発達障害の双子(3歳)のための、療育的?手作りおもちゃ

我が家には、発達障害3歳の双子がいる。双子弟、まそらは驚異的に不器用で、未だにスプーンが上手に使えない。双子兄、まひろも、まそらほどではないが、同年代の子どもほどには、手指が使えない。

 

療育で使うおもちゃ(教材?)の中には、自分でも作れそう・・・と思えるものがいくつかある。それから、相良 敦子氏の『お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』にも、「手作り教材」が多数紹介されている。そうしたものを参考にして、自作できそうなおもちゃ(教材?)をいくつか作成してみた。中には、「作成した」とは言えないものもあるが、そこは大目に見てほしい。ちなみに、モンテッソーリ教育の教具は目玉が飛び出るほど高額だ。とても買えない。自作する際は、100円ショップを活用した。

 

☆手作りおもちゃ(教材?)

●スナップボタンをつないでいく

このおもちゃは、『お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』に記載されていた。子どもの手指がもう少し器用なら、スナップではなく、普通のボタンで作るとよさそうだ。

100円ショップで、布とスナップボタンを購入。魚の形に切った布を2枚重ねて縫い合わせる(ボタンに耐える強度を持たせるため)。スナップボタンを魚の目に見立てて取り付ける。尻尾の方にも、スナップボタンを取り付ける。

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●つまんで穴から落とす①

療育施設でも時折使用するし、『お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』にも記載されていた。

使い終わった綿棒の容器と、爪楊枝を使う。綿棒の容器のフタに、きりで小さな穴を開ける。爪楊枝は危ないので先端を切り落としておく。

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 ●つまんで穴から落とす②

百円ショップで、貯金箱と、厚みのない、コインサイズの大きめのボタンを買ってくる。それだけ。

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●ひもにビーズを通す

療育施設で時折使用する他、専門病院でのリハビリでも使用することがある。さらに、『お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』にも記載されている。

100円ショップで、靴ひもを購入。片方の端を結んでおく。同じく、100円ショップでビーズの代わりに、ループエンドを購入。それだけ。

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※注意事項

スナップボタンのおもちゃ以外は、遊ばせる際、子どものそばについていないと、どんどん紛失してしまう。爪楊枝も、ボタンも、ループエンドもあっという間にどこかに消え去ってしまうので、要注意だ。

 

 

☆書籍紹介

相良 敦子 『お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』(1994) 文藝春秋

 

today's three-year-old twin

今日は本屋さんに行った。絵本コーナーには、ご丁寧にトミカのミニカーも売られている。双子兄、まひろが「バス」が欲しいといってきかない。最近、少しうんざりするくらいおもちゃを買い与えていたので(夫が)、駄目だときっぱり拒否した。私が絵本を選んでいる間、まひろは「買ってほしい」と、延々、大声で泣き続ける。結果、他のお客さんから「うるさくて、他の客の迷惑になる」とお叱りを受けた。謝るしかない。子どもが生まれてから、どこに行っても謝ってばかりだ。こんなに謝ってばかりの生活は過去にしたことがない。子連れというものは本当に肩身が狭い。

 

双子弟、まそら。今日は本屋さんの前にランチに行った。ビュッフェスタイルのお店で、まそらはうどんが大のお気に入りだ。いつもびっくりするくらい何度もおかわりをする。前払いのそのお店のレシートは、ちょっと変わっていて、客の性別が記載される。今までずっと、まそらは「幼児(小学生未満)」だったのだが、今日初めて「幼児(小学生未満)」になっていた。よかったね、まそら、と思う。雨模様の今日、まそらはどこに行っても、傘をさし、水たまりでバシャバシャして、大層ご満悦だった。

 

夕食が済むと、疲れたのか2人もさっさと寝てしまった。いつも、まひろの寝顔は随分大人びて見える。もっと幼い頃からそうだ。夫が言う。

「キムタクみたいな顔じゃない?」

「えー?ガクトじゃない?」

と私。夫婦でアホな会話をしてしまったのだった・・・。