命の大切さを子どもに伝えるのは難しい 虫嫌いの人はご注意ください

先日、チンゲン菜の葉にアオムシが家を作っていた。子ども(3歳)が興味を持つのではないかと思い、葉を捨てずにとっておいた。案の定、子どもたちは目ざとく「何?何?」と見に来る。「アオムシだよ」と見せてやる。

 

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私にも油断があった。一瞬のことで、双子弟、まそらが手を伸ばし、アオムシを指で押しつぶしてしまった。もちろん、彼に悪気はない。単なる好奇心で触ってみたのだろう。でも、驚いたように、きゅうっと縮んで動かなくなったアオムシに、私は心が痛んだ。

 

まそらに、

「そんなことをしては駄目。アオムシさん死んじゃった。まそらに押しつぶされて痛かったと思う。アオムシさんは生きていれば、蝶になれたのに、まそらが駄目にしてしまったんだよ。生き物は大切に。命を簡単に奪っては駄目。」

と言うも、彼にはおそらく理解できない。ただ、何か悪いことをしたらしいということは認識したようだ。

 

さて、ここで悩ましい問題が生じる。例えば、部屋に蚊がいたとして、どうすればよいのか?「命は大切に」と教えておいて、蚊をパーンっと手で叩いてよいのか?「蚊は血を吸うからね。後で痒くなるし、病気も媒介するからね。」なんて説明すればよいのだろうか。

大切にされるべき「命」と、そうでない「命」がある。。。誰しも適当な所で折り合いをつけているであろうこの問題。今更ながらに、その矛盾した「命の大切さ」に困ってしまう。

その日、私はとても暗鬱な気持ちで、チンゲン菜の葉を処理したのだった。

 

 

today's three-year-old twin♪
今日は、子どもたちの冬服を買いに出かけた。子どもとの外出は疲れる。親の関心がない売り場にも、あちこち行きたがり、うろちょろする。結果、ゆっくり商品を見ることができない。その上、ひとりで買い物するより、何倍も時間がかかってしまう。

子どもたちは、好きに行動することを制限されると、とたんにどこでもぐずり出し、ギャーギャーわめく。それが双子なので、ふたり分。そして、いつも、どっと疲れる。。。

子どもとの外出は嫌だ、、、と毎回思うのだが、結局、それでもやっぱり子どもと出かけてしまう。なぜなのか、我ながら疑問でしかない。