不調な私と周辺状況②「双子よ、病気をしすぎじゃないですか?」

8月中頃より調子が悪い。

ブログの更新も滞るようになった。

 

9月には義父が入院し、次いで、実父が怪我をする。そんな折でも、双子たちはいつも通り病気になる。双子が病気になるのはいつものことだが、私自身も不調なので、世話が余計に辛い・・・。

 

今回は、「不調な私と周辺状況② 」ということで、8月からの双子たちの病気について記す。

 

●8月の双子の病気

☆双子兄、まひろ

〈腹痛〉

8月中頃、腹痛を訴え、食事を全く摂らなくなった。

彼は平素より、腹痛を訴えることが多い。だが、いつも下痢や嘔吐はなく、熱や咳もない。病院を受診しても「腸が動いて痛みを感じるのでしょう・・・」と言われる。

 

しかし、今回、食事が摂れないといういつもとは違う事態に。水分も摂りたがらない。これはイカンということで病院に連れて行くが、いつも通りはっきりしたことはわからなかった。

 

症状が改善するまでの4日ほどの間、彼はほとんど何も食べず、どんどん痩せていった。その姿は、見ていて痛々しいほどだった。 病院では「こまめに水分を」と言われ、普段は飲ませないジュースやカルピスなど、彼が飲めるものをとにかく与えた。

 

もう点滴かという頃、ようやく少しずつ食べ始めた。次第に回復していったが、その後、減ってしまった体重を戻すのに随分苦心する日々が続いた。しばらく後の発達の専門病院での診察時には、体重の伸びが悪いと指摘を受けたほどだ。

 

なお、8月、まひろは腹痛による受診以外に、歯科医院も1日受診した。

 

☆双子弟、まそら

〈腹痛〉

まひろの腹痛から遅れること10日。まそらも腹痛を訴えるようになった。

いつにも増して食事に時間がかかると頭を悩ませていたところだった。

 

彼も「お腹が痛い」と言って何も食べなくなった。まひろと同じように、回復するまでどんどん肉が落ち、すっかり小さくなってしまった。彼も、元のように体重を戻すのに随分時間がかかった。

 

●9月の双子の病気

☆双子兄、まひろ

〈腹痛〉

8月の腹痛から、しばらく時が経ち、またもや腹痛を訴える。彼は、普段から頻繁に腹痛を訴えるのだが、今回、弟、まそらもお腹が痛いと言うので、2人そろって病院を受診した。 原因はやっぱりよくわからない。

 

☆双子弟、まそら

〈腹痛と下痢〉

まひろと同時期に腹痛を訴える。彼の場合は、下痢症状も見られた。が、原因は不明で、8月の腹痛よりは、速やかに回復した。

 

なお、9月は2人とも発達の専門病院にて診察も受けた。

 

●10月の双子の病気

☆双子兄、まひろ

マイコプラズマ

咳が出るので受診すると、検査にてマイコプラズマ陽性と出た。症状は比較的軽い感じがしたが、園にはしばらく行けなくなった。

通院は2日ですんだ。が、土日や祝祭日を挟まなければもっと通うことになったと思われる。

マイコプラズマに感染した場合、今までなら、もっとひどい症状で、軽く1週間は通院するところだ。成長と共に、体力がついてきたのかと思ったりする。

 

ところで、症状が軽くても、薬を飲ませるのは、いつも通り大変だ。双子たちは2人とも「咳止め」の薬が大嫌いなのだ。毎回押さえつけて飲ませることになる。口を頑なに閉じているので、時間もかかりイライラしてしまう。

 

〈中耳炎と嘔吐〉

マイコプラズマが治ってしばらく後のある日の夜中、まひろが耳が痛いと言って起き出してきた。泣くほど痛むようで、1時間半ほど痛いと騒ぎ続ける。

中耳炎だろうと推測した。救急受診するほどではないと思い、そのまま朝を待った。

 

朝になって、起きるとすぐ、いきなり嘔吐した。腹痛も訴える。嘔吐となると、さすがに何だろう?と思う。念の為、救急に電話して、受診した方がよいのか相談した。

この日、救急に耳鼻科の医師はいないとのことで、通常の診療時間に耳鼻科を受診するように指示が出た。

 

弟、まそらを登園させて、まひろを耳鼻科に連れて行く。やはり中耳炎だった。が、嘔吐に関しては、中耳炎が原因とは言いきれないので、続くようなら小児内科を受診するように言われる。

 

病院というのは、本当に時間がかかるところだ。9時過ぎの受付で、診察は11時を過ぎた。そこから、薬局にて薬をもらって帰宅。もうお昼だ。

 

嘔吐について、かかりつけ医に電話で相談すると、

「学会出席のため、今日は診られても明日は診られない。明日も対応可能な他の小児科を受診してください」

と言われた。

 

そこで、普段は行かない小児科を予約し、夕方受診する。しかし、結局、腹痛の原因はわからず、薬も処方されなかった。

この日、受診は1日仕事となり、私も疲れきってしまった。

 

その後、症状が改善しないので、かかりつけ医の学会出席からの戻りを待って、また受診。園も休みっぱなしとなった。

 

なお、10月は、マイコプラズマと中耳炎の他に、怪我でも病院のお世話になった。

 

☆双子弟、まそら

〈発熱と咳〉

兄のマイコプラズマ陽性から遅れること5日。彼も咳が出始めた。そして、その翌日、発熱した。37.1℃とさほど高い熱ではなかったので、受診はせずに様子を見た。

 

私も咳が出て、発熱する。なかなかに、しんどかった。

 

〈腹痛と嘔吐〉

腹痛を訴えるようになった2日後の夜中、頭を布団に打ち付けながら、嘔吐した。その日の昼食より、食欲が落ちているのが気になっていた。

深夜に、吐瀉物まみれとなった毛布やら何やらを半泣きで手洗いする。

翌朝も食事を摂らず、更にその翌朝には下痢になった。当然、病院を受診する。

 

マイコプラズマ

先の嘔吐や下痢が落ち着いた2日後、咳と鼻水が出始めた。更にその翌日の夜、咳戻しのような感じで嘔吐。また病院へ(11月1日)。検査にて、マイコプラズマ陽性と出た。また病院通いが始まる。が、まひろのマイコプラズマと同様に、症状は比較的軽かった。まそらも体力がついてきたということなのだろうか?

 

●その他の受診

その他、まそらは喘息治療にて、アレルギー科を月に2回、定期受診している

更に、発達の専門病院でのリハビリが2人とも月に2回実施される。

 

●かかりつけ医の言葉

かかりつけのお医者さんに、子どもたちが1歳か、2歳の頃から度々言われる言葉がある。

 

「同年代のお子さんと比べ、身体がしっかりできています。日頃の食事の積み重ねのお陰でしょう。体力に余力があるので、入院しなくても何とか持ちこたえられるでしょう。」

 

この言葉、今回の受診でも言っていただいた。この言葉にはいつも救われる思いがする。彼らの食事の世話は本当に大変だ。だが、それを理解してくれる人は少ない。手を抜かず、離乳食期からの食事の用意と世話を頑張ってきたことを認めてくれる人がいる。それだけで日々の苦労が報われる思いがし、いつも少し泣いてしまいそうになるのだ。

 

●周囲からの声がけについて

周りは言う。

「後もう少しで(頻繁に病気になるのは)落ち着くから・・・」

 

もう少しっていつデスカ?

善意で言ってくださっているのはわかるので、大変申し訳ないのだが、もうお腹いっぱい気味な慰めの言葉だ。もう2~3年は聞いているように思う。

 

■子どもが裏返しに脱いだ服の洗濯について

近頃、しんどい。

子どもが脱いだ裏返った状態の服を表に直す気力がない。なので、もう、そのまま洗って干すことにした。乾いたら、そのまま片付けて、着るときもそのまま子どもたちにわたす。

最初は「何これー」と言っていた子どもたちだが、脱ぐときに裏返しにならないよう多少は気をつけるようになった。

何でもかんでも丁寧にしてやる必要はないのだと知る。