寒くなってくると「あれ」が食べたい 「粕汁」を作る

このところ、スーパーに行くたびに、気になって仕方がないものがあった。それは「酒粕」だ。子どもの頃から「甘酒」が大好きだった私は、「粕汁」が大好きな大人に成長したのだった。

 

夫は帰宅が深夜になる見込み。献立に悩みながらも、この冬初の「粕汁」を作ることに決める。ただし、問題がある。夫は「粕汁」がキライなのだ。

 

なので、夫には、夫の好きな「ミネストローネ」を用意することにした。他に、「カレイの煮付け」と、「炊き込みご飯」と・・・。うーん、もう一品ほしいな~。サバ缶と白菜でも煮ようかな~・・・、魚ばっかりだな~、と思っていると電話がなった。出ると、天の声が聞こえた。


「コロッケいる?」
いります、いります、いるに決まっております。
こういうのを天の救いと言うに違いない。

 

揚げたての、熱々サクサクなコロッケを、すぐに子どもたちといただく。絶品だ。私は基本的に揚げ物をしないので、腕前にただただ感心するばかりだ。子どもと「おいしい」を連発する。
母が「お料理上手な人は、周りを幸せにする」と言っていたが、意義なし!「幸せ」だ~。

 

夕食の品数が少ない問題も解決をみたので、心置きなく「粕汁」を作る。「酒粕」の袋にレシピは載っていたが、ありあわせのもので適当に作る。
とは言え、もちろん「酒(さけ)粕」だけに「鮭(さけ)」ははずせない。安くでアラを買ってきておいた。他に、大根と白菜、シイタケ、油揚げを入れる。

 

味付けはやっぱり「白味噌」でしょう、と思うが、あいにく我が家には常備されていない。従って、普通の味噌で味付けをする。「酒粕」の袋のレシピでは「塩と醤油で味を調える・・・」と書かれているが、私にはピンとこない。

 

最初の1杯目は普通にいただく。2杯目は七味唐辛子を振っていただく。

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どちらも「おいし~い♪」。そして、とっても、あったまる~♪
幸せだなあ~。
ほわ~んとするのは、断じてウィスキーのせいなどではない。このおいしすぎる「粕汁」のせいに決まっているのだ。

 

今日もお疲れ様~。誰も労ってはくれないが、母は今日もよく頑張りましたヨ。