子どもたちが体調を崩し、4月11日(木)より、12日間にわたり、病院通いが続いた。
親である私も次第に疲れ、ついには発熱してしまった。ついでに、夫も発熱し、家族全員倒れてしまうという事態に・・・。
●双子兄、まひろ、発熱する
4月10日(水)のことだ。双子兄、まひろの咳がなんだか気になり始めた。
11日(木)の朝。やはり咳が出ていた。熱はなかったが、登園前にかかりつけの病院を受診する。
「寒暖の差が激しいのと、花粉や黄砂、PMなど色々なものが飛んでいるからかな・・・。」
と先生。そのまま登園した。
しかし、12時前に園より、
「39℃以上の熱が出ました。迎えに来てください。」
と電話があった。
39℃って・・・。とりあえず、かかりつけの病院に電話して相談。双子を2人とも連れ帰り、そのまま再び受診。
鼻に麺棒を入れて検査をしたが、インフルエンザその他、陰性だった。
翌12日(金)も、熱があり、双子弟、まそらの登園前に受診。
再度、鼻に麺棒を入れて、インフルエンザのみ検査。結果は陰性だった。
その後、15日(月)に登園できるようになったが、結局19日(金)まで、日曜を除いて、毎日受診することになった。計8日間だ。
●双子弟、まそらも発熱する。
双子兄、まひろに続き、双子弟、まそらも体調を崩した。まひろから移されることなく、そのままいくかと思ったが、甘かった。
まひろに遅れること1週間。4月16日(火)のことだ。朝、ごくたまに咳をするのが気になった。
念のため、まひろと2人で受診。
「時間差できましたね~。」
と先生。
そして、日付が変わって、17日(水)の0時。38.7℃の熱を確認した。
はあ~・・・と思う。
翌日より、まひろと同様、連日の病院通いが始まった。
まそらは、喘息持ちなので、風邪をひくと、咳がひどく、症状がまひろより長引くのだ。
18日(木)、鼻に麺棒を入れての検査を実施。
マイコプラズマ陽性だった。
19日(金)再度、鼻に麺棒を入れ、18日とは違う病原菌を調べた。
ヒトメタニューモウィルス陽性。
この時点で、私は入院を覚悟した。
しかし、なんとか持ちこたえ、結局、24日(水)まで、日曜を除き、毎日の受診で済んだ。こちらもまひろと同様、計8日間の通院となった。
そして、25日(木)より、晴れて登園となった。
まひろとまそら、合わせて、12日連続(日曜を除く)の通院となった。
通常でも、大変な2人の世話。病気となれば、大変さは何倍にも増す。そして、ついには私も疲労してくるのだった。
●私も発熱
4月19日(金)。朝起きると喉が痛かった。体温を計ると、38.2℃あった。
朝のうちに、病院で子どものついでに診てもらう。受診時の体温は39.1℃。もう駄目だと思った。
が、双子の世話をしないわけにはいかない。まそらに関しては、午後も受診するよう指示が出ていた。
もう、車を運転する自信がなかった。
申し訳ないが、夫に帰宅を打診する。「午後より、帰宅する」と返事があった。
8時半過ぎに家を出て、病院から帰宅したのは11時半前。もうぐったりとしており、さすがにすぐには動けず、少し休んで、遅めの昼食を開始した。
開始後、しばらくすると、夫が帰宅してきたので、昼食の世話を頼んで、私は子どもたちのための煮物作りに取りかかる。
そして、15時前、夫は、まそらを連れて病院に出かけて行った。
帰宅してくれて、子どもたちにご飯を食べさせてくれて、病院に連れて行ってくれて・・・。
助かる~。
病院から帰宅すると、まひろを入浴させてくれた。私が夕食を作り、食べさせている間、食器などの洗い物もしてくれた。
先日、「休日、ずっと寝ている夫に、なんだかモヤモヤしてしまう」なんて記事を書いて悪かったな~、なんて思う。
が、しかし・・・。
●夫も発熱
私より1日遅れて、4月20日(土)、夫も発熱した。
朝、子どもの世話をしながら、夫が言う。
「調子が悪い。身体が熱い。熱があるに違いない・・・。」
体温を計ると37.6℃。
「熱だ~。」
そして、免罪符でも得たかのように、そのまま、その場で寝始める。
まさか、何もしない気?
私は、39℃ありましたけど、それでも、さすがに寝はしませんでしたけど・・・?
できる範囲の世話はしましたけど・・・?
私も体調不良だったが、この日、結局、ワンオペとなったのだった。
■日常が幸せ
子どもが体調を崩すと、途端に様々なことに制約がかかる。
まず、病院受診のため、時間が奪われる。
園を休み、自宅にいるので、買い物にも行きづらい。
しかも、2人そろって園を休むのかというとそうはならず、どちらかは登園しているので、何かとバタバタする。
1日の流れは、
8時30分頃 2人を連れて、家を出て、病院受診。
10時00分頃 まそら登園
11時00分頃 まひろと帰宅→昼食準備
11時30分頃 昼食開始→投薬→片づけ
13時30分頃 園にまそらのお向かえ
14時30分頃 帰宅→入浴
16時00分頃 夕食準備
16時30分頃 夕食開始→投薬→歯磨き→片づけ
18時00分頃 消灯
18時30分頃 夫帰宅→入浴→食事・洗濯→食事の片づけ・・・
22時00分頃 就寝
といった感じだ。
子どもの食事は、平素はストックを作ってまかなう。しかし、病院受診のため、そして、昼食の世話のため、その時間は日中全くとれない。
しかし、それでも通院が続いた12日間、煮物の調理と、炊飯だけはなんとかこなした。他は、自分たちの食事準備も、掃除も・・・ほとんど何もできなかった。時間的にも、体力的にも、気力的にもいっぱいいっぱいだ。
いくら、「大変」だと毎日思っても、やっぱり「普通」の日々のありがたさを痛感する。
「健康」って、、、本当に大事だ。。。
思い知る。