今日は土曜日。平日は5時半起きだが、休みの今日は6時半頃でもいいかと思っていた。しかし、我が家の双子たちはいつも通り、5時半頃には起き出してきた。仕方がないので、私も起きて、朝の一連の作業を開始することになる。
●私が朝すること
①オムツをお兄ちゃんパンツに換える
②子どもたちの朝食を作る
③子どもたちのための野菜の煮物を火にかけた後、昼食と夕食用に食器に量り入れる
④食事の用意で出たフライパンや鍋などを洗う
⑤子どもたちのための野菜の煮物を2日分作る
⑥子どもたちが飲む牛乳を温める
⑦朝食の食器などを洗う
⑧昨夜干した洗濯物を片づける
⑨洗濯物のうち、園に持って行くものを子どものリュックへ入れる
⑩キッチン回りの掃除をする
・・・・・
●夫にしてもらいたいこと
さて、ここで、夫にしてもらいたい育児がある。自分ではなかなか食べない子どもたちの「食事の世話」と「歯磨き」、「トイレ対応」などだ。夫が朝食の世話をしてくれると、その間に私は様々な家事をすることができる。
しかし、夫は、朝、シャキッとはしていない。夜更かし癖もあるが、不眠を常々訴える夫。早朝覚醒もあるようだ。夜はいくらでも起きていられるのに、日中は常にウトウトしている。「早く寝たら」と言うと、「早く寝たが、3時半には起きていた」などと言う。病院受診を促すが、一向に聞く耳を持たない。
そんなわけで、夫は、朝起きてきても、半分寝ながら、子どもたちの食事の世話をしている。なので、手に持った食器を落として、料理をこぼしたり、双子兄、まひろの分の料理を、双子弟まそらに食べさせたりする。完全に寝てしまうと、子どものことはほったらかしで、子どもたちは食事中に好き勝手に遊びはじめる。朝は時間に追われて、バタバタしているにもかかわらず、子どもたちの食事は遅々として進まないのだ。
子どもたちも、
「お父さん、寝ないで。○○して。」
「お父さん、起きて。□□して。」
と、かわいそうになるくらい必死に呼びかけている。
世話を多少なりともしてくれるだけありがたいのかもしれないが、慌ただしく作業しながら、私は次第にイライラしてくるのだ。
●今朝、風邪をひいた様子の夫
そして、今朝。起きてくると、夫が言う。
「なんか喉が痛い。風邪ひいた。」
昨夜は週末ということもあってか、夜更かししている気配があった。朝食時は当然、いつも通り、ウトウトしている。しばらくすると、子どもたちの世話を完全放棄し、その場に横になって寝てしまった。風邪なら仕方がないかと思いつつも、モヤっとする。
仕方がないので、料理をしたり、洗い物をしたりしながら、子どもたちに朝食を与える。
ニンジンを切る→子どもにスプーンでご飯を食べさせる→大根を切る→子どもにスプーンでご飯を食べさせる→牛乳を温める→子どもにスプーンでご飯を食べさせる→食器を1、2枚洗う→子どもにスプーンでご飯を食べさせる→煮物の灰汁を取る→子どもに牛乳を飲ませる→・・・・・
結局、6時過ぎに開始した朝食が終わったのは9時前だった。そのまま、朝食で出た食器類を洗ったりしつつ、歯磨きをし、ウンチだなんだと対応する。今日は園は休みなので、子どもたちの相手をしつつ、その後も時間は過ぎていく。
そして、11時頃、子どもたちの昼食の用意に取りかかり、11時半頃、昼食開始。食事を食べさせ、牛乳を温め、洗い物をし、トイレの対応をし・・・。
13時半。今日は用事で14時には家を出なければならず、そろそろ用意をと思っていたら、夫が起きた。そして言う。
「よく寝た。元気になったわ。」
●なんだかモヤモヤする私
言葉が出ない。本来なら「よかったね」とでも言うべきところだろうが、内心は「何それ?」という感じだ。
私が、風邪のとき、私は寝ていられるのか?
否、だ。
例え自分に熱があっても、食事を作り、食べさせ、歯を磨き、洗い物をする。オムツも換えて、入浴もさせる。夫が私に代わって、子どもたちの世話をしてくれるわけでは決してない。
なぜ、体調不良の際、夫の場合は寝ていられるのか?
睡眠不足についても同様だ。私も毎晩熟睡などしていない。子どもたちに蹴られたり、頭突きされたりする他、まそらが頻繁に頭を床に打ち付けるので、下の階に響かないよう、止めなければならない。
さらに、
「おしっこ、もれた。オムツ換えて。」
「(お気に入りの)毛布がなーい。探して。」
などと言われ、朝まで熟睡するなんて夢のまた夢だ。眠いのは私も同じなのに、どうして夫は子どもの世話をろくにせず、ウトウトしていられるのか?どうして、早く寝ないのか?どうして、睡眠障害を病院で診てもらわないのか?
疲れていたり、体調不良だったりする相手を責め立てるのは、思いやりや配慮に欠ける行為かもしれない。しかし、「私だったら、休めないのに・・・」と思うと、「なぜ?」とモヤモヤした気持ちになるのだ。
夫は、毎日きちんと働き、収入を得ている。そのおかげで、私も子どもたちも生活できているわけなので、感謝こそすれ、不平不満を言うなどもっての外なのかもしれない。
だけど、休日。私だって、休めるものなら、たまには休みたいのですけれど・・・。
365日24時間戦えますか?戦えませんけど・・・。
そんなことを思った1日だった。