

[園の参観日ですら、ノーメイク]
子どもの世話でしんどい。時間が惜しい。

メイク?
私の顔なんて、誰が気にするの?

今年度、ついに、保護者参観にノーメイクで出かけた。次も、ノーメイクで行くに違いない。

 

[インナーのまま出かけていた]
コートを羽織るときに、わずかに違和感があった。園に子どもを連れて行き、スーパーで買い物をする。何だか、スースーする。

ふと気づく。
インナーしか着ていないではないか!

黒のシャツなので、パッと見には、「薄着な人」に見えるかもしれない。
しかし、自分としては驚愕するばかりだ。

 

自分の着替え。
着替えに集中することなどできない。何かを脱いでは子どもの相手をし、何かを着ては子どもの相手をし・・・。
中断の連続だ。しかもいつも急いでいる。きっと、トップスも着たつもりになって、コートを羽織ったのだろう。

 

[トップスの前後が反対に]
お前は子どもか!
と自分に言ってしまったが、トップスの前後を逆に着て出かけていた。それも、「初詣」に。
帰宅して、気づき、またもや驚愕する。
でも・・・、と思う。


着ているだけましか。

 

[鼻水が垂れる、目やにが出る]
夫が言う。
「鼻水が垂れてるよ」

 

うるさいなあ
「知ってる」

心の中で思う。
「風邪をひきました。鼻水くらい垂れますが、何か?」

 

また、ある時、夫が言う。
「目やにがついてるよ」

 

うるさいなあ
「知ってる」

心の中で思う。
「子どもから移りました。目やにだけではなく、充血もして、しょぼしょぼしていますが、何か!」


ほっといて!
もう、そんなんどうでもええんやー!
気にするほど余裕のある人(夫のこと)が羨ましいわ!

え?口元にソース?
それは、教えてほしいわ!!!
イライラするわ!


[昔の私は・・・]
私、そんな人間じゃなかったのにな・・・。

鼻水が垂れてるなんてありえないでしょ。
ちゃんとエステに行って、高い美容液を使って、パーマもかけて、服も靴もアクセサリーも香水も、ときにはネイルも・・・。
人って、変わるのだなと身をもって知る。
どこまで行くのだ、私よ。。。