子どもが病気になった際の困りごと

先日、4歳の双子たちが、相次いで「ヘルパンギーナ」に罹患した。
病気になると、「ヘルパンギーナ」にかかわらず、どうしても困ったことがいくつか生じる。
「薬」を嫌がるなどはいつものことだが、「うがい」の困りごとは、今回が初めてのことだ。

 

 

困ったこと①
〈検査で暴れる〉

綿棒での検査が大嫌いな子どもたち。今回、先に発症した、弟、まそらのみが綿棒での検査を受けたが、暴れ方がすごかった。
大声で叫び、椅子に座った状態で足を激しく蹴り上げるのだ。
成長するに連れて、力も強くなり、私と看護師さん2人の3人がかりで抑えつけての実施となった。
洞察力もアップしてきており、検査の気配を敏感に察知して、いち早く抵抗を始める。

 

 

困ったこと②
〈薬を嫌がる〉
今回、「ヘルパンギーナ」に対して処方された薬は、相当においしくないようだった。
兄、まひろは飲んだ直後に嘔吐した。せっかく食べた食事もすべて出て、当然、薬も出てしまった。私もガクッとなる。

まそらも大の薬嫌いで、いつも押さえつけて飲ませる。涙を流しながら抵抗し、飲むと、やはり「オェッ」となる。

薬を飲ませるのには、いつもかなりの労力を要する。時間もかかり、私自身もぐったりしてしまう。


困ったこと③
〈うがいができない、トローチも駄目〉
今回、初めて「うがい薬」が2種類処方された。できないだろうなと思いつつ、させてみる。味は我慢したが、口に入れても、すぐに吐き出すだけだ。喉でガラガラなんてとてもできない。

「トローチ」も処方されたが、普段「飴」を与えないので、口に入れっぱなしにして、なめるという行為ができない。味も苦手なようで、「苦い」と言って、すぐに吐き出してしまった。

翌日、病院にて、受付時にその旨を伝えると、診察の際に「うがいをしっかりして下さい」と医師から言われてしまった。
帰宅後、頑張らせるが、やはりうまくいかない。

 

 

困ったこと④
〈食事〉

体調が悪くなると、途端に食事を摂らなくなる子どもたち。今回は喉が痛いので、余計に食べない。

好きなもの、食べられるものを与えるしかないが、子どもたちのテンションが上がる食べ物は、普段食べられないものであることが多い。市販のおにぎりだとか、レトルトのハンバーグだとか、お菓子だとか・・・。

具合が悪いときに、必ずしも健康的とは言えない食事になる。悩ましいが、食べないよりはいいかと思い、食べさせることになる。
弟、まそらは「納豆」が大好きで、「食パン」にはさんでやった。「食パン」も普段は与えないが、やむを得ない。

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●病気になると・・・

病気になると、とにかく長い。園を休んで、ずっと受診することになる。咳を伴う病気は、喘息症状が強く出て、ひどい時には1日に2回、吸入に通う。

受診のために、毎日、数時間が奪われて、しなければならないことが、まったくと言っていいほどできなくなる。
あまりに頻繁に体調を崩すので、仕事を始める目処はまったく立たない。

いつになったら、育児は落ち着いて楽になり、普通の生活ができるようになるのだろう?

もしかして、そんな日はもう来ないのだろうか?
病院通いが始まると、いつもそんなことばかり思う。