我が家には、発達障害の4歳の双子がいる。
今週の双子弟、まそらの療育(ムーブメント)の様子は下記の通りだ。
●まそらの療育
☆ムーブメント(約40分間)
・歌に乗せて、参加者紹介
「〇〇君は、〇〇君は、どこでしょう?ここです。ここです。ここですよー♪△△〇〇君。」
「はーい。」
・サーキット
梯子(少し傾斜のつけてある梯子を立ってもしくは四つん這いで進む)→でんぐり返り→60㎝位の台から飛び降りる→トンネル→バー(15㎝くらいのバーを数本、両足でジャンプして飛び越える)→→輪(輪が1つの所は両足で入る。輪が2つの所は片足ずつ入る。「けんけんぱ」の要領で進む)ORコーン(ジグザグに進む)→平均台→梯子・・・繰り返し
・ムーブメント
歩く
保護者に抱っこされて歩く
抱っこされた状態から、床に降りることなく、自力で背中にまわりおんぶの状態へ
保護者のおんぶから、保護者の隣にいる先生の背中に自力で移動しておんぶ
四つん這いの馬になった保護者の背中に乗って移動
保護者の馬から、先生の馬に自力で移動
馬の上に立つ
足を伸ばして座った保護者の足の上に座って、ゆらゆら揺らされる
☆紙芝居(約5分間)
『おおきなぼうし』
ゾウさんの大きな帽子が、傘になったり、鞄になったりする話。
☆手遊び歌(約10分間)
座った状態で、歌に合わせて体を動かす。
・「ワニのお父さん、ワニのお父さん、お口を開けて・・・♪」
・「魚が跳ねて、頭にくっついた・・・♪」
・「さらさらさらさら粉かけます・・・♪」
※歌詞は聞き間違いがある可能性大。
☆机上課題(約25分間)
・塗り絵(公文式の教材)
リンゴのイラスト(中心部分が白くなっている)の白い部分を赤色のクレヨンで塗る。
・カードを用いて、「数」の確認
例
3枚のカードに、それぞれ丸が1~3個描かれている。そのカードを用いて、まずは、1~3までの数を確認。
丸が1個描かれたカードを先生がまそらに示した後、丸が1個と2個描かれた2枚のカードを見せ、同じ数のカードはどちらか質問する。
丸が2個描かれたカードを示した後、丸が2個と3個描かれた2枚のカードを見せ、同じ数のカードはどちらか質問する。
円形のコイン状の木片を、ケースにいくつか入れて、先生が丸が1個描かれたカードを見せる。カードと同じ数だけコインを渡すよう指示を出す。
先生がコインを「2個ください」などと、まそらに依頼する。
丸が1個描かれたカードを先生がまそらに示し、風船を1個持ったウサギと、2個持ったウサギの絵カードから、丸の数と同じカードを選ばせる。
1~3個のおにぎりが描かれた3枚の絵カードや、あんぱんまんが1~3人描かれた絵カードでも同様に行う。
・絵カードを用いて、物の分類
最初に、先生が、「ラーメン」と「ゾウ」のカードを見せ、名称を確認。次に「おにぎり」のカードを見せ、「仲間はどっち?」と質問する。
同様にして、「ライオン」「ウサギ」「ブタ」「イチゴ」のカードを、「食べ物」と「動物」に分類させる。
・大きなビーズ(1.5~3㎝ほど)通し
ストローと細い棒(風船の口に取り付けるような)にビーズを通していく。
■療育を終えて
今回、「数」が初めて始まった。
「1つ」、「1個」、「1本」・・・。単位が変わると、わかり辛いようだ。
更に、「2」と「3」の時点で既に曖昧な様子。
「3歳」とか「4歳」とか、指を立てて、言えていても、概念としてはわかっていないということだろうか?
「1個」と、数字の「1」が、同じものだというところまでたどり着くには、結構時間を要するかもしれない。