発達障害の双子(4歳) 今週のリハビリ(なし)と療育(ムーブメント) 21

我が家には、発達障害4歳の双子がいる。

今週の双子弟、まそらの療育(ムーブメント)の様子は下記の通りだ。

 

 

●まそらの療育

☆ムーブメント(約40分間)

・歌に乗せて、参加者紹介

「〇〇君は、〇〇君は、どこでしょう?ここです。ここです。ここですよー♪△△〇〇君。」

「はーい。」

 

・サーキット

梯子(少し傾斜のつけてある梯子を立ってもしくは四つん這いで進む)→でんぐり返り→60㎝位の台から飛び降りる→トンネル→バー(15㎝くらいのバーを数本、両足でジャンプして飛び越える)→→輪(輪が1つの所は両足で入る。輪が2つの所は片足ずつ入る。「けんけんぱ」の要領で進む)ORコーン(ジグザグに進む)→平均台→梯子・・・繰り返し

 

・ムーブメント

歩く

保護者に抱っこされて歩く

抱っこされた状態から、床に降りることなく、自力で背中にまわりおんぶの状態へ

保護者のおんぶから、保護者の隣にいる先生の背中に自力で移動しておんぶ

四つん這いの馬になった保護者の背中に乗って移動

保護者の馬から、先生の馬に自力で移動

馬の上に立つ

足を伸ばして座った保護者の足の上に座って、ゆらゆら揺らされる

 

 

☆紙芝居(約5分間)

『おおきなぼうし』

ゾウさんの大きな帽子が、傘になったり、鞄になったりする話。

 

 

☆手遊び歌(約10分間)

座った状態で、歌に合わせて体を動かす。

・「ワニのお父さん、ワニのお父さん、お口を開けて・・・♪」

・「魚が跳ねて、頭にくっついた・・・♪」

・「さらさらさらさら粉かけます・・・♪」

 

※歌詞は聞き間違いがある可能性大。

 

 

☆机上課題(約25分間)

・塗り絵(公文式の教材)

リンゴのイラスト(中心部分が白くなっている)の白い部分を赤色のクレヨンで塗る。

 

・カードを用いて、「数」の確認

3枚のカードに、それぞれ丸が13個描かれている。そのカードを用いて、まずは、13までの数を確認。

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丸が1個描かれたカードを先生がまそらに示した後、丸が1個と2個描かれた2枚のカードを見せ、同じ数のカードはどちらか質問する。

丸が2個描かれたカードを示した後、丸が2個と3個描かれた2枚のカードを見せ、同じ数のカードはどちらか質問する。

 

円形のコイン状の木片を、ケースにいくつか入れて、先生が丸が1個描かれたカードを見せる。カードと同じ数だけコインを渡すよう指示を出す。

先生がコインを「2個ください」などと、まそらに依頼する。

 

丸が1個描かれたカードを先生がまそらに示し、風船を1個持ったウサギと、2個持ったウサギの絵カードから、丸の数と同じカードを選ばせる。

 

13個のおにぎりが描かれた3枚の絵カードや、あんぱんまんが13人描かれた絵カードでも同様に行う。

 

・絵カードを用いて、物の分類

最初に、先生が、「ラーメン」と「ゾウ」のカードを見せ、名称を確認。次に「おにぎり」のカードを見せ、「仲間はどっち?」と質問する。

同様にして、「ライオン」「ウサギ」「ブタ」「イチゴ」のカードを、「食べ物」と「動物」に分類させる。

 

・大きなビーズ(1.53㎝ほど)通し

ストローと細い棒(風船の口に取り付けるような)にビーズを通していく。

 

 

 

■療育を終えて

今回、「数」が初めて始まった。

1つ」、「1個」、「1本」・・・。単位が変わると、わかり辛いようだ。

更に、「2」と「3」の時点で既に曖昧な様子。

3歳」とか「4歳」とか、指を立てて、言えていても、概念としてはわかっていないということだろうか?

1個」と、数字の「1」が、同じものだというところまでたどり着くには、結構時間を要するかもしれない。