不調な私と周辺状況①「義父の入院と、実父の怪我」

長らく、ブログの更新をサボっている。

ようやく、久々に、しんどくない範囲で、記事を書こうと思い立った。

なお、タイトルを「不調な私と周辺状況①」などとしているが、「②」を書くかどうかはわからない。

 

全くの私事だが、8月中頃より、体調が優れない。病名のつく病気などではなく(多分)、単に不調が続いている。フィジカル面だけではなく、メンタル的にも不調で、毎朝、目覚めると「何もしたくない」と憂鬱な気持ちで思う。心身ともに疲弊しているのが自覚された。

 

ブログに関しても、書きたいと思う事柄はあるのだが、書く気力がない。それでも週に2記事アップを目標になんとか頑張ってきた。が、9月23日を最後に、ついに書けなくなった。

 

そんな折のことだ。

9月に入り、義父が入院した。

 

●義父の入院

9月のある日、仕事終わりの夫から連絡が入った。

 

「父と連絡が取れない。実家に様子を見に行ってから帰る。」

 

そして、その日、義父は救急車で運ばれ、そのまま入院となった。自宅で倒れていて、意識がなかったそうだ。

 

最初の2日ほど、お見舞いに行くも、病院にてできることは特にない。義父も気を遣って、却って疲れるのでは?と思ったりもする。

そして、なんだか咳が出るなと思っていたら、自分が風邪をひいた。

 

弱っている義父に、風邪を移したりしてはいけないので、義父のお見舞いや、何かのお手伝いにはそのまま行けなくなった。

 

夫は夫で、なかなか大変な状況となる。義父の入院から数日後、夫は病院に泊まり込まなければならなくなった。夜間は看護師さんの人数が少なく、対応できない場面があるからとのことだった。

退社後、一度帰宅し、食事や入浴を済ませて病院へ向かう。病室の長椅子で寝るのだとか。朝は、また帰宅し、子どもの食事の世話をし、自分の身なりを整えて家を出る。よくそんなハードなことができるものだと感心するばかりだ。

 

私も何か義父の力にならなければと思いながらも、風邪がいつまでも治らない。咳が延々と長引く。しかし、そんなしつこい風邪も、夫はもちろんのこと、子どもにすら移らない。その程度の弱い風邪にいつまでも苦しめられるとは・・・。自分の不調ぶりが客観視された。

 

それでも、ようやく症状が落ち着き、楽になってきた頃、今度は双子兄、まひろがマイコプラズマに感染した。ほどなくして、私もまた咳が出はじめ発熱。当然、弟まそらも熱を出す。

夫は自分の父親の世話があるので、不調な中、子どもの看病は私にかかってくる。

しんどい・・・。

でも、助けはない。いつものことだが、自分が頑張るしかない。

 

10月に入り、義父はなんとか退院となった。その日から、夫は、実家で毎晩寝泊まりするようになった。入院中と同様、仕事が終わると帰宅して、入浴と食事を済ませる。そして、実家へ向かう。朝に、また帰宅し、子どもの朝食の世話をし、ヒゲを剃って出勤していく。どう考えても無理のある生活だ。

 

「同居」の2文字が、強く現実味を帯びてくる。同居となると、子どもの世話に加えて、当然、義父の食事、病院への付き添い、洗濯、掃除と、今以上に大変になる。気を遣うことも増えるだろう。 義父には大変に申し訳ないが、考えるだけで、しんどくなる。

 

その昔、私の祖父も自宅で看ていた。

母は、夜は祖父と同室で眠っていたらしい。何かあればすぐに対応できるよう祖父と自分の手を紐でつないでいたのだとか。夜通し「おい、おい」と起こされたという。

母は、仕事をフルタイムでこなしつつ、まだ幼い私の世話をし、祖父の介護もしていたわけで、そのしんどさたるやいかほどのものだっただろう。

母はいつもイライラしていたし、家の空気は荒んでいた。夫婦喧嘩は絶えなかったし、私はそれがたまらなく嫌だった。そして、いつしか家庭は母を中心に崩壊していった。祖父が他界しても、状況が改善することはなく、悪化の一途をたどるばかりだった。

 

「介護」

それは、重たく苦しく辛いものだ。

周りが身を削りながら行うものだ。

子ども心に、そう黒々と認識された。今でもそのイメージは変わらない。

そしてその「介護」が今、我が身にのしかかろうとしている。夫は義父を施設などに入所させるつもりは全くないのだ。 

・・・・・。

 

●実父の怪我

次いで、実父についてだ。

義父の入院からしばらく後、実父が怪我をした。何針かは知らないが縫ったようだ。実家は自宅からそこそこ遠い上に、義父と同様、こちらも私の風邪やら、マイコプラズマやらを移してはいけないので、気軽には帰省できない。私自身もしんどく、思うように動けず、やきもきしながら、毎日を過ごす。幸い、実父の怪我は順調に回復し、ほどなく抜糸となった。しかし、それで終わりかというと事態はそう単純ではなく、当分の間、リハビリに通わなければならなくなった。

 

モヤモヤする。

何かあった際、義父は息子のサポートを受けられるが、私の父は?

同居にしてもそうだ。義父はそれで「安心」を手にするが、私の父はどうなるのか?

常に頭のどこかには存在しているこの問題。解決を先延ばしできない段階に入りつつある。

 

私が不調でも、義父が入院しても、実父が怪我をしても、子どもたちはいつも通り病気になり、運動会に遠足にと行事は着実に実施される。

色々、考えなければ・・・と思うが、今日1日をしのぐことで精一杯だ。

 

●最近見た夢

夢を見た。

体調が優れないので病院に行くと、なぜだか発達の専門医(子どもの担当医ではない)が診てくださった。

 

「何でもなさそうですね~。あれ?ああ、これは・・・。ガンです。全身に転移しています・・・。」

「お酒、飲んでもいいですか?もう飲めませんか?」

 

目覚めて、我ながら驚く。

死ぬかも・・・という状況で、 「お酒が飲めるかどうか」 そんなことが私には重要なのか?

今の私の精神状態は、いったいどうなっているのだろう?と思う。