入院に必要なものと、入院費

我が家の双子たちが2人とも肺炎になり、2人そろって入院したことがある。

何が必要なのか?そして、いくらかかってしまうのか?そして、いったい何日入院するのか?

あれやこれや考えながらも、バタバタの入院となった。

 

●入院に必要なもの

入院に際して必要となるものは、病院の「入院のしおり」などに書いてある。が、細かいものまでは、しかも子どものことまでは書かれていない。実際に必要となったものは下記の通りだ。

 

★子どもに必要なもの

〇パジャマ

〇タオル

〇オムツ

〇お尻拭き

〇ウェットティッシュ(子どもの顔などを拭くのに使用)

〇歯ブラシ

〇コップ(使い捨てのプラコップでもよい)

〇スプーン・フォーク

〇ジュース・お茶

〇常温保存可能な紙パック牛乳(毎朝、200mlの紙パック牛乳が出たが、その時飲めるとは限らないし、1日に400mlの摂取が望ましいため。また、冷蔵の牛乳は冷たすぎると感じるため)

〇ストロー

〇紙パックジュースのホルダー

〇お菓子

〇絵本

 

※病院食

病院で出る食事は、体調不良で食欲のない子どもたちのテンションがあがるようなものは基本的には出ない。

ホウレンソウのソテーとか、小松菜の煮びたしとか、大人でもかたく感じる肉の炒め物とか・・・。

露骨すぎる野菜料理に、野菜嫌いの子どもたちのテンションは下がるばかりだ。入院当初は、不調を極め、何も食べなかった。

医師から言われる。

「食べられるものを持ち込んでもらって構いません。」

何も食べないよりはマシということなのだろう。そこで、お菓子やら、ジュースやら、オレンジやら、パンやらを持ち込むことになる。夫に卵を茹でて持ってきてもらった日もあった。

ちなみに、当然のことながら、親の食事は出ない。子どもが寝た隙に、売店まで買いに走るか、夫にお弁当などを買ってきてもらうかのどちらかだった。

 

※入浴

子どもたちは、24時間点滴生活で、入浴はできなかった。看護師さんが、ホットタオルでの清拭を毎日して下さった。

 

★親に必要なもの

母子手帳

〇子どもの健康保険証

〇印鑑(入院関連書類に押印するのに使用)

〇着替え(病院で入浴することができた)

〇洗面器

〇シャンプー・リンス・ボディーソープ

〇歯ブラシ・歯磨き粉

〇化粧品一式

〇タオル

〇箱ティッシュ

スマホ用充電器

〇時計(今、何時なのか、時計に目線を動かすだけで確認できる)

〇プラコップ(歯ブラシを立てたりするのに使用)

〇割り箸(自分の食事や、買ってきた物を子どもに食べさせるのに使用)

〇レジ袋(着替えやゴミを入れるのに使用)

〇輪ゴム(物をまとめるのに何かと便利だった)

〇ひもつき洗濯ばさみ(ちょっとした物を干すのに使用)

〇お菓子・飲み物(子どもを置いて、病室からそうそう出られないため)

〇ペン・メモ用紙(1日に何度も体温を測り、看護師さんに報告しないといけないが、2人分を覚えられないため使用)

〇イヤホン(テレビを使用するなら必要)

 

★モノではないが必要なもの

家計を別にする、入院費の支払い能力のある保証人

 

★持ち込んではいけないもの

刃物を持ち込むことは許可されない。従って、病室で「リンゴの皮をむいてやる」といったことはできない。

  

 

●入院にかかった費用

我が家の双子たちの入院期間は8日間だ。個室ではなく大部屋。入院費自体は、3歳児は1200なのだが、食費など保険適用外の費用は大人と変わらず発生する。

 

公立病院に入院したうちの子たちにかかった費用は、8日間で1人当り、10,320だった。そのうち、食費が10,120だ。

 

 

today's three-year-old twin

昨日、双子兄、まひろが嘔吐した。熱もあった。4回吐いたところで、救急を受診した。今朝も、少し食べて、戻す。かかりつけの病院に行くと、点滴を2本打つことになった。

帰宅すると、すっかり調子がよくなったまひろは、変な自作の歌を歌う。

「ウェが出る、ゲップ~♪」

双子弟、まそらも歌う。

「お尻、お尻、お尻~♪」

何なんだ、君たちは?

結局、まひろはご飯を食べながら寝てしまった。明日も受診するよう医師から指示が出ている。明日も点滴かな・・・。