澤口俊之先生の「教育相談」を受けるため、東京へ家族でプチ旅行する 〜後編〜(「教育相談」についての記載はありません)

人間性脳科学研究所」の所長を務めておられる澤口俊之先生の「教育相談」。こちらを受けるべく、家族4人で初めてのお泊まり旅行をした。

初日、東京到着後、4歳の双子弟、まそらは無事に「教育相談」を受けることができた。
翌日は、たいして時間の余裕はなかったが、それでもどこかしら行こうということになる。

まずは、夜中に起こったホテルでのトラブルから。

 

 

●ホテルにて
宿泊した「レッドプラネット 東京 浅草」は、添い寝なら子どもの料金は無料だった。
「シングル2つ」か、「ダブル」かで、しばし迷うが、直前になっての予約なので、ゆっくり考えてはいられなかった。
「ダブル」を選択した。

ホテルに泊まる際の最大の懸念事項は、「ベッドから子どもたちが落ちるのでは?」ということだった。
「シングル2つ」にしたとして、ベッドの片側が壁に接しているならいいのだが、そうでなければ、親と反対側から転落するのではないかと思ったのだ。
「ダブル」にして、両サイドを親が固めて、転落を防ごうということになった。ただし、足元から落ちるのでは?という心配は拭えない。

そして・・・。
まず最初に、兄、まひろが転落した。夫が寝ているはずの側からだ。その時、夫は何をしていたのかというと、どういう理由でか、足元に寝ていたのだ。
ドーンっという音で目覚める。しかし、本人も夫も私も眠たい。まひろは驚いた様子だったが、自分でベッドに戻り、そのまますぐに寝てしまった。

次に、ベッドの際々で寝ていた私が転落することとなった。一瞬のことで、ずり落ちるようにベッドの端から落ちた。床で肘を強打し、しばし悶絶する。しかし、眠いので、とにかくベッドに戻り、寝る。翌朝、起きるとまだ痛んだ。皮膚も少しめくれていた。結局、この日から数日の間、痛みに耐えるはめになった。

最後は、朝の4時半のことだ。ドーンっと音がして、泣き声がした。まそらが足元から転落していた。夫がその時どこにいたのかと言うと、私とは反対側のベッドの端だ。まったく何をしているのかと思う。まそらは、ショックが大きかったようで、しばらくの間、泣きやまず、ぐずぐず言っていた。

朝まで、無事だったのは、夫1人だけだった。
落ちた子どもたちも、大事にはいたらずよかった。が、次回の部屋選びは、よく考えなければならないと思う。

そして、そのまま、朝の4時半に、結局、全員が目覚めてしまう事態となった。

 

 

●早朝の浅草を歩く
ホテルは朝食つきで予約していた。レストランの朝食は、6時半からで、和食のバイキングとなっていた。

まそらの転落のために、早く目覚め、チェックアウトの準備も早々に完了した。朝食まで、少し時間があり、6時頃より浅草を歩くことにした。
まだ早い時間帯にもかかわらず、結構人がいて驚く。

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●ホテルのレストランで朝食
7
時頃より、ホテルにて、朝食を頂く。

メニューは、、、
〈お料理〉
ウィンナー・焼き魚・モヤシ炒め・ほうれん草のお浸し・オムレツ・シュウマイ・納豆・ヨーグルト
味噌汁

〈主食〉
ご飯・パン

〈飲み物〉
牛乳・オレンジジュース・コーヒー
などだ。

外国人比率がかなり高かった。観光地なのだと実感する。
朝食では、「納豆」に救われた。まひろは美味しくないと言って食べなかったが、まそらはよく食べた。思わぬところで「豆」不足を解消できた。

 

 

●歩いてスカイツリー
ホテルの部屋から、「スカイツリー」が見え、子どもたちも行ってみたいと言う。
夫が「この辺りから800メートルだって・・・」、と言ったので、そのくらいなら、歩いて行こうということになる。結果、大変な目に合うことになった。

800
メートルならせいぜい2030分くらいかと、安易な見通しで、スカイツリーに向かって歩き始めた。
浅草を歩きつつ、「舟和」さんで、人形焼を買う。
「歩きながら食べるのはお行儀が悪いけど、今日は特別。」
と言って、子どもたちに、差し出してみる。2人とも、警戒心を顕にしながら、ほんの少しかじる。2口目からは「おいし~い!」と言って、パクパク食べた。

そして、ツリーを目指してひたすら歩く。隅田川沿いを延々と進み、言問橋を渡る。しかし、歩いても歩いても、スカイツリーには近づけない。

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やっと到着したときには、既に1時間以上が経過していた。ここから、雲行きが怪しくなってくる。
まそらが疲れて、機嫌が悪くなった。そして、ぐずって歩かなくなる。なだめたりすかしたりしたが、まったく駄目で、スカイツリーのせっかくの展望をほとんど楽しむことができなかった。いくつかお店もあったが、入ることすらできない。

結局、途中より、夫がずっとおんぶやら、抱っこやらをして、移動することになる。私は、夫とまそらの荷物を持って歩く。自分の荷物と合わせ、重くて顔がひきつる。

それでも、1時間ほどは「スカイツリー」で過ごしただろうか?とにかく、エレベーターの待ち時間が長かった。帰りは、抱っこしながら、押上駅に向かい、電車に乗る。まそらは、席が空いておらず、座れないことに、怒りだし、靴を脱いで、床に座り込んでしまう。イライラを通りこし、諦めの境地に達する。

 


スカイツリーの反省点
さて、スカイツリーだが、予想以上にすごい人だった。8時オープンなので、その時間を目指した方がスムーズに進むと思う。チケットの購入も、展望台に上るエレベーターもただひたすら長蛇の列だ。

ちなみに、当日、チケットは11枚しか購入できない。並んでいる途中、まそらが離脱したので、連れ戻しに行く。戻るともう夫の番が回ってきており、夫は財布を手に、困った顔をしていた。戻るのが後少し遅ければ、私の分は購入できず、並びなおさなければならなくなるところだった。

 

 

●復路
子どもの生活リズムを考え、夕方には到着するよう新幹線に乗る。
往路と同様、「駅弁」を車内で食べさせる。子どもが好きそうなものが見つからず、幕の内弁当にしたのだが、かなりの不評で、2人ともほとんど食べなかった。結構お値段したのに~!と思うがどうしようもない。
そして、往路と異なり、2人は車内を大胆にうろつく。座っていても、前の座席を蹴ったり触ったりし、周囲の乗客の方々に大変迷惑をかけた。ひたすら、ひたすら、謝る。

夕食は、自宅の最寄り駅近くのお店で摂った。2人とも「お子様セット」を食べたがり、オーダーする。そこそこ食べた。

帰宅後は、バタバタと入浴させ、歯磨きをして、部屋の明かりを消す。
当然だが、すぐに寝ついた。


●東京へのプチ旅行を終えて
色々、心配しながらの東京旅行だったが、なんとか無事に終えることができた。

2
日間、ずっとオムツだった双子たちだが、感心なことに、兄、まひろは、就寝時以外、オムツには1度も用を足さなかった。全て、トイレにて用を足したのだ。次回の「教育相談」に、ずいぶん気楽に臨めそうだ。

それにしても、「教育相談」の費用や交通費、宿泊費など、かなりの支出となった。日々の食費を1020円レベルで節約したところでどうにもならない。
現状では、不可能なのだが、「仕事がしたい・・・」と改めて思う。



●次回に備えて
子どもとの移動がどんなものか把握できた。とにかく歩くのが遅くて時間がかかる。しかも歩かせすぎて、疲れさせると機嫌が悪くなり泥沼に陥る。時間を多めに見積もり、労力を抑えた行動が必要だと知る。事前にしっかり調べ、きちんと計画を立てておかなければならないと思う。

そして、忘れてはならないのが、ホテルのベッド対策だ。転落を防ぐにはどうするのがよいのか、次回までに考えておく必要がある。

難しいのが、子どもの食事だ。どうしても野菜が不足し、味付けの濃い、油っこい食事になってしまう。この問題の解決が一番難しいのではないかと思う。

いずれにせよ、泊まりでのお出かけは随分久しぶりだった。疲れたが、楽しかったし、よい気分転換になった。今回を踏まえ、次回はより円滑に行動できるよう準備を整えたいと思う。